ホームページリニューアルのお知らせ

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、この度、新潟リハビリテーション大学のホームページをリニューアルいたしました。ゴールデンウイーク明けより新ホームページに移行していますが、しばらくの間、表示が遅かったり、リンク切れがあったりと、ご利用しにくい状態が続いていました。お詫び申し上げます。現在は、少しずつ改善されつつありますが、なお、修正作業は続いております。作業完了まで、ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

今回のリニューアルでは、トップページのデザインを全面的に刷新し、画像等を効果的に配置しました。現在、学長の露出が多い仕様になっておりますが、上段のビジュアルは季節や時期等に合わせて、随時変更する予定にしています。より本学らしさが伝わるように努めていきますので、しばらくは私…で、ご容赦ください。

なお、コンテンツの構成については、これまでのものをすべて同様に移行しております。よって、トップページ含め、それ以外のページについても、URLの変更はありません。ご利用のブラウザでブックマーク登録いただいている方は、継続してご利用いただけます。

これからも多くの皆様にご利用いただけるサイト作りを目指し、より活用しやすい情報提供を行ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

*このたびの本学ホームページリニューアルに際し、系列校である専門学校のホームページも一斉にリニューアルし、トップページの仕様を大学同様に統一しています。また、新たに学校法人北都健勝学園のホームページも立ち上がりました。あわせてご覧いただけましたら幸いです。

◆学校法人北都健勝学園 https://dippers.ac.jp/

◆新潟看護医療専門学校 https://www.nnc.ac.jp/

◆新潟看護医療専門学校村上校 https://www.nncm.ac.jp/

 

4/25対面式来校型オープンキャンパスを開催しました

4/25日曜日、今年度第1回目となる「対面式・来校型オープンキャンパス」を開催し、大勢の高校生や保護者の方々にご参加いただきました。本当にありがとうございました。

今年度も、新型コロナウイルス感染症の影響で、対面型オープンキャンパスを中止し、非対面型に移行する大学が多くなっています。ウェブを介して自宅にいながらキャンパスの様子を動画で見たり、動画配信で授業を体験したりするのも、志望校調べとしてすばらしいことですが、やはり実際に大学に足を運んで、自分の目で見て確認して、かつ、先輩や教職員と直接コミュニケーションをとることで、はじめて分かることも多くあると思います。先輩や教職員の雰囲気を生で感じ取ることで、将来の大学生活がよりイメージしやすくなり、モチベーションアップにも繋がります。

本学は小規模大学であり、学生と教職員の距離の近さや暖かいフレンドリーな雰囲気は大きな特徴であり、それらを含めて、実際に本学まで足を運んでいただくことで、本学の良さを、より実感していただけると思います。

感染対策は十分に行って、参加者の皆さんをお迎えしています。https://nur.ac.jp/news/10951/

次回は5月15日に開催します。テーマは「リハビリテーション検査と治療」です。

今年度のオープンキャンパスは毎月テーマを変えて、新しい体験(実習)ができるように組んでいます。https://nur.ac.jp/ex_sp/oc/

また、今後はウェブ形式も併用していく予定もあります。進路の一つとして本学を考えている皆さん、おためし参加、繰り返し参加、どちらも歓迎します! 少しでも興味がある方は、お気軽にご参加ください。

履修証明プログラムを開講しました

新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、開講時期を遅らせていた、履修証明プログラムですが、4月19日に開講式(写真左)と第1回目の講義(写真右)を実施しました。

履修証明プログラムというのは、社会人の方々のために、大学で独自に設計した教育プログラムです。学士や修士といった学位の取得を目的とはしていない方々にも、大学が有するさまざまな資源を有効に活用してもらいたいという目的で、「学校教育法」によって定められている制度です。

本学でははじめての開講となる同プログラムにおいては、面接等を経て、近隣地域にお住いの7名の方々に履修を許可いたしました。20代から70代まで、実に様々な背景を持ち、受講動機や目的もさまざまな方々です。受講生の皆さんの「より専門的な知識や技術を得たい」とか「仕事の幅を広げたい」とか「社会の課題解決に貢献したい」…といった要望や課題解決に役立つよう、独自に60時間(前期、後期、各15回ずつ、合計30回)にわたるカリキュラムを設計しています。

