私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 本学の研究成果報告書が文部科学省ホームページで紹介されています

「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」とは、一躍有名になった「私立大学研究ブランディング事業」の前身となる事業で、平成20年度から27年度開始分まで申請を受け付けていたものです。本学は、私が学長に就任が決まった直後、すなわち、本事業申請受付の最後の年に、本学学長の任期でもある3年間の事業計画として初申請し、平成27~29年度の事業として採択をいただくことができたものです。

研究テーマは「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」で、それ以前から本学で開設されていた「転倒予防教室」と、新たに開設した「食べる力をつける教室(学長ブログでも、たびたび紹介してきました)」での取り組みを核に、本学近隣地域にお住いの高齢者の健康の維持向上を総合的に支援する事業でありました。

今年度はじめに3年間の研究成果をまとめ、文科省に報告書等を提出していましたが、先日、文科省のホームページを確認しましたら、報告書の概要と報告書(各大学の研究紹介ページにリンクしています)が掲載されていました。他大学の成果も一覧で掲載されていますので、あわせてご覧いただけましたら幸いです。
平成25年度採択(5年計画) 54課題42大学
平成27年度採択(3年計画) 13課題13大学

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 研究成果報告書の概要(平成30年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1410545.htm

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 研究成果報告書(平成30年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1410547.htm

出典:文部科学省ホームページ (http://www.mext.go.jp/)
1.事業の目的
本事業は、私立大学が、各大学の経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援するため、研究プロジェクトに対して重点的かつ総合的に補助を行う事業であり、もってわが国の科学技術の進展に寄与するものである。
2.事業の内容
各大学が最先端の研究や地域に根差した研究などの観点から研究プロジェクトを計画・申請し、文部科学省が審査の上で選定を行い、当該プロジェクトを遂行するための研究拠点に対して、研究施設・設備整備費や研究費を一体的に補助する。

新年おめでとうございます

年が明け2019年を迎えました。本年も新潟リハビリテーション大学をどうぞよろしくお願いいたします。

今年は平成最後の年であるとともに、干支も子年から始まるサイクルが、いったん終わりを告げる亥年となりました。なんだか寂しい気もしますが、この終わりは、これまで蓄えてきたエネルギーをさらに蓄えて満タンにし、次のステップへ向かうためにあると解釈したいものです。

私が元日早朝の初詣で引いたおみくじには「我慢と継続が大きな力に~どんな事でもまじめに愛着をもって続けていると次第に実力がついているもの。常に自分がすべき取り組みへの熱意と工夫を忘れずにいれば明るい展望が開ける。」と書いてありました。参拝の帰り道、空を見上げると細い三日月の近くに金星が美しく輝いていました。ひょっとしたら、初日の出も期待できる?(当地では雲が厚く、初日の出を見るのは難しいと予想されていました)と、その後もしばらく空を眺めていましたら、一瞬だけ雲が切れた隙間から、力強く昇っていく、まぶしく明るい太陽の丸い光を拝むことができました。おみくじ通りに、明るい展望が開けていくかのようでした。

さて、本学は、今年も「人の心の杖であれ」の理念を大切に、教育・研究・社会活動を展開して参ります。地域に根差し地域に必要とされる大学であり続けられるよう、さまざまな活動を通じて、学生・教職員一同、精一杯努力をして参ります。引き続き、皆さま方のご協力を賜りながら進んで参りますので、どうか応援をよろしくお願いいたします。

2018年もありがとうございました

昨日28日は、本学も仕事納めの日でした。夕方、出勤している全教職員で事務局に集まって、毎年恒例の簡単な仕事納めの会を行いました。

当地にとっては大変な豪雪から始まった1年でした。その後も全国各地で自然災害が相次ぎましたが、幸いなことに本学や本学関係者は災害の被害もなく、事故もなく、1年を過ごすことができました。大学を取り巻く環境も、少子化等の影響を強く受け、厳しいものがありますが、学生の皆さんの成長や地域の方々の笑顔を励みにして、運営の努力を続けています。日々、協力していただいている関係者の方々には、感謝申し上げます。

