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作業療法学専攻教員である丁子雄希先生(准教授)の論文がBritish Journal of Occupational Therapyに掲載されました

2024年03月18日 学術研究

 本学作業療法学専攻教員である丁子雄希先生(准教授)の論文 ”Preliminary analysis of the clinical feasibility of a practice intervention derived from the occupational therapy intervention process model for patients with stroke in the convalescence stage” がBritish Journal of Occupational Therapy (Br. J. Occup. Ther.)に掲載されました。Br. J. Occup. Ther.は1938年に英国にて創刊され、現在インパクトファクター 1.3を有するリハビリテーション分野において歴史ある雑誌です。

 以下、著者である丁子先生より論文概要と今後の展望についての紹介です。

 本研究では,回復期リハビリテーション病棟に入院する脳卒中患者16名に対して,作業療法介入プロセスモデル(Occupational Therapy Intervention Process Model,OTIPM)の効果を予備研究にて検証しました.その結果,患者の生活満足度,運動プロセス技能,運動機能,生活自立度に有意な改善を示しました.また,訓練効果には,患者の主体的な目標設定が影響していることも示唆されました.
 今後,クライエントの主体的な目標設定に影響する因子を調査し,作業療法の効果検証の一助に繋げていきたいと思います.

 丁子雄希先生は日頃から、クライエントが決定する夢を追いかけることや家族と平穏に暮らすこと、お金を稼ぐことなど、クライエント当人が決定する「意味のある生活」を支援するため、クライエントの真の思いを引き出しながら支援を行っています。

 今回の研究が今後の作業療法の発展に寄与することを心から願っております

 今回掲載された論文の情報は以下の通りです。

Choji Y, Kobayashi R. Preliminary analysis of the clinical feasibility of a practice intervention derived from the occupational therapy intervention process model for patients with stroke in the convalescence stage. British Journal of Occupational Therapy. 2023;86(3):197-204.

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/03080226221135373

 

・丁子雄希先生(准教授)の研究者情報はこちら

https://nur.ac.jp/teachers/8774/

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