前期のテーマは「からだとこころの仕組みと生活」、後期は、より実践的な「介護・リハビリテーション技術」です。詳細については、本学ホームページ上の「履修証明プログラム」のバナーをクリックしていただきますと、確認することができます。https://nur.ac.jp/about/sosial/rishushomei/

大学の正規の課程と比べてより短期間に、専門的な知識を修得することができます。そして、設定された目標に確実に到達できるよう、しっかりと体系づけられた教育内容と、実践的な教育方法が特徴になっています。また、同じテーマに関心を持つ受講生が集まっていますので、その後の活動を共にする仲間ができるなど、ネットワークの構築にもつながることが期待されます。受講料もリーズナブルに設定しています。そして、修了者に対しては、学校教育法に基づく「履修証明書」を交付いたします。さらに、履修証明を受けた方は厚生労働省の定めるジョブ・カードにその旨を記載することもできます。

上述したとおり様々なメリットのある、このプログラムの受講を通して,履修生の方の業務や生活に新しい価値が生まれ,また,地域社会やそれぞれの家庭において、これまで以上に大きな役割を果たしていただけることを願っています。

1・2年生合同研修会を開催しました

新潟県内、そして村上市でも感染が急速に拡大してきていますが、幸いなことに、本学関係者(教職員、学生ともに)においては、昨年度からこれまで1人も感染者が発生しておりません。授業も予定通り、実施できています。

4月16日は、1・2年生合同研修会を開催いたしました。研修会は当初、学外の施設を借りて2日間の日程で実施する予定でしたが、最近の近隣地域の感染拡大状況を考慮して、学内で半日に短縮しての会に変更しました。数名ずつ17グループに分け、グループごとに研修を行う場所も11会場に分け、大講義室の会場をメインに各会場をオンラインで繋ぐ形で実施しました。参加学生及び教職員はマスクの上にフェースシールドをつけ、距離を取り、窓や入り口を開放しての厳重な対策のもと、行いました。

研修では、2つのテーマを設け、それぞれ90分ずつの「(KJ法による)グループディスカッション及びまとめと発表」を行ってもらいました。テーマは「1,大学生活(学内外)における感染リスクとその対応策」及び「2,症例検討」でした。前者は具体的な感染リスクの場面をリストアップしてもらい、そのような場面で感染を回避するにはどのように行動したらいいかについて、感染防止を自分事として考え行動してもらうことが目的でした。後者は1年生には専門用語等がたくさんあって、少し難しかったかもしれませんが、初々しい視点でさまざまな意見がでてきて意外にも盛り上がり、将来が頼もしく思えました。

1年生の皆さんは、本学の学生となって通学を始めてから、約2週間が経ちました。授業も始まって、少しずつ大学生活にも慣れてきた頃でしょうか。しかし、まだ、今の時期、交友関係は固定していないと思いますので、このような時期に、できるだけ多くの仲間や教職員とコミュニケーションをとって、円滑な人間関係を築くことは、今後の学生生活において、もっとも大切なことです。

2年生の皆さんは昨年度、この時期は緊急事態宣言の最中で、研修どころか登校もできない状態でした。そこで、今回、1年生と一緒に、また新たな気分で、学生生活に臨めるよう、よりいっそう、皆との絆を深める意味も含めて参加していただきました。

そして、この研修では「仲間や教職員とコミュニケーションをとること」のほかに「自分の将来を考え大学での学びの目的意識をもつこと」を目標としてもらいました。話し合いを通じて交流を深め、また、大学生活への希望と意欲をさらに高めていただくことはできましたでしょうか?

令和3年度入学式を挙行いたしました

4月7日、令和3年度入学式を学内の大講義室で挙行いたしました。村上市内でも新型コロナウイルス感染者が増加しつつあるなか、感染対策を行いつつ短時間で実施いたしました。昨年度中止とした「新入生宣誓」は復活させました(写真3枚目)。青空のもと、構内の桜もちょうど満開となり、新入生たちを歓迎してくれています(写真4枚目)。以下に、式辞を掲載いたします。

 

