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伊藤 渉(いとう わたる) | |
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職位 | 理学療法学専攻長・講師 |
学位・資格 | 博士(体育学)、理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー |
所属(学部) | 医療学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻(PT) |
学生へのメッセージ | 私の夢は「新潟のすべてのひとに科学的で、効果的な理学療法を届けること」です。 一緒に科学的で、効果的な理学療法を探求していきましょう。 |
担当科目[学部] | スポーツ理学療法学、整形外科学、臨床運動学、動作解析学実習、スポーツ実践 |
担当科目[大学院] | 運動機能障害特論 |
プロフィール
学位の取得年 | 2016 |
最終学歴 | 鹿屋体育大学 |
所属学協会等 | 日本スポーツ理学療法学会、日本アスレティックトレーニング学会、日本体力医学会、日本臨床スポーツ医学会、European College of Sport Science |
研究業績等
研究専門領域
スポーツ科学
研究紹介
スポーツ選手のけがを防ぐための研究を進めています。
①どのようなけがが発生するのか
②どのようにしてけがが起きるのか
③どうやってけがを防ぐのか
についてスポーツ選手への理学療法、アスレティックトレーニングを通して探究していきます。
研究課題
「切り返し」によるACL損傷の評価アルゴリズムの開発(科研費採択課題)
受賞歴
1. 第 8 回日本スポーツ理学療法学会学術大会奨励賞, 2021 年 12 月 12 日(共同演者)
2. 感謝状 ラグビーワールドカップ 2019 日本大会, 2019 年 11 月 3 日
3. 新潟医療福祉学会奨励賞, 2017.10.28
4. スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会奨励賞, 2017.3.12
著書
1. 伊藤渉: 公益社団法人 日本理学療法士協会 (監修) 理学療法ガイドライン. 第 2 版. 2021.医学書院.(分担執筆)
2. 伊藤渉: 2 スポーツ選手のためのパフォーマンステストとは, 6 脳振盪後の復帰のための テスト. スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会編. パフォーマンステスト とは何であるのか. 2021. ブックハウス・エイチディ. (分担執筆)
3. 伊藤渉, 小林 匠. 軟部組織損傷・障害の病態とリハビリテーション−組織特性に基づ くアプローチ法の構築. 1 版. 東京:メジカルビュー社; 2020: 455-469. (分担執筆)
4. 伊藤渉: 片寄正樹,小林寛和,松田直樹 編集.III.検査評価総論. 6.フィールドテスト. 2)ラグビー. 1 版.文光堂;2017:189−195.(分担執筆)
5. 伊藤渉: 膝前十字靭帯(ACL)損傷の発生メカニズムと予防エクササイズ. ⻄薗秀嗣, 加 賀谷善教(編集) ケガをさせないエクササイズの科学―トレーニングから運動療法まで. 2015 年 3 月. 大修館. (分担執筆)
6. 伊藤渉: 骨軟骨病変(脛骨大腿関節). 福林徹, 金岡恒治, 蒲田和芳(監修) Sports Physical Therapy Seminar Series (10) 膝関節疾患のリハビリテーションの科学的基礎 (仮題) . 2015 年 3 月. ナップ. (分担執筆)
7. 伊藤渉: 骨盤輪の解剖・運動学. 福林徹, 蒲田和芳(監修) Sports Physical Therapy Seminar Series (8)骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患治療の科学的基礎. P3-12, 2013. ナップ. (分担執筆)
8. 川崎渉(旧姓): OKC トレーニングの安全性と実施時期. 福林徹, 蒲田和芳(監修) Sports Physical Therapy Seminar Series (6) ACL 再建術前後のリハビリテ−ションの科 学. P143-150, 2011 . ナップ. (分担執筆)
9. 川崎渉(旧姓): 肘関節脱臼の疫学および受傷機転. 福林徹, 蒲田和芳(監修) Sports Physical Therapy Seminar Series (5) スポーツにおける肘関節疾患のメカニズムとリハ ビリテーション. P91-98, 2011. ナップ. (分担執筆)
研究論文
1. Satoru Nishida, Wataru Ito, Taisuke Ohishi, Riku Yoshida, Shigeru Sato, Masatoshi Nakamura. The effect of ankle position on peak eccentric force during the Nordic hamstring exercise. Journal of Sports Science and Medicine. (In press)
2. 伊藤渉,江玉睦明,菊元孝則,中村絵美,平林怜,金子史弥,大森豪.大学生女 性サッカー選手における ACL 再建術後の drop vertical jump の膝外反変位量についての検討 対側再損傷例との比較. スポーツ傷害. 2019;24:7-9.
