大型連休中の新型コロナウイルス感染症拡大防止のために
2022年４月26日
学生、教職員の皆様へ
新潟リハビリテーション大学 学長 山村 千絵
大型連休中の新型コロナウイルス感染症拡大防止のために
2022年度が始まり、ほぼ1か月が過ぎました。学生や教職員の皆さんは、それぞれ新しい環境下での生活にも慣れてきた頃でしょうか。
さて、新型コロナウイルス感染症はパンデミックからすでに3年目を迎えています。この間、本学におきましては学生や教職員の皆様の感染防止対策の徹底により、クラスター発生を防ぐことができています。これまでの皆様のご協力に対し、改めて感謝を申し上げます。
しかし、ウイルス株は次々と変異を続けており、都度、感染力も増していることから、我が国、そして新潟県や村上市の感染者数は、大きな減少までには至っておりません。
このように感染が収まりきっていない状況の中で、まもなく大型連休に入ります。重症者数の減少や医療体制のひっ迫が改善されていること等から、国、県、市などによる行動制限は緩和され、本学の行動指針も、昨年度の大型連休期間に比べ、緩くなっています。
上記のような社会的背景からすると、大型連休中は、人の動きが、これまでとは比較にならないほど激しくなると予想されます。学生の皆さんも教職員の皆さんも、連休中に居住地を離れ旅行や帰省をしたり、また日頃会っていない人と会ったりと、大いに楽しみにされていることでしょう。久しぶりの全国的な移動制限緩和であることから、皆さんには、大いに楽しみ、英気を養ってほしいと思いますが、何をする場合も常に、新型コロナウイルスによる感染に気を配りつつ行動するよう、お願いいたします。
家庭内での感染も主要感染経路となっています。学生の皆さんは感染しても症状は大したことがないと考えがちですが、おじいちゃんやおばあちゃんなど、高齢者にとって感染はリスクの高いものです。日頃から感染予防対策を励行し、実家から離れている皆さんが帰省するときなどは、細心の注意を払ってください。
大型連休中においても、以下に示す留意事項を常に意識し、自覚と責任をもった行動をとっていただくよう、お願いいたします。
＜●留意事項＞
- 毎日検温し、自身の健康チェックを行ってください。体調に異変を感じたら他者と接触しないようにしてください。
- 手洗い、アルコール消毒、マスク着用、３密（密集・密接・密閉）の回避、大声を避ける、十分な換気を行う等の基本的な感染対策を十分に行ってください。
- 飲み会、カラオケ、集会（家に複数人集合する等）は自粛してください。特に、帰省中の友人等、普段顔を合わせない人との会食は、極力控えてください。
- やむを得ず会食をする場合は、家族もしくは４人以下での「マスク会食（飲食する時だけマスクを外し、会話の際にはマスクをつける）」や「黙食（極力会話を控え黙って食事する）」を徹底し、長時間にわたる飲食は控えてください。
＊「感染リスクを下げながら会食を楽しむ」工夫
・少人数・短時間で行ってください。
・なるべく普段一緒にいる人と行ってください。
・深酒・はしご酒などは控えてください。
・取箸は使い回さずに最初に取り分けてください。
・参加者同士は、正面や真横はなるべく避け斜め向かいに座る等してください。
5.不要不急の混雑地や不特定多数が集まる場（イベント・集客施設等）など感染リスクの高い場所への外出をできるだけ控えてください。
6.アルバイトは、３密を避けられない業種のものは自粛してください。
7.感染者や感染の疑われる人への差別、誹謗中傷は絶対にしないでください。SNS等での安易な発言も十分気を付けてください。
8.普段から、十分な睡眠と適度な運動、バランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておいてください。
以上