暖かな春の陽射しに、満開となった桜も、皆さんの新しい門出を祝福しています。

医療学部並びに大学院リハビリテーション研究科に入学された皆さん、ご入学誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。皆さんは大学進学に向けて、あるいは、大学院進学に向けて一生懸命に取り組まれてきたことと思います。その努力に対して敬意を表すると共に、暖かい愛情を持って皆さんを支えてこられたご家族の方々をはじめ、関係するすべての皆様に心よりお祝い申し上げます。

今、社会は、コロナ禍という大きな困難を乗り越えるために、さまざまな分野において、新たな様態が生まれ、新たな価値が創造されようとしています。

世界中で、同じ問題意識が醸成され、多くの課題に対する解決策を模索しながら、新しい社会を構築していこうとしています。デジタル化やグローバル化とともに、新しい変化が加わったとも言えます。広く新しい視野や視点を有する者が、この変化に正しい方向性を与えることが期待されています。

自らの行動が他者や社会にどのような影響を与えるかを常に考え、思いやりを忘れずに行動することが何より重要です。この困難と向かいあう経験は、この先の皆さんの人生にとってかけがえのない財産となり、学びの機会となると確信しています。そして、皆さんの本学における学びが、他者の心の杖となって寄り添う精神を備え、多様な分野で社会を導くリーダーの資質を育むものとなることを期待しています。

さて、本学は、平成7年からの専門学校におけるリハビリテーション教育を礎に、平成19年に、大学院だけを持つ、新潟リハビリテーション大学院大学として開学いたしました。そののち、平成22年に医療学部を増設して現在の大学の姿になりました。本学園における、リハビリテーション教育に関していえば、県内でも屈指の歴史と伝統があります。

そして、本学の位置する村上市は、豊かな自然と、長い歴史とともに受け継がれてきた 伝統と文化を兼ね備えた、情趣ある資源に満ち溢れています。

本学は村上市をはじめ、近隣の関川村や粟島浦村と、また産業界とは地元の岩船商工業会様と包括連携協定を締結しています。協定に基づいて、本学がこれまで積み上げてきた保健、医療をはじめとする様々な分野における活動実績を相互協力へと発展させ、地域に必要とされる大学であり続けるよう、さらなる努力を重ねています。

学生教育においても、地域の自然環境や地場産業、温かい人々とのふれあいなどを活用させていただきながら、地域の課題解決に取り組み、地域の活性化に向けた活動を進めています。

皆さんがこれから向かっていく社会は、少子高齢化や人口減少がいっそう進み、一方で、人工知能、ロボット、再生医療など新たな科学技術が進展し、私たちの生活環境や就業形態が、大きく変化していくことが予想されています。

人と人との物理的距離が必要な今でも、心の距離はむしろ縮めて、お互いに真摯に向き合うことが大切です。

特に、皆さんが選んだ道は、人の心を読み取り共感し、優しく温かい心を通わすことが求められます。そして、ロボットや人工知能にはない、しなやかな心を持つ人でないと目的を達成することができない大切な分野です。

本学では、知識や技術だけではない、細やかな心遣いで、患者さまやご家族をはじめ周囲の方々をしっかりと支えていけるような、人材を育成しています。

本学が重視している教育の基本は、専門を深く極めることはもちろんですが、「人の心の杖であれ」の精神のもと、広い視野と優しい心遣いをもって、ものごとを総合的に判断し、背景にあるさまざまな課題までも見いだして解決していき、それぞれの分野で大きく貢献することのできる人材を育成することです。

このために、本学の教職員は一体となって、学生ひとりひとりに丁寧な教育を行い、ともに新しい時代を切り拓いていくべく、日々努力を重ねています。

大学での学びは、受け身の姿勢で知識を蓄積させるだけでは意味をなしません。自ら主体的・積極的に学ぶ姿勢を示し、知識や技術を用いて、いかに新しい考えを生み出したり発見したりするかが重要です。自分が学びたいと思うことを、自ら学んでいくことこそが、大学での学びの姿勢となります。

そして、大学では是非、同じ専攻や同じ学年に限らず、広く同級生や先輩たちと繋がって、自分の視野や可能性を広げる努力をしてください。かけがえのない仲間は、大学での学びを支える大きな役目を果たしてくれるはずです。自分の夢や目標がわからなくなったとき、迷ったとき、仲間たちはきっと、素晴らしいアドバイスをくれ、導いてくれることでしょう。

