【4月10日】新型コロナウイルス感染症の注意喚起および大学の対策等について
2020年04月10日 重要
令和2年4月10日
学生、保護者の皆さまへ
新型コロナウイルス感染症の注意喚起および大学の対策等
新潟リハビリテーション大学
学長 山村 千絵
報道されているとおり、国内においても新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言区域が発令されました。政府はコロナ感染状況を「感染拡大警戒地域」「感染確認地域」「感染未確認地域」の三つに区分し、対処する方針を打ち出しています。本学が所在する新潟県は「感染確認地域」、村上市は「感染未確認地域」ですが、今後拡大されつつある状況を懸念しております。
この書面では、新型コロナウイルス感染症の注意喚起および現時点(4月10日)での本学の対策、今後の授業方針についてお知らせします。
【新潟県および村上地域の現状】
4月7日に新潟県知事から「県民の皆様へのお願い」が出され、その概要は①緊急事態宣言区域への不要不急の往来は、厳に控える、②緊急事態宣言区域から親族、知人、出張等の帰省や来県は必要性を検討し、控える、③やむを得ず帰省や来県される場合は、2週間程度外出を控える、ことが記載されています。新潟県の感染者数は一定程度に収まっていますが、予断を許さない状況です。
なお村上市および隣接する胎内市、関川村において感染者は発生しておりません(4月10日時点)。
【本学の実施している感染症対策】
1.「3密」(密集、密閉、密接)を避けることの徹底
・授業において学生は間隔を空けて着座、定期的な窓の開閉、学生同士が接触する実習授業の中止、授業時間の短縮などを実施しています。
・1限の授業開始時間を遅らせ、通学時間の公共交通機関での「3密」を避けます(4月13日より)。
・人数の多い授業は、対面授業を避けて遠隔授業(インターネットを利用)に可能な限り切り替えます。
2.手洗い、マスク、消毒、体調管理など
・手洗い励行、マスク着用、消毒液常置、咳エチケット厳守を指導しています。またマスクを忘れた場合は、簡易マスクを作成できるキットを常置してあります。
・使用した教室等の毎日の消毒を行います。
・学生、教職員は毎日の検温等の体調チェックを行います。学生はインターネットによる学内専用ページ (ポータルサイト)から報告します。
3.学生の登校、教職員の出勤の見合わせ
・37.0度以上の発熱、倦怠感、不調の3症状がある場合。
・37.5度以上の発熱がある場合。
4.学生、教職員間での感染症対策情報の共有
・大学のホームページ、学生へのオリエンテーション、ポータルサイトで情報を共有しています。
5.その他
・体調不良者が出た場合の緊急隔離室の確保をしております。
<今後の授業方針>
いずれは感染症が新潟県や村上市にも拡大してくることを予測して対策を練っています。現在の感染蔓延地域より遅れて、特に5月連休後の感染拡大を懸念しており、下記のような方針で進めるよう予定しております。
- 学生は4月27日(月)から5月末まで、原則登校禁止とします。
この間の授業は遠隔授業を中心として、課題提出で自宅学習を促し通常授業を代替します。
- 5月の連休中も含め、原則、緊急事態宣言区域への移動(帰省も含む)を禁止とします。 その他の県外への移動も禁止としますが、やむを得ない場合はゼミ担当教員に相談してください。
- 上記は現時点での方針であるため、今後の感染拡大の状況により変更もありえます。また、5月末以
降については、新潟県内、隣接県などの感染症の状況を鑑みて方針を 決めます。これらは適時、大学
ホームページおよびポータルサイトにてお知らせします。
なお、保護者の皆様には本文章を郵送させていただきます。