基本事項
学生への連絡
本学からの学生への連絡は、原則として掲示板への掲示により行います。掲示では、講義に関わることや、事務手続きに関わることなど学生生活上大切な事が伝達されます。毎日、登下校の際には必ず確認する習慣をつけてください。
一度掲示した事項は、全学生に周知したものとみなします。万一、見落とした事により不利益を受けた場合でも、学生本人の責任となりますので十分に注意してください。
学生の呼び出し・問合せ
外部から学生個人や学生団体への電話呼び出し・取次ぎには原則として応じません。また、学生の住所や電話番号など個人情報の問合せに関しても、情報を提供することはありません。
学生証
学生証は、本学の学生であることを証明する身分証明証です。学生証は、試験を受けるときや、諸届・諸願出の手続き、通学定期券を購入するとき等に必要です。学内では名札として使用します。学生証を入れるケースのひもの色は学科ごと異なります。自分の在籍する学科の色のひもを購入してください。
学生証の裏面は、学籍番号、氏名、住所の記入欄があります。本人の直筆による記入がないものは、学生としての身分を証明するものとはなりません。
また、学生証の有効期限は、1年間です。有効期限が過ぎたものは、学生としての身分を証明するものとはなりません。毎年、新年度には有効期限更新のためのシールを交付します。新しいシールは重ねて貼り付けてください。
卒業や退学または除籍となった場合は、速やかに返還してください。
学生証を紛失または破損した場合は、速やかに事務室に届け出て、再交付を願い出てください。なお、学生証を入れるケースやひもを紛失または破損した場合は、各自購入してください。
届出事項の変更
A.氏名、住所、電話番号等
在学中に本人または保護者、保証人の住所、電話番号等に変更があった場合には、速やかに「届出事項変更届」を事務室に提出してください。
B.保証人の変更
保証人の変更があった場合には、速やかに「保証人変更届」をクラスアドバイザー印をもらった上で、事務室に提出してください。
C.学籍異動の手続き
学籍異動(休学、復学、転学および退学)に関する手続きは次の通りです。
- 事前に事務室に相談
- 願出書に学生と保証人が連署押印
- 事務室に願出書を提出
- クラスアドバイザーが確認
- 教授会にて審議
- 学長の許可(通知書を学生宛に郵送)
講義・試験
時間・コマ・単位
いずれも学習の量を示す言葉です。
『時間』は学習の量を示す最小単位で、1時間を45分間とします。
『単位』とは、科目ごとに決められた一定の時間数を履修することで得られます。卒業までには、専攻ごとに定めた必要な単位数の全てを修得しなくてはなりません。
『コマ』とは講義の最小単位であり、『時限』に相当します。1コマは90分間なので、1コマ=2時間ということになります。
1単位が何時間・何分に相当するかについては、科目によって異なります。
例えば、週に1コマの講義を15週間受講すると、その科目について30時間履修したということになります。
履修と修得
科目ごとに決められた時間数を学習(受講または課題学習)することを『履修』といいます。履修した科目の単位認定を受けるためには課題提出や試験など、科目修了のための評価を受け、一定水準以上の成績を修めなくてはなりません。本学では通常60%以上を合格水準とします。こうして、ある科目を履修し、評価を受けて単位認定を受けることを『修得』といいます。
評価
本学ではほとんどの科目を試験によって評価します。前期・後期の半期ごとに、『定期試験』を実施し、それぞれの科目についての評価を同時期に行います。なお、科目・講師によってはレポート課題など、独自の評価法によって成績を評定する場合もあります(学則第22条参照)。
未履修
科目ごとに決められた講義時間数のうち、3分の2以上出席しなくては履修を認められず、評価を受けることが出来ません。これを『未履修』といい、その科目については単位を修得することができません(=不合格)。
休講、補講
休講、補講、講義日程の変更等の連絡は、原則として掲示にて行います。随時確認してください。
講義の欠席、遅刻、早退
やむを得ない事由により、欠席、遅刻もしくは早退をする場合には、事前にクラスアドバイザーへ連絡してください。また、欠席届もしくは遅刻・早退届も提出しなければなりません。なお、連続して7日間以上欠席する場合は、受診届出書または理由書を添えなければなりません。
次の場合は、公欠扱い(欠席にしない扱い)になりますので、公欠願を提出してください。
- 大学を代表して競技会等に参加する場合
- 交通機関の場合(ストライキ、不通など)→証明書を添えてください。
