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医療学部/理学療法学専攻

取得学位
学士(リハビリテーション学)
取得資格
理学療法士国家試験受験資格
認定心理士※2・医療事務※1・介護職員初任者研修※1・社会福祉主事任用資格※2
※1希望者が夏休みを利用して学内で取得できる資格です。(受講費用が別途かかります)
※2これらの資格を取得するには指定科目の履修が必要です。

理学療法士とは

運動療法・物理療法等をとおして身体機能への治療と
日常生活活動の能力を促進・適応させる医学的リハビリテーションの専門職です。

理学療法とは

リハビリテーション医療における「治療」の一つに位置づけられ、病気・けが・寝たきりなどによって身体が不自由になった方々に対して、心と身体の両面から機能回復を図ることを目的としています。患者様の麻痺の程度、関節の動きや痛みなどの状態を綿密に評価し、身体機能面・心理面・生活面において最大限の能力を発揮して社会復帰が可能になるよう適切な治療方法・目標を考え、運動療法や物理療法などの様々な理学療法技術を組み合わせて行います。

理学療法の構成

○対象年齢…乳幼児から高齢者まで。 ○対象病期…急性期から終末期まで。
整形分野(骨折・リウマチなど)、スポーツリハビリテーション、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)
小児(脳性麻痺など)、呼吸・循環障害 など

学びの特色

1.疾病予防から健康増進まで、地域で活躍できる理学療法士を育成します。
理学療法士の業務は、これまでの病院における医療中心の業務から、地域における理学療法に拡大してきています。特に、病気や障害を作らないための「疾病予防」や「健康増進」が重要となり、そうした社会のニーズに対応するため、カリキュラムでは予防理学療法や健康増進といった内容を学ぶよう設定してあります。
2.1年次から4年次まで、幅広い知識とより実践的な技術修得に向けた科目を強化します。
理学療法士に必要な、解剖学や生理学、運動学といった科目を基礎として、小児から高齢者までの幅広い年齢層、また様々な疾病や障害に対応できるよう、1年時から4年次まで段階づけて学んでいきます。各授業ではより実践的な内容を多くし、卒業後は即戦力として働けるよう科目を強化しています。
3.学外実習の機会を多くし、即戦力として必要な「問題解決能力」を育成します。
学外実習では、学内で学んだ知識や技術を実践する場でもあります。そこでは臨床で必要な「問題解決能力」を学ぶことができます。そのため、本学では学外実習の機会を多くし、問題解決能力を養うための基礎を、実践を通して学ぶようにしています。
4.実習前教育の一環として、「客観的臨床能力試験(OSCE:オスキー)」の導入により、学内教育を強化しています。
実習では、初めて患者さんを前にして戸惑うことも多くあり、学内で学んだ知識や技術を直ぐに発揮することが難しいものです。そのため本学では模擬患者さんを用意し、実習で経験する内容を実習前に学内で学び、より実践的な試験を行います(OSCEといいます)。実習に行っても直ぐに本来の能力が発揮できるような場を作っています。
5.1年次からのゼミ活動の強化により、ひとりひとりに合わせた指導を行ないます。
本学では少人数制によるゼミ活動を、1年次から行うようにしています。高校とは違い、大学での勉強方法は戸惑うものです。入学後から、一人ひとりに合わせた指導を行い、卒業するまできめ細やかな対応をするよう心掛けています。またゼミ活動は、学年を超えて行う場合もあります。様々な活動を通して、学生間や教員との交流を図っています。

学生生活4年間の流れ

1年次

幅広い教養を身につける
1年次では、社会人としての応用力を養うために、専門以外の科目も学習し、幅広い知識を身に付けます。また「基礎医学」「理学療法」の基礎的科目もスタートします。
主なカリキュラム
教養分野の学習(英語、医生物科学、心理学概論など)
専門基礎分野の学習(解剖学、生理学など)
見学実習(医療施設、老人保健施設など)
見学実習
医療機関や福祉施設で働くリハビリテーションスタッフの職場環境を見学し、リハビリテーションを必要とされている方への関わり方を学ぶとともに、理学療法士のイメージを創ることを目的とします。