また、学内には、皆さんの学修支援や生活支援、心身の相談といった、さまざまな機能をもつ学習センターやキャリア支援センターのほか、保健室、クリニックなどを整備しています。もちろん、教職員一人一人がいつでも真摯に相談・対応いたします。どうぞ、学内の施設や人的資源を有効に活用してください。

皆さんにとって、コロナ禍の厳しい状況で始まった学生生活ですが、世界が見えない敵と闘っているこういう時だからこそ、一人ひとりがどのように行動したら良いのか、よく考えてから行動するようにしてください。また、人は一人では生きられない、支えあって生きている、そして人の心の杖であり続けることが大切だということを忘れずに、これからの人生を送っていただきたいと思います。

最後になりましたが、村上の自然豊かな環境の中で、皆さん一人ひとりが、さまざまなことに目を向け、実り多い大学生活を送られることを心から祈り、私からのお祝いと歓迎の言葉とさせていただきます。

ご入学誠におめでとうございます。

令和3年4月7日 新潟リハビリテーション大学長 山村千絵

 

 

新年度(令和3年度)が始まりました

新年度となり、私も学長任期を更新し、3期7年目となりました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

昨年度は感染症対策や外部認証評価受審対応などに追われ、かつてないほど多忙な1年となりました。授業等は、さまざまな工夫を行なって教育の質の維持に努めましたが、学外臨床実習や地域連携などの活動は制限せざるを得ませんでした。感染症の収束はまだ見通せません。今年度も、安全の確保を最優先に、大学としての教育・研究の責務を果たしていきたいと考えています。

本学のある村上市も感染者がじわじわと増加してきてはいますが、幸いなことに、これまで本学学生や教職員の感染者は発生しておりません。また、大学基準協会による外部認証評価も、大学基準を満たしているとの「適合」認定をいただくことができました。https://nur.ac.jp/about/public/hyoka/

3月31日新校舎建設の安全祈願祭、4月1日辞令交付式、4月2日学部新入生オリエンテーション1日目(5日に2日目あり)も終え、7日は入学式を迎えます。

春は明るい希望の季節です。コロナ禍にあっても、季節の花々は美しく咲き誇っています。桜は例年より早く満開、チューリップも品種によっては咲いています。感染防止のために、立ち止まらずに歩きながら自宅近くでお花見をしてきました。心が癒されます。

さて、新入生の皆さん、在学生の皆さんは、それぞれに新しい気持ちでこの季節を迎えられたことと思います。未来に向かって、夢や希望が叶うよう、私たち教職員はこれからも精一杯努力していきます。ともに困難な時期を乗り越えていきましょう。

村上市より特産品で学生の生活応援をしていただきました

このたび、3回の日程(3月22日(月)24日(水)26日(金))に分けて、本学在学生全員(現学部1~3年生、留学生、村上校大学院生)を対象に、村上市より市内特産食料品の詰め合わせが配布されました。学生たちは春休みの最中でしたが、「次年度に向けての在学生オリエンテーション」のための登校日に合わせて配布日を設定していただきました。

新型コロナウイルス感染症が長期化する中、自粛生活等、ストレスを抱えて頑張っている学生の生活支援をしたいという市からの申し出があり、「学生応援フードパントリー」の一環として実現に至ったのでした。

写真1枚目の通り、岩船産コシヒカリ、鮭の加工品複数、村上牛カレーレトルト、村上茶、村上牛コロッケ、缶詰など、村上市が誇る豪華な食品が勢ぞろいです。市長さんのメッセージも添えられていました。

26日の配布には市長さん(写真2枚目左端)も駆けつけてくださり、直接、学生ひとり一人に声をかけて配布していただきました。市の関係者の方々、フードバンクさんぽく、フードバンクむらかみ、いわふね青年会議所など大勢の方々に配布協力いただきました。フードバンクからは、アルファ米やヨーグルトなどの支援もいただきました。

村上市及び関係諸団体様には、温かい支援により学生を元気づけていただき、本当にありがとうございました。学生もおいしそうな食材をたくさんいただいて、「すごい! 持ちきれないほど多い…」とうれしい悲鳴を上げながら、笑顔で大満足の様子でした。