3. 竹田典広,伊藤渉,三富咲恵,菊地冴子,金子未来,江玉睦明,山本智章,谷藤 理, 望月 友晴, 大森 豪. スポーツ選手における ACL 再建術後の ACL-RSI と膝関節機 能との関連. スポーツ傷害. 2019;24:13-5.
4. Takahashi S., Nagano Y., Ito W., Kido Y., Okuwaki T. A retrospective study of mechanisms of anterior cruciate ligament injuries in high school basketball, handball, judo, soccer, and volleyball. Medicine (Baltimore). 2019;98(26):e16030.
5. Nakamura M., Ohya S., Aoki T., Suzuki D., Hirabayashi R., Kikumoto T., Nakamura E., Ito W., Takabayashi T., Edama M. Differences in muscle attachment proportion within the most common location of medial tibial stress syndrome in vivo. Orthop Traumatol Surg Res. 2019;105(7):1419-22.
6. Nakamura Emi, Edama Mutsuaki, Kikumoto Takanori, Ito Wataru, Hirabayashi Ryo, Yamamoto Noriaki, Kubo Masayoshi. Impact of physical functions on location of arm pain in youth baseball players. The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine. 2019;8(4):159-64.
7. Kikumoto T., Akatsuka K., Nakamura E., Ito W., Hirabayashi R., Edama M. Quantitative evaluation method for clarifying ankle plantar flexion angles using anterior drawer and inversion stress tests: a cross-sectional study. J Foot Ankle Res. 2019;12:27.
8. Edama M, Takabayashi T, Inai T, Kikumoto T, Ito W, Nakamura E, Hirabayashi R, Ikezu M, Kaneko F, Kageyama I. Differences in the strain applied to Achilles tendon fibers when the subtalar joint is overpronated: A simulation study. Surgical and Radiologic1 Anatomy (JCR). 2019; 41(5):595-599.
9. Edama M, Takabayashi T, Inai T, Kikumoto T, Ito W, Nakamura E, Hirabayashi R, Ikezu
M, Kaneko F, Kageyama I. The relationships between the quadratus plantae and the flexor digitorum longus and the flexor hallucis longus. Surgical and Radiologic Anatomy (JCR). 2019; 41(6):689-692.
10. Hirabayashi R, Edama M, Kojima S, Nakamura M, Ito W, Nakamura E, Kikumoto T, Onishi H. Effects of Reciprocal Ia Inhibition on Contraction Intensity of Co-contraction. Front Hum Neurosc (JCR). 2019; 11: 527.
11.HirabayashiR,EdamaM,KojimaS,ItoW,NakamuraE,KikumotoT,OnishiH.Spinal Reciprocal Inhibition in the Co-contraction of the Lower Leg Depends on Muscle Activity Ratio. Exp Brain Res (JCR). 2019; 237: 1469-1478.
12.EdamaM,KageyamaI,KikumotoT,TakabayashiT,ItoW,NakamuraE,HirabayashiR, Inai T, Ikezu M, Kaneko F, Kumazaki A, Inaba H, Omori G. Morphological characteristics of the lateral talocalcaneal ligament: A large-scale anatomical study. Surgical and Radiologic Anatomy (JCR). 2018; 41: 25-28.
13.EdamaM,TakabayashiT,InaiT,KikumotoT,ItoW,NakamuraE,HirabayashiR,Ikezu M, Kaneko F, Kageyama I. The effect of differences in the number of fiber bundles of the anterior tibial ligament on ankle braking function: A simulation study. Surgical and Radiologic Anatomy (JCR). 2018; 41: 69-73.
14. Edama M, Kageyama I, Kikumoto T, Nakamura M, Ito W, Nakamura E, Hirabayashi R, Takabayashi T, Inai T, Onishi H. The effects on calcaneofibular ligament function of differences in the angle of the calcaneofibular ligament with respect to the long axis of the fibula: a simulation study. Journal of Foot and Ankle Research. 2018; 10: 60.
15. EdamaM,KageyamaI,KikumotoT,NakamuraM,ItoW,NakamuraE,HirabayashiR, Takabayashi T, Inai T, Onishi H. Morphological features of the anterior talofibular ligament by the number of fiber bundles. Annals of Anatomy, 2018; 216: 69-74.
