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第11回日本運動器理学療法学会参加報告

2023年10月24日 学術研究おしらせ重要

 本学の理学療法学専攻の北村拓也先生(講師)が2023年10月13日から開催された日本運動器理学療法学会に参加してきました。学会の様子などを北村先生へインタビューします。

Q.どんな学会に参加してきたんですか?
A.「日本運動器理学療法学会」という理学療法関係の学会の中で最も会員数の多い学会です。毎年1回開催されており、昨年まではCOVID-19の影響でWEBあるいは中止となっていましたが、今回から再び参集型の開催となりました。その名からも分かる通り、運動器(骨や筋肉など、人が動く際に関わる全ての器官)に関する学術大会ですので、発表演題は全て運動器に関することです。

Q.なぜ今回の学会に参加しようと思ったのですか?
A.参加理由は2点あります。1点目は座長依頼をいただいたためです。座長は、5演題を1セッションとした一つの発表会を進行する司会役のことで、専門会員A(継続的な研究活動をしており、実績があり、その任に相応しい人物)として登録していたため依頼をいただきました。学会自体、最新の学術研究を発表する場ですので、その方法論が妥当であったのか、どういった将来の可能性を秘めた内容なのかなど立場、出身、性別ももちろん関係なく議論する場となります。2点目は研究仲間に会うためです。色々な学会で発表してきたことで、学会で知り合った同志たちがたくさんいます。その仲間たちと学術的なディスカッションをしたり、たわいもない話をして活力を互いに刺激しあってます。

Q.学会参加をして一言お願いします。
A.久しぶりの参集型、運動器学会で知った顔も増えてきた一方で、牽引陣の刷新が少しずつ進んできているんだと感じました。海外からの招聘講演もあり、世界に目を向けつつ、世代交代していくそんな変換期が今であり、まだまだ若輩ではありますが、下の世代の運動器理学療法の質を高めることも自分自身のさらなる成長もしていかないといけないと強く感じました。

Q.余談:学会会場の福岡はどうでしたか?
A.控えめにいう必要もありませんが、とても素敵な場所でした。自身、2度目の訪福でしたが、空港からホテル、会場までのアクセスも良いですし、食事や街並み、そして博多弁の耳癒しなど、新潟にいては感じられない刺激をたくさんもらえました。

 

 北村拓也先生は日本理学療法士協会認定の運動器認定理学療法士という取得されている先生です。今回参加された学会は日本運動器理学療法学会ということで、運動器理学療法に関する最新の知見を学会に参加して得るなど、日々ご自分の専門分野について探求されております。また、先生の言葉にもあるとおり、下の世代の運動器理学療法の質を高めることに関して、学生含め常に熱心に指導もされております。今後、北村先生を中心とするグループの活躍にも注目です。

 北村先生、この度は快くインタビューを受けていただきありがとうございました。


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