教員紹介
姜 静愛(カン チョンエ)
職位 助教
学位・資格 修士(学術),公認心理師,臨床心理士
所属(学部) 医療学部リハビリテーション学科 心理学専攻(RP)
学生へのメッセージ 心とはなにか?みなさんは一言で説明できるでしょうか?実は,心理学の中でも心についていろいろな立場があり,いずれの立場から見る心もとても納得感のあるものです。また,健康とはなにか?に関しても,みなさんは一言で説明できるでしょうか?もしかしたら健康についても,一言で説明することは難しいかもしれません。WHO(世界保健機構)は1946年に健康を,“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”と定義しています。これは,身体・心理・社会的なwell-being(幸福感)が達成された状態こそが健康であり,病気・症状がないことが健康だということではないという意味です。私たち心理職は,病気や怪我といった状態に直接介入することはできません。しかし,私たち心理職は目の前に居るあらゆる人の健康には働きかけることができます。学生生活の中で,心理学に触れよりよく生きる一助にしてくだされば幸いです。
担当科目[学部] 認知行動療法,心理学実験Ⅲ,心理学実験Ⅳ,心理的アセスメントⅠ,心理的アセスメントⅡ,心理的支援法Ⅰ,心理的支援法Ⅱ,動作法
担当科目[大学院] 質的研究法特論,子ども・母性とリハビリテーションⅠ,子ども・母性とリハビリテーションⅡ

プロフィール

学位の取得年 2019年
最終学歴 新潟大学大学院 現代社会文化研究科 現代文化専攻
所属学協会等 日本認知・行動療法学会,日本認知療法,認知行動療法学会,日本めまい平衡学会,日本女性心身医学会
研究者情報 https://researchmap.jp/bana7fish

研究業績等

研究専門領域

異常心理学,臨床心理学,健康・医療心理学

研究課題

慢性めまい,慢性耳鳴,機能性身体疾患,病気認知

著書

⑴代替行動の臨床実践ガイド : 「ついやってしまう」「やめられない」の「やり方」を変えるカウンセリング,第13章:共著,北大路書房,2022 
⑵不安症および関連障害面接マニュアル(ADIS-5):DSM-5に準拠した構造化面接,共著:翻訳箇所(病気不安症,身体症状症,アルコール使用障害,物質使用障害),北大路書房,2022

社会的活動

(1)株式会社テレビ新潟放送網発行医療系フリーマガジン HIROBA vol.63 2022年秋号”知っておきたい!耳・鼻・喉の病気(27)めまいと耳鳴の認知行動療法”寄稿 
(2)持続性知覚性姿勢誘発目眩に対する認知行動療法アプリの開発 https://www.susmed.co.jp/news/post/6877/

研究論文

(1)姜静愛・田中恒彦・八木千裕・堀井新:持続性知覚性姿勢誘発めまい患者2例に対する認知行動療法の実践 Equilibrium Research 82(1) 2023

(2)姜静愛・田中恒彦・八木千裕・堀井:新慢性めまいの治療戦略としての認知行動療法(査読付)EQUILIBRIUM RESEARCH 83(4) 229-234 2024

 

 

講演他

(1)慢性・身体疾患患者に対する認知行動療法  畑琴音, 姜静愛, 藤本志乃, 齋藤順一, 岩佐和典 日本認知・行動療法学会 第48回大会 2022年10月 など
(2)プライマリ・ケアでの誰一人取り残さない心理(精神)療法:最新のエビデンスと活用のための Tips 第15回プライマリ・ケア連合学術大会 オンデマンドシンポジウム
(3)学術界におけるハラスメント対策の現状と課題を考える 日本心理学会第88回大会
(4)慢性耳鳴りに対するCBT 日本認知・行動療法学会第50回記念大会

デジタルパンフレット
学校法人 北都健勝学園
新潟リハビリテーション大学
0254-56-8292

受付時間(平日)9:00~17:00