言語聴覚学専攻紹介

教育目標
言語聴覚士は、人と人とが関わりながら生活を営む上で大切なコミュニケーション機能(聞こえやことば)や認知機能(記憶や思考)、そして人が生きて行く上で欠かせない摂食・嚥下機能(食べる・飲み込む)に対するリハビリテーションを担っている。本専攻は、それらの機能に障害を抱えている人の"痛み"を聴き、誠意をもって専門的知識と技術に基づくリハビリテーションを実施できる言語聴覚士を育成する。
アドミッションポリシー [入学者受け入れ方針]
言語聴覚学専攻では、以下のような資質を有する人を積極的に受け入れます。
  1. 言語聴覚士としての専門性を念頭に入れた基礎学力(特に国語、英語、理科の学力)、コミュニケーション能力を備え、言語聴覚士になるための明確な動機と自ら学ぶ姿勢、強い意思がある。
  2. 見えている症状のみならず、背景や人間性にまで視野を広げ包括的に捉える力を磨く努力を続けることができる。
  3. 将来、言語聴覚士の仕事に誇りと使命感を持って、社会に対して、地域に対して、世界に対しての貢献に惜しみなく尽力できる。
  4. 専門性に興味を持ち、将来は臨床の場や研究の場で、言語聴覚士としての可能性を探求するという意欲を持つ。
カリキュラム・ポリシー [教育課程の編成方針]
  1. 教養分野は、社会人として、医療人として、言語聴覚士としての素養を獲得します。
  2. 専門基礎分野は、言語聴覚学も含めた、全般的な医学・医療に関する専門的な知識と方法論を体系的に学びます。
  3. 専門分野は、言語聴覚学の専門知識を基本事項から評価、治療まで実践的に用いることができる知識・技術を修得します。
  4. 臨床実習では、医療の全体的な流れを体験的に学び、自ら課題を見出して、知識と技術を駆使して自らの問題を解決する能力を養います。
ディプロマ・ポリシー [学位授与に関する方針]
  1. 言語聴覚士として確実な知識と技術、判断力などの能力を身に付けるために今後も努力を続ける十分な意欲がある。
  2. 言語聴覚士としての専門領域および関連する領域の知識・技術の向上や医療の発展に惜しみない努力をして、自己研鑽と言語聴覚学分野の発展および社会貢献の意識を高く持つ。
  3. 医療人、言語聴覚士として、人間とかかわる職業の特殊性と重要性に真摯に向き合えている。すなわち人間の尊厳に対する高い倫理観と豊かな感性、広い視野と温かな心を持ち患者様に寄り添うことが できる。

言語聴覚療法とは・・・

医療や介護、福祉、または学校教育の分野において、話す・聞く・読む・書く、といったことばの機能や、コミュニケーション機能に障害のある方や、食べる こと、飲み込むことに障害のある方に対して機能の獲得や維持・向上を図り、生活の質の向上を支援していきます。
各機能の改善を促進させる訓練をはじめ、日常生活や社会生活を営むための援助や機能の向上のための訓練だけでなく、心のケアなどさまざまな側面からリハビリテーションを行っていきます。

学びの特色

  1. 1年次から地元の病院・施設で実践的な力を養い、臨床実習へつなげることができます。
  2. 最近注目されている高次脳機能障害や摂食嚥下障害などに関し、大学院と連携して学びを深めることができます。
  3. 「ST研究会」などの特徴的なサークルがあり、所属学生は専門的な学会への参加や発表も行うことができます。

学生生活4年間の流れ

1年次

社会人としての応用力を養う。

主なカリキュラム

(H29年度に特色を生かした変更の予定あり)

  • 教養分野の学習
    (英語、医生物科学、心理学概論など)
  • 専門基礎分野の学習
    (解剖学、生理学など)
  • 見学実習
    (高齢者福祉施設、特別支援学校など)
見学実習

医療以外も含めた幅広い知識と医療人としての基礎を身につけます。医療とは何か、リハビリテーションとは何かを学ぶと同時に、言語聴覚士としての基礎も学びます。

2年次

「こころ」も学び、患者様を理解する。

主なカリキュラム

(H29年度に特色を生かした変更の予定あり)

  • 専門基礎分野の学習
    (内科学、高次脳機能障害学概論など)
  • 専門分野の学習
    (失語症学、言語発達学など)
実習に関連する科目
言語聴覚障害診断学

教養分野に加え、専門基礎分野で言語聴覚士としての基礎固めをします。医学分野で病気や障害のメカニズムを理解するとともに、心理の科目も多く学びます。

3年次

具体的な言語聴覚関連科目で実践的な知識と技術を習得する。

主なカリキュラム

(H29年度に特色を生かした変更の予定あり)

  • 専門分野の学習
    (摂食・嚥下障害学実習など)
  • 基礎実習
    (医療施設、福祉施設など)
  • 臨床評価実習
臨床評価実習

1・2年次の専門基礎分野を踏まえて、より実践的な、言語聴覚士としての専門知識を学習し、各分野の実習を通して専門技術を身につけます。

4年次

臨床現場での生きた知識を吸収する。

主なカリキュラム

(H29年度に特色を生かした変更の予定あり)

  • 臨床総合実習
  • 国家試験対策講義
    (模擬試験、集中セミナーなど)
  • 卒業研究
臨床総合実習

3年次までに積み重ねてきた、知識と技術を総括し、さらに臨床現場で活躍できる能力を身に付けます。また、卒業研究を通じて、研究手法や論文作成方法を学び実践力とともに応用力も高めていきます。

在校生 VOICE

菅原 祐哉

言語聴覚士を目指して
言語聴覚学専攻 3年
新潟県立村上桜ヶ丘高等学校出身
菅原 祐哉
私がこの学校を選んだ理由は、友達と何気なく参加したオープンキャンパスで初めて言語聴覚士という職業を知ったことがきっかけでした。実際に入学して勉強してみると、最初は授業内容がとても難しく感じ、何度も不安になりましたが少人数教育という体制や先生方が丁寧に指導してくださったおかげで、学年が上がるたびに言語聴覚士という職業に魅力を感じ、なりたいという気持ちが強くなってきま した。現在は11月から始まる実習に向けて勉強に励んでいます。

 
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