作業療法学専攻3年生の実習後症例報告会が行なわれました
11月2日、作業療法学専攻3年生の臨床評価実習後症例報告会が行なわれました。
臨床評価実習とは、臨床実習指導者の指導の下、症例(患者さま)に則した作業療法評価法に関する見学、検査・測定の選択と実施、および評価結果を統合・解釈し、各症例における問題点の抽出し、対象者の障害像をニーズなどと結びつけ、症例の障害像を把握するために必要な臨床推論を学ぶことです。
作業療法学専攻3年生は評価実習中に見学をさせていただいた症例の障害像を適切に把握するために、学生たち自身が患者様に対して実際に行なった評価(検査)の結果をもとに、それらの情報を整理し、その症例には何が必要か?をまとめたものが今回の症例報告会でした。
症例報告会は個人の経験を周囲に伝えることで、それを聞いた周囲の人も自分の知識として、各々の症例にその経験を取り入れることが可能となる重要な場です。これまで同じ作業療法学専攻で学んできた同志たちもそれぞれの病院・施設で別々のことを経験してきました。この異なった経験を学生同士共有することができる非常に貴重な機会となりました。さらに、今回の症例報告会は作業療法学専攻の2年生も参加し、来年は2年生がこの症例報告会に立つという自覚を持つ場としても非常に有意義であったと考えます。
また、今回は理学療法学専攻3年生もこの症例報告会に参加しました。理学療法学専攻の学生からも多くの質問・意見が飛び交い、専攻の枠を超えてその症例について何が必要かを議論する場になりました。
(作業療法学専攻3年生評価実習後症例報告会の様子はこちら
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将来は作業療法士・理学療法士関係なく、多くの職種と連携して、1人の患者様に向き合うことになります。学生の時からお互いの職業について深く理解し合い、お互いに協力して患者様の生活をより良いものにしていってもらいたいと思います。
作業療法学専攻3年生の皆さん、実習お疲れさまでした。
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