また、このブログを読んでいただいている皆さん、ありがとうございます。大学ではブログには書ききれない、さまざまな出来事が毎日起こっています。おかげさまで?私も年々、忙しさが増してきています。大学も時代の変化とともに日々、進化していかなければならず、どのレベルまで改革を推し進めていくか、どこで「良し」とするか、目標を高く持つほど、大変になっていくのは事実です。

このたび、「改革の意欲のある」地方小規模大学として、文部科学省の経営強化集中支援事業に選定(内示)していただくことができました。夏に申請書類一式を提出し、先頃ヒアリングを受けてきた結果が届いたのです。これから、改革を推し進めていくために、ますます多忙になりそうです。全教職員の皆さんをはじめ、関係者の方々の協力があってこそ、改革もスムースに進めていくことができます。新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。

すべての皆さまにとって、すばらしい良い年となりますように。

サンタプロジェクトを村上でも実施しています

この時期の当地にしては珍しく晴天が続き、穏やかなクリスマスイブの日を迎えています。

さて、敬和学園大学さんが発祥の“サンタプロジェクト”。この、ほっこりと心が温まるプロジェクトが各地に拡がりつつある様子が新聞等でも盛んに報道されていますが、本学でも蔦谷書店村上店様ご協力のもと、2014年12月から毎年、図書館が窓口となり実施しています。

教職員有志等が絵本を購入し、自筆のメッセージを書いたクリスマスカードを添えて、きれいにラッピングし、近隣の病院に入院している子供たちや特別支援学校に通う子供たちにプレゼントするという企画です。絵本の贈り主になると、本学のプロジェクトでは、写真左のような手作りの「サンタ認定証」がもらえます。

私も先日、見知らぬ子供たちに贈る絵本を一冊選んで購入しました。選んだ本は、レベッカ・ハリーさん作の「(クリスマスのちいさなおはなし)ゆきうさぎのおくりもの」(写真右は絵本の表紙のコピー)という、クリスマスの心温まるお話しが描かれた大型本です。手に取った子供たちが、喜んでくれるといいなあ…と思いつつ、笑顔いっぱいの様子を想像しながら、クリスマスカードにメッセージを書きました。彼らにとって、このプレゼントが、クリスマスのささやかな思い出になってくれたら、うれしいです。

メリークリスマス!

国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭が来年は本県で開催されます

先週のことになりますが、新潟県庁の新潟県県民生活・環境部・文化振興課の担当者の方が来学され、国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭について、ご紹介・説明をしていただきました。

来年2019年9月15日~11月30日の77日間、本県において、第34回国民文化祭・にいがた2019と第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会が開催されるとのことです。テーマは「文化の丁字路 ~西と東が出会う新潟~」キャッチフレーズは「文化ふっとつ新潟!」だそうです。詳細は、同文化祭のホームページをご覧ください。
https://niigata-futtotsu.jp/

私もPRサポーターとして、後日、コラムの文章を寄稿することになりました。

来年の開催期間中、県内各地でさまざまな催しがあるようですが、ここ村上市では、「全日本健康マージャン交流大会 in むらかみ」が開催されるそうです。サブテーマは、 日本の西と東が出会う「鮭(さけ)酒(さけ)人情(なさけ)」のまち村上 で、誰もが楽しめる健康マージャンを「人の文化」として未来へとつなぐ。とのことです。

運動が得意でない私は、学生時代、体育祭よりも文化祭の方が好きでした。本文化祭は、開催県以外ではあまり内容が知られておらず、伝統ある国民体育大会に比べたら、今一つ地味なイメージもあるかもしれませんが、新潟で開催される来年は陰から応援しながら、盛り上がりと成功をお祈りしたいと思います。