なお、本事業は姉妹校である新潟看護医療専門学校村上校でも17日に実施されました。

私立大学等経営強化集中支援事業に継続採択されました

このたび本学は、文部科学省の「私立大学等経営強化集中支援事業」に継続して採択されました。

私立大学等経営強化集中支援事業とは、18歳人口の急激な減少を見据え、スピード感のある経営改革を進め、地方に高度な大学機能の集積を図る地方の中小規模私立大学等に対し、集中的支援を行うために実施されている事業です。

平成30年度から、経営改革・経営基盤の強化に取り組む大学等へ集中支援を行うため、入学者数の増、収支状況の改善、組織体制の強化等のKPI(組織の目標を達成するための重要な業績評価の指標)を盛り込んだ経営改革計画の内容及び経営改善状況を審査・選定し、評価結果に応じて特別補助金を配分することとされています。

平成30年度には、全国の大学・短大のうち、本学含めて50校が支援の対象校として選定されました。選定校に対しては、計画通りの大学運営が実施されていれば、原則3年間の支援が継続されることになっていました。そのため、毎年度、経営改革計画の実施及び進捗状況に関する評価が実施されてきました。進捗状況評価では、書面評価や、ヒアリング評価が行われ、その結果から、支援の継続または中止が決定されてきました。

このたび、令和2年度に実施された進捗状況評価の結果、本学は3年間継続での選定が決定されました。なお、3年間継続での支援対象校は全国の大学・短大あわせて48校でした。

いただいた補助金を有効活用しつつ、今後も、引き続き、適切な大学運営を行っていく所存です。もうすぐ令和2年度の学事が終了し、新しい年度を迎えます。そのための準備も着々と進んでいます。

本学は4月に新しく医療学部に3名の教員(作業療法学専攻2名、リハビリテーション心理学専攻1名)を迎えます。在学生には新年度に向けたオリエンテーションを実施しました。新入生も4月2日からオリエンテーションが始まります。そして、コロナ禍で着工を延期していた新校舎の建設をいよいよ開始いたします。まずは、3月31日に、規模を最小限とした、建設工事の安全祈願祭を執り行うこととなりました。本学ホームページ上でも、工事の進行状況を随時掲載していく予定にしています。

学生がボランティア表彰(国立青少年教育振興機構より)されました

医療学部理学療法学専攻4年 遠藤沙弥さん(写真中央)が、「令和2年度国立青少年教育振興機構法人ボランティア表彰」を受賞され、3月12日、卒業式が終わった直後に、学内にて表彰式を行いました。

遠藤さんは、国立妙高青少年自然の家(新潟県)において継続的にボランティア活動を行い、その活動が他の模範として高く評価され、今回の表彰に至りました。

法人ボランティアとは、独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する「ボランティア養成事業」に参加し、知識や技術を学んで登録し、全国各地にある国立青少年教育施設で活動することができる制度です。

本学のある村上市とボランティア先の妙高市は、南北に長い新潟県の端と端で170km以上も離れており、この長距離を、毎回時間をかけて車で通っていたとのこと。それだけでも並大抵のことではありません。

表彰式に際し、国立妙高青少年自然の家所長の星野浩一様(写真右から2人目)と国立妙高青少年自然の家企画指導専門職の宇佐美崇様(写真右端)が来学され、本学からは学長と高橋学部長(写真左端)が立ち会いのもと、星野所長から遠藤さんに表彰状が授与されました。

遠藤さんは、大学2年生の時からボランティアとしての活動を始めています。長期キャンプ「MYOKOチャレンジ」の班付スタッフや、小学生全学年対象の「はね馬キャンプin妙高」の運営スタッフとして活動し、活動日数は延べ50日以上にもなったとのことです。また、東京で開催された中央の会合に出席したり、日独学生青年リーダー交流事業に参加して、海外の学生とも交流を深めたりしたとのことです。活動中は、誰にでも積極的に話しかけ、明るい言動で子供たちを楽しませてくれたとのこと。また、豊富な経験をいかし、企画段階から中心となって準備を進めるだけでなく、後輩からの相談に対して丁寧に耳を傾け助言するなど、後進の育成にも努めてくれたとのことです。

本学での学びに加え、ボランティア活動で経験されたことは、きっと遠藤さんを、心身ともに大きく成長させてくれたことと思います。ご指導いただきました国立妙高青少年自然の家の関係者の方々には、深く御礼を申し上げます。

