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医療学部/リハビリテーション心理学専攻

取得学位
学士(リハビリテーション学)
取得資格
・産業カウンセラー資格試験受験資格※1・認定心理士
・社会福祉主事任用資格※1・医療事務※2・介護職員初任者研修※2
※1.これらの資格を取得するためには指定科目の履修が必要です。
※2.希望者が夏休みを利用して学内で取得できる資格です。(受講費用が別途かかります)

リハビリテーション心理学とは

リハビリテーションには「魂の尊厳の回復」という意味があります。人間の「からだ」だけではなく「こころ」を支える働きかけの実践こそ「リハビリテーション心理学」といえます。
サイコセラピー(心理療法)をはじめ、各種のアートセラピー(芸術療法)、アニマルセラピー(動物介在療法)などにより、疾病からの回復や自分らしい生活の実現をサポートします。

公認心理師(国家資格)の誕生

2015年秋、心理学を用いた対人援助職としての国家資格が誕生しました。公認心理師は、「学部4年」+「大学院2年」の心理学教育を基本として、国家試験を受けることが代表的なコースとなります。リハビリテーション心理学専攻は、公認心理師養成の学部(大学)教育を担うために国への申請を終えました。あわせて、新潟リハビリテーション大学大学院において公認心理師養成教育を連続的に行えるように準備中です。リハビリテーション心理学専攻は、この資格取得への第一歩です。

心理学をもちいた援助の対象領域

心療内科、精神神経科領域、児童・高齢者福祉領域、学校(スクールカウンセラー)領域
子育て支援領域、被害者支援領域、更生・矯生領域、産業領域など

学びの特色

1.「こころ」と「からだ」のつながりを重視します。
「こころ」は「からだ」とつながっており、「からだ」を通して「こころ」を知ることも重要です。公認心理師のカリキュラムに「人体の構造と機能及び疾病」が入っていることからもその重要性は明らかです。本学では医療学部という利点を活かし、解剖学、生理学、内科学、小児科学といった医学的知識も学ぶことができます。
2.定員15名を活かした双方向対話型授業により、心理学の専門知識がより深く学べます。
心理学実験演習、心理療法序説など心理学の専門科目は主にリハビリテーション心理学専攻の学生が受講するので、15名程度の少人数の授業となります。分からない部分を遠慮なく質問することができ、より深い内容まで学べます。対人援助職に重要なことは人と人とのつながりであり、授業の中でそれを体現しています。
3.資格取得を視野に入れた104時間にもおよぶ心理面接演習を選択で受講することができます。
本学は日本産業カウンセラー協会と提携しており、産業カウンセラー受験資格を取得するために必要な104時間の心理面接演習を行います。カウンセラーとしての基本姿勢や面接技術を身につけるだけでなく、それが単位となり、資格取得につながります。この経験は社会で活躍するための対人関係全般にも活かされます。
4.音楽療法、アート・セラピー、アニマルセラピーなどの特色ある技法も学べます。
カウンセリング、サイコセラピー(心理療法)と言われると、1対1で会話をするというイメージが強いかもしれません。しかし、音楽、芸術、動物、化粧などを利用したセラピーも存在し、世界各地で使われています。このような特色ある技法も学ぶことで、対人援助に対する視野をより広げていくことができます。

学生生活4年間の流れ

1年次

幅広い教養を身につける
1年次では、社会人としての基礎力を養うために、専門以外の科目も学習し、幅広い知識を身に付けます。
主なカリキュラム
教養分野の学習(心理学概論、情報処理技法、英語など)
専門基礎分野の学習(臨床心理学概論、発達心理学など)
専門分野の学習(心理学統計法、人体の構造と機能及び疾病など)
PICK UP
・心理学概論
非常に複雑で精巧な、しかし目に見えない人の心。この科目では心の内容とはたらきを体系的に学びます。自身や相手の心の動きに気づくことは、幸せに生きるための一歩となります。

2年次・3年次

心理学の専門知識を学ぶ
定員15名を活かした少人数教育
教員と学生とのつながりを重視した授業を展開しているため、より深い内容まで学ぶことができます。
主なカリキュラム
基礎心理学関連(心理学実験演習、社会心理学、人格心理学など)
応用心理学関連(健康心理学、家族心理学、教育心理学など)
サイコセラピー(心理療法)関連(心理療法序説、スクールカウンセリング序説など)
各種セラピー関連(芸術・音楽・化粧・動物などをもちいた介入技法)
産業カウンセラー資格取得関連科目(傾聴、面接実習など)
PICK UP
・芸術療法
「音楽療法」「アートセラピー」「ダンス・ムーブメントセラピー」などの芸術療法を体験し、その理論を学びます。自己表現を通して自分と他者をより深く理解し、対人援助者としてのあり方やクライエントとのかかわり方を考察していきます。
・「産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会認定)」心理面接演習
在学中からこの資格受験が可能となるために、「傾聴」を基礎とする面接技法の実習を行います。傾聴は面接におけるもっとも重要な面接者の態度です。心の支援には不可欠であり、対人関係全般でも活かされます。

4年次

目指す進路に合わせて科目履修
■就職
取得可能な「産業カウンセラー資格」「認定心理士資格」を活かして、様々な職種にチャレンジできます。
■大学院
さらなる学びの深化と公認心理師受験資格の道へ
新潟リハビリテーション大学大学院では、公認心理師養成の大学院教育を担えるよう準備を進めています。
  • 1年次
  • 2年次・3年次
  • 4年次

スペシャリストを育成する2つのプログラム

1.心理実践プログラム
心理学の知識を業界の枠を超え多彩な領域で実践し、社会へ貢献できる人材を育成します。「認定心理士」や「産業カウンセラー」の資格取得が可能です。
2.大学院進学プログラム
大学院での「公認心理師」の資格取得を目指し、その基礎を学部で履修していきます。将来、医療、保健、福祉、教育、労働等の領域における心理専門職としての活躍できる人材を育成します。

在学生の声

人の心について

リハビリテーション心理学専攻 1年
新潟県 新発田南高等学校 豊浦分校出身
鈴木 菜月

「人の心とは何だろう」と考えたことはありますか?心はその人自身にしか分からない、とても難しいものだと思います。相手の気持ちは100%は分かりません。しかし、「分かろうと努力する」ことはできます。私は幼い頃の経験から「人の心を理解できる人になりたい」と思い、本学を選びました。自分自身がそうだったように、ほんの少しでもいいから気持ちを理解してもらえると楽になります。たとえ分からなくても理解しようとする姿勢はとても大事だと思います。だから私は今、ストレス社会と言われている中で、悩みを抱えている方の心が少しでも軽くなるよう手助けができるカウンセラーを目指し、頑張りたいです。

魅力ある環境で学ぶ

リハビリテーション心理学専攻 2年
新潟県 加茂高等学校出身
迚野 銀太朗

「心理学」という言葉は、知っていても、実際はどんなことをするのか分からず、知ってみたいと思うようになりました。新潟リハビリテーション大学では、さまざまな心理学を学ぶと共に、医療関係の知識も学ぶことができると知り、この大学を選びました。本学の魅力は、多くの医療関係の知識を学べること以外にも、学生と先生方との距離が近いこと、専攻の壁を越えて交友関係を持つことができること、アットホームな雰囲気の中で気楽に学べることなど、まだまだ魅力があります。このような環境の中で、親しみやすく、相談しやすい公認心理師を目指して日々勉強に励んでいます。