作業療法学専攻のプロモーション動画をご覧ください

平成30年度新潟県大学魅力向上支援事業において、本学が申請した課題「村上地域の伝統産業と食産業を活用した実践型教育プログラムの試み」が採択されたことは、以前のブログでも記載いたしました。その一環として、本学医療学部作業療法学専攻では、地元村上の酒蔵である大洋酒造様との連携により「作業活動分析と作業環境の改善」と題した活動を、村上高等職業訓練校様との連携により「村上木彫堆朱の作業療法における木彫の手法への応用」と題した活動を実施いたしました。

それら一連の活動を動画に記録し、You Tubeにアップしていますので、ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=o6G9PwEPMfQ

また、同事業における、もうひとつの取り組みとして、「認知症カフェでの回想法による認知機能の向上」と題した活動を、今週末の8日(土)に実施いたします。もう少し具体的に言うと、本学が毎月1回、定期的に開催している認知症カフェへの参加者と本学の学生がいっしょに、甘酒製造者(前出の大洋酒造様)から甘酒に関する講話を聞き、甘酒を飲み、その前後でどのような感情や認知機能の変化があるのかを語り合い、認知機能の変化について調査していきます(回想法)。当日は雪の予報で悪天候が予想されますが、参加される方はお気を付けてお越しください。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

なお、認知症カフェという名称ではありますが、認知症の当事者の方々や、ご家族・関係者の方々のみならず、一般の方々にも認知症の予防のためにということで、ご参加いただいています。お気軽にどうぞ。

高等教育コンソーシアムにいがた秋の理事会に出席してきました

11月20日、雨や霰が激しく降りしきる中、高等教育コンソーシアムにいがたの秋の理事会・懇親会会場となった(新潟市)ホテルイタリア軒へと向かいました。今回の当番校は新潟医療福祉大学さん。これまで私が夏・秋と6回の会合を経験してきた(理事会は大学の会議室で、懇親会は学食でというパターンがほとんど)中で、はじめてホテルでの開催となりました。交通の便に対する配慮で選ばれた会場とのことでした。

コンソーシアムの理事会は新潟県内のすべての大学・大学院大学・短大の学長、高等専門学校の校長等で構成されている、実質上、県内の学長会議に相当します。当番校は持ち回り制で、本学は来年度と再来年度の副会長校、来年度の秋の理事会当番校に決まっています。当番校となった大学の学長は、議事終了後の意見交換会において、皆で議論をするもとになる話題を提供し、その場の司会進行役を務めることになっています。理事会では、これまで、審議事項や報告事項はもとより、意見交換に多くの時間が費やされてきています。そんな中、今年のテーマは来年度まで継続審議となったため、その内容について、さらに詳細に調査しておくようにと、次期当番校に宿題が課せられたのでした。

理事会後の懇親会場を見渡すと(写真)、女性の参加者は私一人だけでした。

姉妹校の「ともしびの灯」をお祝いしてきました

本学と同一法人の姉妹校である新潟看護医療専門学校(新潟校、村上校)では、「戴帽式」に変わる儀式として、毎年、秋が深まったこの時期に「ともしびの灯」を行っています。先日、本学に近接する村上校で「ともしびの灯」が行われましたので、お祝いに行ってきました。

最初に、臨地実習に初めて臨む学生たちが、これから看護師として歩んでいく決意を胸に、2人ずつ整然とナイチンゲール像の前まで進み、「ともしびの灯」を持ちながら「自らが目指す看護師」の目標をひとりずつ唱え誓いました。入学してからまだ半年しか経っていない学生たちが、これほど美しい姿勢・ふるまいで、かつ、キビキビと行動できることに、いつもながらに感動いたしました。大学との合同入学式のときに見た彼女ら彼らの姿からは格段に成長し、皆、看護師の顔になっていました。教育の力はすごい!