学生がこのような表彰を受けるのは今回が初めてのことで、本学にとっても大変名誉なことであります。遠藤さんが、勉学に励みながら、多くの時間を費やしてボランティア活動にいそしんできたことは、他の学生の模範となるすばらしいもので、卒業式でも学長賞を授与して表彰させていただきました。

本学の教育理念である「人の心の杖であれ」を具現化し、社会のため,人のために尽くしてこられた遠藤さんには、今後も、この経験を活かし、ご活躍されることを期待しております。

そして、本学としましても、今はコロナ禍で大変ではありますが、ボランティアと勉学を両立しながら学生が有意義に活動できるように、支援を行っていきたいと思います。

 

令和2年度卒業証書・学位記授与式

3月12日、令和2年度卒業証書・学位記授与式(学部卒業生及び大学院修了生)を学内の大講義室にて執り行いました。式中は、会場左右両側の窓を開け放していましたが、暖かくやわらかい春の陽射しが降り注ぎ、とても心地よく感じられました。感染防止対策を行ったうえで、昨年度と同様に卒業生・修了生と教職員に絞った形での式といたしました。東京サテライトキャンパス所属の大学院修了生の希望者には、式の模様をライブ配信いたしました。また、卒業生・修了生および保護者様が閲覧できるよう、式の記録動画を後日、インターネット上に限定公開する予定にしています。卒業生・修了生の皆様、おめでとうございました。

以下に、学長告辞を掲載いたします。

医療学部卒業生、そして大学院リハビリテーション研究科修了生の皆さん、卒業、修了おめでとうございます。本日出席をお控えいただいた、ご家族や関係者の方々にも、心よりお慶びを申し上げるとともに、これまで、本学に賜りましたご支援とご協力に、改めて感謝をいたします。

また、日夜最前線で感染症の治療や看護に力を尽くされている医療関係者の方々に、心より感謝と敬意を表します。

さて、外の景色に目をやると、うずたかく積もっていた雪も消え、土の色に草木の緑が加わり、さまざまな息吹が感じられるようになりました。ハクチョウたちも北帰行を控え、田んぼで盛んに餌をついばみ、栄養を蓄えています。旅立ちにふさわしい季節がやってきました。

このよき日に、私たち教職員は、卒業生・修了生の皆さんとのたくさんの思い出を抱え名残が尽きない気持ちでいっぱいですが、心から祝福して送り出したいと思います。そして、学生の皆さんが本学で学び過ごした最後の大切な時間を、直接、顔を合わせて共有することができましたことを、ありがたく思います。

本日は、ささやかではありますが、精いっぱい心を込めて皆さんを送り出したく、教職員が知恵を絞って準備を進めてきました。ひとつずつメッセージを切り貼りして完成させた手作りの式次第や、フォトスポットの設定など、この卒業式が皆さんの心に残るものとなりましたら、うれしく思います。

ところで、今年度は感染拡大の影響を受けて、例年とは異なる大学の授業体制となりました。自宅待機や遠隔授業、マスク着用、三密回避、手洗いや消毒など、感染拡大防止体制へご協力いただき、本当にありがとうございました。幾多の困難な状況があったと思いますが耐え抜いていただいた皆さんの努力に厚く御礼を申し上げます。

とはいうものの、学部4年生で大きなウエイトを占めていた学外臨床実習は中止せざるをえなくなり、貴重な学びや経験の機会を失わせてしまったことは、とても残念でした。しかし、それに代わるものとして、学内で学生の皆さんや教職員が工夫を凝らして専攻の枠を超えて協力し合うことで、新しい学びのスタイルを作り上げました。

一方、大学院生の皆さんは、人を対象とする研究のデータを集めにくくなり、例数が増えないことへのあせりや戸惑いが終始付きまとい、苦労されたことと思います。修士研究の発表会も、東京サテライトの学生さんを村上までお招きすることができずに、オンラインでの実施となりました。それでも活発な質疑応答が展開され、今後の研究や臨床にとっても、有意義な内容を提供できたと考えます。

