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作業療法学専攻 丁子雄希先生(准教授)の論文がAmerican Journal of Occupational Therapyに掲載されました

2025年04月17日 学術研究

本学作業療法学専攻の丁子雄希先生(准教授)の論文が、国際的な作業療法専門誌であるAmerican Journal of Occupational Therapy (AJOT) に掲載されました。
この研究では、個々のクライエントへの作業療法効果を検証する「シングルケースデザイン(SCD)」という研究手法について、世界の作業療法文献を調査し、現状をまとめました。SCDは、一人ひとりのニーズに合わせた作業療法の効果を示す上で重要な手法です。
丁子先生は、SCDを臨床に広めたいと考え、そのための入門書も執筆されています。今回の論文では、SCDが世界の作業療法でどのように活用されているか、どのような介入や評価が用いられているかを明らかにしました。
この研究が、作業療法士がSCDを臨床に取り入れ、より質の高い個別的な支援を提供するための一助となることが期待されます。

書籍情報:
丁子雄希(2025.)作業療法士のための超実践! シングルケースデザイン 導入から統計手法まで すぐに使えるExcel・Rのサンプルデータ付き.金芳堂,京都.
https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/2035-1/

論文情報:
Choji, Y., Kaneko, T., Shikata, M., Tokuchi, R., Sano, T., & Yabuwaki, K. (2025). Assessing the Quality of Single-Case Designs in Occupational Therapy: A Scoping Review. The American journal of occupational therapy : official publication of the American Occupational Therapy As 1 sociation, 79(3), 7903205050.
https://doi.org/10.5014/ajot.2025.050932
(無料で閲覧できます)

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