避難訓練(地震から火災発生)を実施しました

本学では毎年 、火災を想定した避難訓練を行ってきました。今年は、今日9月13日に、震度5弱の地震から火災が発生したことを想定した、ひとひねりを加えた訓練を行いました。避難開始から全員避難完了の報告を受けるまでに要した時間は約4分でしたので、一応は目標とする時間内に迅速に避難することができたと思います。写真は避難場所に集合した学生・教職員の一部です。いつもは消防署の方に来ていただいて講評をしてもらっていましたが、今回は調整がつかなかったため、私が代わりに講評させていただきました。

避難自体は迅速に行えたのですが、さらに今回想定された状況を想像して訓練に臨むことが大切だと思いました。例えば、震度5弱の地震が発生している状況では、棚から物が落ちてきたり、ガラスの飛散があったりします。余震の発生も考えられる中、頭などを防御しながら避難する必要がありました。また、火災のあった棟近くから避難する場合は、煙を吸い込まないようハンカチ等で口を覆うといった行動も必要でした。今後は、そのようなこともふまえて取り組むと、より内容の濃い訓練になると思いました。

今年は大規模な自然災害が多発しています。私たちに重要なのは、災害がいつ来ても大丈夫な備えをすることです。訓練では、学生や教職員が普段よくいる場所を設定して行いましたので、避難した際に、廊下や階段に邪魔になるものはなかったか、また、誘導状況に不備はなかったか、改めて確認してほしい旨、伝えました。

また、大学には大勢の人がいますから、自分だけ安全に避難すれば良いというのではありません。学生や教職員全員が整然と避難することができて、はじめて被害を小さく食い止めることができます。場合によっては、本学に高齢者や足の弱い方が来学されていることもありますので、そういう場合は、背負ったり、手を引いて逃げたり、というような状況も考えておかなければなりません。

今年度は、本学園独自の地震・津波発生時における危機管理マニュアルを作成し配布しました。関係する皆様には、よく読んで頭の中に入れておいていただければと思います。ただし、知識だけでは命を救うことはできません。知識は、体験や今日のような訓練の経験を通して自分の知恵となり、 はじめて命が助かるのです。

今日は避難訓練のあと、水消火器による消火訓練も行いました。消火器の使い方の説明を受け、消火器が作動する時間は10~20秒しかないということも知りました。最初から消火剤を出してしまうと、火を消す前に消火剤が無くなってしまうので、消火器を持ち火元の2~3メートルぐらい手前まで前進してから使用するようにとのことでした。