16.OhyaS,NakamuraM,AokiT,SuzukiD,KikumotoT,NakamuraE,ItoW,Hirabayashi R, Takabayashi T, Edama M. The effect of a running task on muscle shear elastic modulus of posterior lower leg. Journal of Foot and Ankle Research. 2017; 12(10): 56.
17. Edama M, Kageyama I, Nakamura M, Kikumoto T, Nakamura E, Ito W, Takabayashi T, Inai T, Onishi H. Anatomical study of the inferior patellar pole and patellar tendon. Scand J Med Sci Sports. 2017 Dec;27(12):1681-1687.
18. 伊藤渉, 加賀谷善教, 川原貴: 片脚ホップ動作の方向による膝外反角度の違い. 日本臨 床スポーツ医学会誌, 24: 29-35, 2016.
19. 伊藤渉, 高橋佐江子, 奥脇透, 川原貴: 男子高校生ラグビー選手における膝前十字靭帯 損傷の受傷機転に関する大規模調査. 日本臨床スポーツ医学会誌, 23: 467-471, 2015.2
20. 加賀谷善教, 川崎渉(旧姓), 藤井康成, ⻄薗秀嗣: 二次元画像で算出した Knee in distance および Hip out distance の妥当性 片脚着地動作における三次元動作解析との 比較から. 体力科学, 59: 407-414, 2010.
21. 川崎渉(旧姓), 加賀谷善教, 関屋昇: 片脚着地における膝外反と股関節外転筋筋活動の 関係. Journal of Athletic Rehabilitation, 7: 23-28, 2010 (査読有)
講演他
1. 川村 拓実,伊藤 渉,江玉 睦明. タックル姿勢における頭部の位置が肩関節外旋角度 に及ぼす影響. 第 8 回日本スポーツ理学療法学会, オンライン, 2021.12
2. ⻄村 明人,伊藤 渉,高林 知也,菊元 孝則,久保 雅義. ローイング動作における漕 距離が腰部の姿勢と腰部伸展筋筋活動に与える影響について. 第 8 回日本スポーツ理 学療法学会, オンライン, 2021.12
3. 平田 萌々花,伊藤 渉,菊元 孝則,高林 知也,堀田 一樹,久保 雅義. 大学生女性ア スリートにおける慢性足関節不安定症を有する者と coper の カッティング動作中の運 動学的特徴の違い. 第 8 回日本スポーツ理学療法学会, オンライン, 2021.12
4. 伊藤渉: 新潟でのサッカー傷害予防に向けた取り組み. 北信越サッカー医科学セミナ ー2020 in 新潟, 新潟, 2 月, 2020(招待講演)
5. 伊藤渉,川村拓実,江玉睦明,大森豪. タックルにおけるheaddownが肩関節および肩4甲骨の運動にあたえる影響. 第 25 回スポーツ傷害フォーラム, 大阪府,2020.1.23.
6. 松井瑠美、伊藤渉、川村拓実、渡辺稜甫、大森豪、江玉睦明. 女性サッカー選手におけ る慢性足関節不安定症と coper の片脚着地動作中の COP の違い. 第 30 回日本臨床スポーツ医学会学術集会 (横浜市), 2019.11.16-17.
7. 速水貴啓,伊藤渉,金子史弥,佐藤正裕,間瀬泰克. インサイドステップとインステップキックにおける腰椎分離症のリスクとなる腰部の運動の違い. 第 30 回日本臨床スポーツ医学会学術集会 (横浜市), 2019.11.16-17.
8. 平賀悠真,伊藤渉,竹田典広,金子未来,平原広大,丸山拓也,江玉睦明,大森豪, 山本 智章. 膝前十字靭帯再建術前および術後早期の大腿四頭筋筋断面積の変化.第 1 回新潟県リハビリテーション専門職学術大会(新潟市), 2019.12.14-15.
9. 伊藤渉. 新潟での Jones 骨折予防プロジェクト(シンポジウム). 第 11 回 Jones 骨折研究会(東京都), 2020.1.10.
10. 伊藤渉. 新潟でのサッカー傷害予防に向けた取り組み(教育講演). 北信越サッカー医科学セミナー2020 in 新潟(新潟市), 2020.2.14.
11. 伊藤 渉,江玉 睦明,熊崎 昌,菊元 孝則,中村 絵美,平林 怜,稲葉 洋美,大森 豪.大学強化クラブに対する同一フォーマット用いたスポーツ傷害調査(第 2 報).第 29 回日本臨床スポーツ医学会学術集会(札幌市).2018.11.2-3.