2年次

医療の基礎を学ぶ
2年次で行う科目は、基礎医学科目が主体となります。
「解剖学実習」「生理学実習」など医療従事者として重要な科目を学びます。
主なカリキュラム(H30年度に特色を生かした変更の予定あり)
専門基礎分野の学習(内科学、整形外科学など)
専門分野の学習(日常生活活動学、物理療法学など)
基礎実習(医療施設、老人保健施設など)
基礎実習
3年次で行う臨床評価実習の前段階として、理学療法士が行う評価と治療を臨床の場で実践しながら学ぶことで、次の臨床評価実習につなげていきます。

3年次

専門知識を修得する
3年次には、理学療法の専門的な科目が次々と開講します。
患者様に行う評価学から治療技術まで、理想の“理学療法士”を目指して高度な知識を身に付けます。
主なカリキュラム(H30年度に特色を生かした変更の予定あり)
専門分野の学習(運動器疾患理学療法学など)
臨床評価実習
臨床評価実習
臨床実習指導者の下で実習を行います。症例に即した評価方法を選択・実施することで問題点を抽出し、患者様の障害像とニーズを適切に把握することを目的とします。

4年次

実践力・応用力を高める
1年次から3年次までに積み重ねてきた、知識と技術を総括し、臨床現場で活躍できる能力を身に付けます。加えて、卒業研究を通じて、研究手法や論文作成方法を学びます。さらに、国家試験受験準備を行います。
主なカリキュラム
臨床総合実習
卒業研究
国家試験対策
臨床総合実習
実習指導者の下で、適切な治療計画の立案と実施、および治療経過の検討を中心に総合的な臨床を経験します。これらを通じて、一貫しながらも柔軟な対応ができる専門職としての観点や役割、行動、社会性を具体的に学びます。
  • 1年次
  • 2年次
  • 3年次
  • 4年次

スペシャリストを育成する3つのプログラム

1.臨床理学療法士育成プログラム
理学療法士の国家試験受験資格を得るためのプログラムです。理学療法士に必要な知識や技術の他、実習時間を多くし、臨床現場で即戦力として働くためのプログラムです。
2.健康運動科学プログラム
理学療法士の国家試験受験資格が得られる他、所定の単位を取得することで、健康づくりを目的とした健康運動実践指導士の受験資格が得られるプログラムです。
3.大学院進学プログラム
理学療法士の国家試験受験資格が得られる他、将来において研究や海外をフィールドに仕事をしたい人のために、大学院進学を視野に入れたプログラムです。

在学生の声

地域で貢献できる理学療法士に

理学療法学専攻 2年
新潟県立長岡農業高校出身
高木 直也

私がこの大学を選んだきっかけは、若者と高齢者が共に生活することができる地域包括連携を通して、地域社会の安定化を目指していることに興味を持ったからです。入学してからは、この自然豊かな場所で知識や技術だけでなく、人間的にも成長を図れるよう日々努力しています。将来は患者様に寄り添い、身体の治療だけでなく患者様の心の支えとなり、理学療法士として地域医療の一翼を担えるよう勉学に励んでいきたいです。

人に寄り添える理学療法士になるために

理学療法学専攻2年
山形県立鶴岡中央高等学校出身
冨樫 理紗

私がこの大学を選んだ理由は、少人数教育を取り入れており、学生と先生の距離が近く学びやすい環境だと感じたからです。将来は、高齢者の身体機能の維持と低下の予防に取り組み、自立した生活を支えていきたいです。そして、患者様の心身ともに寄り添える理学療法士を目指していきたいと思います。目標を実現するために、日々の学習に力を入れ理学療法士に求められる知識や技術、豊かな人間性を身につけていけるよう努力していきます。