- 就職試験の場合(就職に向けての見学の場合は該当しません)
- 忌引の場合
- その他学長が認めた場合
出席・欠席・遅刻・早退の扱いについては、以下のとおりとします。
- 遅刻・早退は20分以内とし、20分以上の場合は欠席とみなします。
- 遅刻・早退は3分の2の出席とみなします。したがって、同一科目において、3回の遅刻・早退で1回の欠席とみなします。
試験
1.受験資格
定期試験の受験に際し、次に挙げる条件をすべて満たしていなければ、受験資格はありません。
- 出席時数が授業実施時数の3分の2以上である
- 授業料やその他の学納金をすべて納めている
- 担当講師が受験資格として指定した課題を済ませている
- 教授会において、受験停止などを決議されていない
2.定期試験(本試験)
定期試験は、筆記試験、実技試験、レポート課題等により行われ、形式は担当教員が決定します。なお、試験の教科目・日時・時間割等は実施の1週間前までに掲示します。ただし、担当教員が必要と判断した場合は、随時行われる場合もあります。
3.追試験
やむを得ない理由で定期試験を受験できなかった学生に対し、追試験を行うことがあります。次に挙げるいずれか1つに該当する場合、クラスアドバイザーに申し出るとともに、「追試験受験願」を学生支援課に提出してください。その後教務委員会と授業科目担当教員と協議した上で実施日時を通知します。
- 病気および負傷などのため受験できなかった場合→診断書が必要
- 火災、風水害、交通事故などで登校不可能のやむを得ない事由が生じた場合
- 忌引きのため欠席した場合
- その他、やむを得ないと認められる事由により欠席し、公欠が認められた場合
追試験は1回のみ受験でき、試験結果が60点に満たない場合は、再試験を実施することがあります。
4.再試験
定期試験もしくは追試験に不合格であった場合や教授会で特別に認められた場合、再試験受験申請を行うことで、1回の再試験を受けることができます。ただし、特別の事情のある場合はこの限りではありません。なお、60点をもって合格とし、定期試験結果は60点となります。
受験を希望する場合は、試験日当日までに、再試験料1科目2,000円を添えて、再試験受験申請書を事務室に提出しなければなりません。
再試験の科目・日時・時間割等はその都度掲示します。
5.試験に係わる共通事項
受験の際には、学生証を提示しなければなりません。試験当日、学生証を忘れた場合は、試験開始前までに事務室にて受験許可証の発行手続きを行ってください。追試験や再試験の場合は、追・再試験受験申請書も併せて提示しなければなりません。
受験資格を満たしてない人や定刻から20分以上遅刻した人は、試験会場に入場することはできません。また、試験監督者の許可なく試験会場から退場した人は、再入場することはできません。
受験中に不正行為をした人、あるいは不正行為があったと認められた人は、その当該科目の受験資格を失い、学則第50条に基づき懲戒に処されます。
その他
乗用車による通学
本学では、遠距離通学の学生および乗用車以外の通学が不便であると認められる学生は、乗用車での通学を認めています。
乗用車での通学を希望する学生は、「乗用車通学届」に必要事項を記入し、車検証、自賠責証書、任意保険証書および免許証の写しを添えて申請してください。
乗用車通学届の申請は、年1回のみです。申請期間等、申請にかかわる事項は掲示にて連絡します。乗用車による通学を希望する場合は、見落としの無いよう、注意してください。
なお、届出が認められた学生には、「駐車許可証」が交付されます。学内の駐車場を利用する際には、車外から見える位置に駐車許可証の提示をしてください。提 示がない車輌へは、張り紙などによる警告を行います。毎年、『無許可の車輌が駐車するために、登録車輌が駐車できない』という苦情が寄せられています。無許可の車輌の駐車はできません。必ず許可を得てください。
交通事故等には十分注意し、交通ルール・マナーを守って安全運転に努めてください。
「挨拶」について
挨拶は、コミュニケーションの基本です。しっかりと行いましょう。
研究室などに入室するときは、専攻、学籍番号、氏名、用件を述べ、許可を得てから入室してください。
携帯電話の利用
授業中における携帯電話の使用は厳禁です。電源は必ず切ってください。
携帯電話等の使用自粛はもちろん、他の迷惑にならないよう公共マナーを守って使用しましょう。
ゴミの分別
校内のゴミは次の4種類に分別し、定められたゴミ箱へ捨てるようにしてください。
また、学内の美化に努めましょう。
- 可燃ゴミ
- ビン類
- カン類
- その他の不燃ゴミ