12. 伊藤渉,江玉睦明,菊元孝則,中村絵美,平林怜,熊崎 昌,稲葉洋美,大森豪.大学生女性アスリートの drop vertical jump における接地時間とジャンプ高の競技による違 い ―サッカー,バスケットボール,バレーボールの比較―.第 29 回日本臨床スポーツ 医学会学術集会(札幌市)2018.11.2-3
13. 伊藤渉,菊元孝則,中村絵美,平林怜,江玉睦明.大学生女性アスリートのdropvertical jump における ACL 危険率算出項目の競技による違い ―サッカー,バスケットボール, バレーボールの比較―.第 5 回日本スポーツ理学療法学会学術大会(東京都). 2018.12.8-9.
14. 伊藤 渉,加賀谷 善教,江玉 睦明,川原 貴.側方ホップの方向による膝関節外反モー メントの大きさの違い.第 23 回日本基礎理学療法学会学術大会( 京 都 市 ) . 2018.12.15-16.
15. 伊藤渉,江玉睦明,菊元孝則,中村絵美,平林怜,大森豪.大学生女性サッカー選手に おける ACL 再建術後の drop vertical jump の膝外反変位量についての検討 ―対側再 損傷例との比較―.第 24 回スポーツ傷害フォーラム(大阪市).2019.1.19.
16. 伊藤渉,金子史弥,岩村康平,江玉睦明.片脚dropverticaljumpにおけるkneeindistance と膝外反変位量の関係―より簡便なスクリーニングテストを目指して―.スポーツ選 手のためのリハビリテーション研究会第 36 回研修会(岡山).2019.3.16.
17. 竹田典広,伊藤渉,三富咲恵,菊池冴子,金子未来,江玉睦明,山本智章,大森豪.ス ポーツ選手における ACL 再建術後の ACL-RSI スコアと膝関節機能との関連.第 24 回5スポーツ傷害フォーラム(大阪市).2019.1.19.
18. 伊藤渉,加賀谷善教,江玉睦明,菊元孝則,中村雅俊,中村絵美,川原貴.片脚着地動作における膝関節外反モーメントの発生の有無が切り返し動作における膝関節 外反モーメントの大きさに与える影響.第 52 回日本理学療法学術大会,千葉,2017 年 5 月 12−14 日.
19. 伊藤渉,江玉睦明,柵木聖也,熊崎昌,菊元孝則,中村雅俊,中村絵美,大野健 太,竹田 典広, 田中康雄, ⻄沢 岳之, 古川 勝弥, 藤田 匡俊, 横山 咲恵, 大森 豪.新潟 医療福祉大学におけるスポーツ傷害調査システムの構築―学内全強化指定クラブに対 する同一フォーマットを用いた半シーズンの調査―.第 17 回新潟医療福祉学会学術集 会,新潟,2017 年 10 月 28 日.
20. 伊藤渉,江玉睦明,柵木聖也,熊崎昌,菊元孝則,中村雅俊,中村絵美,大森豪.大学 におけるスポーツ外傷・障害調査システムの構築.第 28 回日本臨床スポーツ医学会学 術集会,東京,2017 年 11 月 18−19 日.
21. 中村絵美,伊藤渉,菊元孝則,中村雅俊,平林 怜,江玉睦明,山本智章,久保雅義. 上腕骨近位骨端線損傷を有する中学硬式野球選手の身体機能の特徴.第 14 回肩の運動 機能研究会(第 44 回日本肩関節学会),東京,2017 年 10 月 6−7 日.
22. 伊藤渉, 加賀谷善教, 川原貴. 切り返し動作における膝関節外反モーメントの増大因子 の検証―三次元動作解析を用いた下肢、体幹の運動学データによる分析―. スポーツ選 手のためのリハビリテーション研究会 第 34 回研修会(神戶). 2017.3.12
23. 伊藤渉, 加賀谷善教, 川原貴. 両脚と片脚の動作課題における膝外反モーメントの違い. 第 51 回日本理学療法学術大会(札幌). 2016.5.27〜5.29
24. 伊藤渉,加賀谷善教,江玉睦明,菊元孝則,中村雅俊,中村絵美,大森豪,川原貴.片 脚着地動作における膝外反モーメント発生群と非発生群の kinematics の違い.第 27 回 日本臨床スポーツ医学会学術集会(千葉),2016.11.5〜11.6.
25. 伊藤渉: カッティング動作における膝外反モーメントに関連するスクリーニングテス トの検討. 第 5 回新潟スポーツ傷害フォーラム―新潟県スポーツドクター協会研修会 ―, 新潟, 10 月, 2016(招待講演)