全体構造法(道関京子教授開発・提唱)が朝日新聞の連載記事に取り上げられました
2023年04月20日 重要
大学院東京サテライトキャンパスで高次脳機能障害コースを担当している道関京子(どうせきけいこ)教授が開発・提唱された言語聴覚療法である「全体構造法(JIST法)」が、4月20日に、朝日新聞の連載記事「患者を生きる」に掲載されました。
朝日新聞デジタル版(有料)でも閲覧することができます。 以下、掲載の経緯概要。
全体構造法は、最近は言語聴覚士だけでなく、実際に訓練を受けた一般の方(患者様)からも、有効性を話される機会が増えてきて、時々、新聞の記事として取り上げられています。
このたび、出口治明氏(立命館アジア太平洋大学(APU)学長、ライフネット生命の創業者)が本訓練を受けたことで、脳卒中による失語症から回復され、社会復帰が可能となったことから、その経過をご本人が度々発信されていて、全体構造法が脚光を浴びています。本記事もその内容の連載の最終日を飾るものであります。
出口氏は、患者様としての立場から、以前にも単行本を執筆されているとのことです(復活への底力:講談社現代新書)が、出口氏が訓練を受けた施設は、東京都内の施設であり、担当した言語聴覚士もその施設の言語聴覚士だったことから、その本での紹介は道関教授の著書だけだったとのことでした。
今回は、朝日新聞の「患者を生きる」という欄に、先週から全6回の連載記事として紹介されました。最終日(6回目)の20日(本日)は、全体構造法についての記事が掲載されています。
全体構造法について、お問い合わせのある方は、日本全体構造臨床言語学会(通称JIST学会)(E-mail:maf-jist@mynavi.jpまで、ご連絡いただきたく、よろしくお願いいたします。
また、本学大学院(東京サテライトキャンパス)では、日本で唯一、道関教授から直接、全体構造法を学ぶことができます。
大学院についてお問い合わせがある方は、本学(村上本部)までご連絡をお願いいたします。
学長・大学院研究科長 山村千絵