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第50回日本股関節学会学術集会参加報告

2023年11月01日 学術研究おしらせ重要

 本学の理学療法学専攻の西倉尊先生(助手)が2023年10月27日から福岡県で開催された日本股関節学会学術集会に参加されました。学会の様子などを西倉先生へインタビューします。

Q.どんな学会に参加してきましたか?
A.日本股関節学会という、整形外科医を中心とし股関節学の進歩普及に貢献することを目的とした団体が主催する学術集会です。この学術集会は年1回開催されており、医師のみならず看護師や理学療法士なども参加することができる集会となっています。医師や看護師、リハビリテーション職種など、それぞれの分野・視点から新たな知見について議論される場となっています。

Q.なぜ今回の学会に参加しようと思ったのですか?
A.今後は股関節の疾患、運動に関する研究を進めていきたいと考えているためです。股関節はヒトの身体の中でもとりわけ大きな関節ですが、この股関節が骨折や線形性関節症といわれるものにより障害されることで、日常生活に支障が起こる方を多く見てきました。ですので、こういった股関節の障害を予防するための最新の知見を得ることを目的として学会に参加しました。ここで得た知見というのは今後の治療・研究を支えてくれるものとなります。

Q.学会参加をして一言お願いします。
A.我々、理学療法士という職種は、主に身体に障害を抱えた方々に元の生活へと戻っていただくために直接的に治療を行う場合が多いです。しかしながら、こういった学会や論文などで発表されるような研究活動というのは、どなたかの経験が我々を介して患者様に、我々の経験がどこかの理学療法士あるいは整形外科医、看護師などを通して患者様にと、間接的に世界中で困っている方々の役に立てる場であると考えています。なので、多くの医療従事者が学会に参加することでより日常生活に困っている多くの方が健康に過ごしていただけるようになってほしいな、と感じております。

 

 西倉先生、この度は快くインタビューを受けていただきありがとうございました。

 

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