新型コロナウイルス感染症という未曽有の事態に直面した中でも、学生の皆さんの学びを止めることのないよう、試行錯誤しながら、教育研究活動を継続してまいりました。大学全体で大学教育に対する危機を乗り越えようとするこの経験は、今後の大学教育が大きく生まれ変わるチャンスと捉えることもできます。

一方で、大学における授業の受講だけでなく、大学という場所において、仲間と語り合い、交流するといった営み自体が皆さんの成長過程にも大きく影響している重要性に改めて気づかされました。

いずれにせよ、この時代を経験した皆さんは、新しい価値観や考え方が身についていくでしょう。それは必ず将来に生きていきます。

皆さんは、これから新たな道へ歩んでいくために、本学から巣立っていくという、一区切りの日を迎えることができました。これまでの皆さんの努力によることはもちろんですが、ご家族の方々をはじめ、諸先生方や事務の方々、友人たち、地域の方々、その他、多くの方々の温かい愛情と限りないお力添えのお蔭だということをどうか忘れないでください。そして、本学で学んだことを糧にし、本学の卒業生・修了生としての自覚と自信を持って今後の人生を送っていただきたいと思います。

さて、皆さんがこれから向かっていく社会は、少子高齢化や人口減少がいっそう進み、さらには、人工知能、ロボット、再生医療など新たな科学技術が進展し、私たちの生活環境や就業形態が、大きく変化していくことが予想されています。いわゆる、Society 5.0と呼ばれる超スマート社会となり、ICT機器が人や物をつなぐようになり、人工知能やロボットが多くの仕事を代替するようになるでしょう。

しかし、そのような社会こそ、人と人とが真摯に向き合うことが大切になると思います。本学で学んだ皆さんは、人と接する際に、相手の心を読み取り共感し、優しく温かい心を通わすことができるはずです。本学園では、創設以来「人の心の杖であれ」を理念に掲げ、知識や技術だけではない、細やかな心遣いで患者さまやご家族をはじめ周囲の方々をしっかりと支えていけるような、人材を育成してきました。

これまで皆さんが培ってきた知識、技術、そして優しさや思いやりをさらに成長させ、どんな場面でも決して諦めないで挑戦を続けていってください。さらに、本学の教育目標の1つにもなっている崇高な倫理観を今後も育んでいってください。

倫理というと難しく聞こえますが、身近なところでは、世の中にあふれているさまざまな情報についても、常に正しいかどうか考えながら取り扱っていただきたいということがあります。実際に、皆さんが毎日触れている情報の中には、正しそうに見えて実は正しくないというものも多く含まれていると思った方がいいでしょう。そうした情報の発信者たちも、わざと誤った情報を流しているとは限りません。無自覚なコピペやリツイートをして拡散していくうちに、情報が捻じ曲げられ、人々を混乱させる元になっていることがあります。そして、捻じ曲がったり、切り取られたりして、本来の意味とは違った形で情報が拡散された場合も、それはあたかも正しい情報であるかのように、さらに拡散されていきます。すると、誰もがそれを信じ、情報の起原にあたって真偽のほどを確かめようとはしなくなります。これは、とても危険なことです。あらゆる情報の真偽を自分の目で確認してみること、必ず一次情報に立ち返って自分で検証してみることこそが、倫理的にも科学的にも大切な行為と考えます。

新しい生活様式、新しい学びなど、社会はあらゆる面から新しく生まれ変わろうとしています。新しい社会では、誰ひとりとして取り残されることのないよう、共生社会の構築が期待されます。皆さんには、その牽引役を果たしていただきたいと思います。困難な状況下にあっても、偏見や差別をせず、常に他者に対してあたたかい手を差し伸べられる人、それは、まさに本学の教育理念である、「人の心の杖であれ」を具現化することにほかなりません。

最後になりましたが、皆さんには、正しい情報を根拠に原点に立ち返って判断し、適切な行動をとるように心がけてください。さらには、本学の理念である「人の心の杖であれ」を忘れずに、人と人とが、支え合って生きていくことの大切さを、このような時代だからこそ、なおさら胸に刻んでこれからの人生を歩んでいってください。そして、いつまでも不断に学び続け、未来を切り拓いていき、大きく飛躍して多方面で活躍されることを心より祈念し、私の告辞といたします。

本日は卒業・修了おめでとうございます。

令和3年3月12日   新潟リハビリテーション大学長 山村 千絵