その後、学生たち全員で「ナイチンゲール誓詩」を唱和しました(写真)。「ナイチンゲール誓詞」は、看護師や医師としての倫理を己れに誓うものであります。医学の発展や看護概念の変化などに伴って、少し引っかかる部分もあるかもしれませんが、その本質を見れば、今でも医療に携わる者にとって、基本かつ重要な事柄を突いているのではないでしょうか。患者さまに接するにあたって、力の限り誠意を尽くすことは医の倫理や看護の原点であるとも言えましょう。

「ともしびの灯」は、短い時間でありながらも内容が濃縮された格調高い儀式であります。

学部3,4年生たちの今は…

学部4年生は、どの専攻の学生も臨床実習先から戻ってきて、本格的に国家試験勉強に取り組んでいます。

かわって、この時期は3年生が臨床実習のまっただ中です。外の病院等で、当該施設の指導者の指導を受けながら、実際の生きた現場に入っていく、臨床実習期間は学生にとっては、とても緊張感を伴いプレッシャーのかかる時期です。とりわけ3年生は、2年生までの臨床実習から格段にグレードアップし期間も長くなるはじめての実習であるため、なおさら大変です。教員も実習施設に赴いて学生の様子や実習の進捗を確認し、指導者と個々の学生に適した指導体制について協議をしたりしています。

3,4年の臨床実習を乗り越えた学生たちは、一回りも二回りも強くなって成長した姿を見せてくれます。一方で大変さに押しつぶされそうになる学生もいます。ご家庭の保護者の方々におかれましても、そんなプレッシャーがかかっている学生たちの様子を、いつも以上に気にかけていただけましたら幸いです。

私は先日、2日間にわたり、言語聴覚学専攻の学生に国家試験対策の講義を数コマ行いました。「先生の講義はわかりやすい」、「ちゃんと対策の講義になっている」と言ってくれる学生の言葉がとても励みになります。過去問を借用しながら、ちょっとした工夫を施した講義を、もう数年間続けており、学生には好評のようです。今年は何人かの学生に個別指導もねだられて行いました。私は言語聴覚士ではないので、教えられる領域は限られてしまうのですが、国家試験合格に繋がる点数アップを助けるために、今後も役立つことができたらと思っています。

さて、私が住んでいる、新潟市中心部のランドマークであった「レインボータワー」の解体作業が進んでいます。長年慣れ親しみ眺めてきたものが無くなるのは、とても寂しいことです。ここのところ毎日、タワーが数メートルずつ切り取られて、どんどん短くなっていっています(写真)。この日も多くの見物客が、切り取り作業の様子を見守っていました。

食べる力をつける教室でソフトスチーム食材の試食を行いました

食べる力をつける教室は、現在6期目を開催中で、全10回のうち7回目まで終わりました。今期は、市の北部地域からはるばると、奥様が自家用車を運転して熱心に(遅刻・欠席なく)通ってくる、仲の良いご夫婦がいらっしゃいます。先週10月31日(水)の第6回目は、高齢者の食事・栄養と歯の話をしたついでに、高齢者向けソフトスチーム食材として試作中の、「エビと鮭」の試食をしていただきました(写真)。いつものトレーニングの時間よりも、お二人とも真剣な顔つきで食べていらっしゃったのが、とても印象的でした。当日はハロウインの日でしたので、教室でもお菓子をお裾分けしました。

ハロウインの日、学生向けにはかなり多くのお菓子を用意し、非常勤講師の先生から頂いた高級なお菓子も合わせて、学長室前で配ったのですが、あっという間になくなってしまいました。前日から予告の掲示をしておいたので、配布時刻になったとたんに、ダッシュでやってきた女子学生もいました。その時点ではまだ、ゆっくりと品定めをする余裕もありました。

それから、31日の夕方には、中国の提携校から6名の留学生がやってきました。皆、元気いっぱいに日本語で挨拶と自己紹介をしてくれました。彼ら用に1個ずつ残しておいたハロウインのお菓子を渡しました。中国でも似たような行事があるとのことでした。彼らはシェアハウスで生活しながら本学の学部で科目履修をした後、大学院を目指す予定になっています。