出前講義

出前講義

新潟リハビリテーション大学では、地域の皆さまを対象に本学の講師が出向き、講義や体験活動等を通じてリハビリテーションを学ぶことができる「出前講義」を実施しています。
内容はリハビリテーション、医療、心理など、様々な講義をご用意しております。
受講をご希望される方は、下記までご連絡ください。

お申し込み・お問い合わせ先

【講座をご希望の方は】
新潟リハビリテーション大学 地域連携推進室
TEL:0254-56-8292
E-mail:chiren@nur.ac.jp

講義概要

対象…小:小学生 中:中学生 髙:髙校生 一:一般

専攻共通

講師氏名 分野、講義名 講義概要 対象
山村 千絵 「摂食嚥下(食べる・飲み込む)のしくみ」をはじめとする「摂食嚥下機能(およびその障害)」に関する基礎的講義 摂食嚥下(食べる・飲み込む)機能の生理学的なメカニズムについて、食事をおいしく味わうことの重要性をふまえて、わかりやすく実例を示しながら講義します。また、必要に応じ、摂食嚥下障害の簡単な検査法や機能向上のための訓練法(口腔ケア含む)などについても触れます。
的場 巳知子 臨床精神医学・心理学・芸術療法 海外での心理・芸術療法の経験を生かした授業を行います。特に英国のRADAやローハンプトン大学で行っている、非言語的コミュニケーション技法は年齢・性別等を考慮したさまざまなアプローチに対応できます。
伊林 克彦 脳と神経・・・人間の生活 日常生活で運動感覚、言語などにかかわる脳と神経の話です。もし、そこに障害があった場合、生活はどうなるのかを考えます。    
髙橋 圭三 1)飲み込みの基礎知識、障害とは 社会で問題となっている飲み込みの障害について説明し、体験を通して障害を理解します。  
2)聴覚の体験 聴覚のメカニズムについて学び、大学の講義をイメージします。  

理学療法学専攻

講師氏名 分野、講義名 講義概要 対象
押木 利英子 子どものリハビリテーション 障害を持って生まれてくる子どもや事故や病気で障害を持つ子どもたちの成長とリハビリテーションの様子を説明します。様々な障害の解説とともに、子どもたちのQOL向上のため理学療法を中心にした医療の重要性について説明します。    
髙橋 明美 中枢神経疾患に対する理学療法 脳の不思議について分かり易く説明します。具体的には、脳の構造から機能、脳が損傷を受けたときの障害、回復過程、理学療法について説明します。  
星野 浩通 神経の病気と症状 神経学とまわりの人にみられる障害について説明します。  
北村 拓也 1)脊柱疾患(腰痛)に対する理学療法
2)中枢神経疾患の理学療法
3)加齢にともなう骨格筋の変化
4)動作の診かたとその対応
脊柱(せぼね)に問題が生じると、肩や膝、足首に問題が波及し、高齢者で多い肩関節周囲炎(いわゆる五十肩、四十肩)や変形性膝関節症といった病気になる可能性が高くなってしまいます。長く健康的に過ごすためにも、健全な脊柱の状態を維持しなければなりません。
自分自身がどのような姿勢タイプなのかを知り、今のうちにその予防方法を知ることはとても重要なことだと思います。本講座では、加齢に伴って体がどのように変わっていくのか、最新の情報をおりまぜつつ、運動を通して自己管理の方法を学びます。
また、年齢に関わらず、腰部に生じうる問題の紹介とその予防についてお話します。
 

作業療法学専攻

講師氏名 分野、講義名 講義概要 対象
長谷川 裕 精神科の病院で”OT”として働くということ 精神科の病院で作業療法士としてリハビリテーションに携わって来ました。その中で、人間の持つ力のの素晴らしさについて、私が感じた事柄をお伝えできればと思います。    

リハビリテーション心理学専攻

講師氏名 分野、講義名 講義概要 対象
大矢 薫 折れない心の作り方 ●生きていると楽しいことやうれしいことだけでなく、悲しいことや辛いこともあります。そのような辛く苦しい状況から立ち直る力を「レジリエンス」と呼びます。この「レジリエンス」という力を高めることができれば折れない心が作られていくのです。「レジリエンス」とは何かを紹介します。
●「レジリンエス」を高めるには、具体的にどういうことをしていけばよいのでしょうか?実践を通して、一緒に考えていきましょう。
姜 静愛 心身の心理学(認知行動療法)

認知行動療法について説明いたします。認知行動療法とは,うつ病や不安症に対し科学的根拠(エビデンス)が高いとされる心理療法です。認知行動療法の考えを通して,ネガティブな気持ちや不安恐怖とどう付き合っていくのかについて学びます。

加藤 真由美 あなたの「性格」は生まれつき?-「行動」と「性格」の関係性-

人は日常生活の中で様々な「役割」を演じています。「父親」、「母親」、「会社員」、「息子」、「娘」、「友人」、「恋人」等々…。人は対応する相手や環境によって影響を受けながら「その時の自分の行動」を構築しています。実はそうした行動が「性格」の形成に影響を与えているのです。
「性格は生まれつきのもので変えられない」?─いいえ、そんなことはありません。
心理学の世界を覗いて「行動」と「性格」の関係について紐解いていきましょう。

長谷川 千種 アートでコミュニケーション 絵や歌などの表現を批判されたり指導されたりしたために、表現することに委縮してしまう人がいます。アート表現に「良い・悪い」はありません。評価や分析解釈をせず、表現の上手下手を問わない、パーソンセンタードアプローチによる表現アートセラピーを体験することで、「自分を受け入れ・相手を受け入れる」きっかけになれば幸いです。

※必要な機材、詳細はお問合せください

 
デジタルパンフレット
学校法人 北都健勝学園
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