県知事と県内学長との懇談・懇親会がありました

桜の次はチューリップです。新潟の春は、カラフルな花々が私たちの目を楽しませてくれます。写真は昨日4月21日の新潟ふるさと村(新潟市)の花畑(チューリップガーデン)の風景です。新潟港開港150周年を記念して、新潟港を発展させた商船「北前船」を「50,000本・32品種」のチューリップで表現してあるそうです。今年は春先に暖かい日が続いたこともあり、例年より早い見頃を迎えているようですが、まだしばらくは楽しめると思います。チューリップは新潟県の花(昭和38年8月23日制定、切り花出荷量全国1位、球根出荷量全国2位)であります。

その新潟県の第21代知事に花角英世知事が就任されてから、10ヶ月ほど経ちましたが、去る4月10日に、高等教育コンソーシアムにいがた初の試みである、県知事と県内学長との懇談・懇親会が、ホテルイタリア軒(新潟市)で開催されました。同コンソーシアムでは、知事との懇談の企画は、前の知事の時代よりあったのですが、種々の理由により、実現できずにいたのでした。当日は冷たい雨が降りしきり、また、新学期が始まったばかりの忙しい時期でしたが、学長の出席率は良好でした。

懇談会は予定時間をだいぶ超過するほど盛り上がりました。新潟県の人口減少問題を切り口に、どのようにしたら若者を県内に定着させられるかについて、大学の魅力向上、産学官連携、地域貢献の事例紹介を元に、学生確保の方策について議論しました。さまざまな事例紹介を聞かせていただき、どの大学も、特色ある良い取り組みを行って、苦労しながらも学生確保のための努力を惜しまずに一生懸命行っているということを改めて確認することができました。しかし、新潟県人の気質も影響し、概してアピール・広報の仕方がうまくなく、受験生ほか県民全体に、効果的に伝わっていないのではないか、という意見も多く聞かれました。

懇談会後は、立食形式の懇親会が催されました。本学は今年度、コンソーシアムの副会長校ということから、私は懇親会の冒頭の挨拶を担当させていただきました。その恩恵もあり? 会の最初から、本学のことなどについて、知事とお話しさせていただくことができました。

*高等教育コンソーシアムにいがたは、新潟県内の大学等が相互に連携・協力し、教育・ 研究の質的向上と発展を実現する組織であり、県内全大学長等が理事となっています。コンソーシアムとは、共同事業体のことです。

4月4日平成31年度入学式を挙行いたしました

昨日4月4日、村上市民ふれあいセンターにおいて、平成31年度入学式を挙行いたしました。同一法人である新潟看護医療専門学校村上校との合同入学式でした。入学式の日は、ここ数年、晴天に恵まれています。今年度の入学式は前日まで雨が続き、当日朝までも雨が残り風も強く荒れた天気でしたが、入学式が始まる頃までには雨も上がり、時折、晴れ間もみられるようになりました。雨上がりの空のもと、新入生の皆さんも、気持ちの良いスタートがきれたことと思います。以下に、入学式の学長式辞を掲載いたします。

柔らかな春の光に誘われて、桜のつぼみも膨らみ始めました。
この良き日に、新潟リハビリテーション大学医療学部、大学院、そして新潟看護医療専門学校村上校に、入学された皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。皆さんの入学を心よりお祝い申し上げます。同時に、これまでの皆さんのご努力に敬意を表しますとともに、皆さんを支えてこられましたご家族や関係者の皆さまにお祝い申し上げます。また、ご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中ご臨席を賜り、新入生の門出を共に祝っていただきますことを厚く御礼申し上げます。

さて、本学は、平成7年からの専門学校におけるリハビリテーション教育を礎に、平成19年に、大学院だけを持つ、新潟リハビリテーション大学院大学として開学いたしました。そののち、平成22年に医療学部を増設して現在の大学の姿になりました。本学園における、リハビリテーション教育に関していえば、県内でも屈指の歴史と伝統があります。

大学となった当初、医療学部リハビリテーション学科には、理学療法学専攻と言語聴覚学専攻のみを開設していましたが、その後、作業療法学専攻とリハビリテーション心理学専攻を設けるなど、学びの分野を広げてまいりました。

また、大学院修士課程でも、当初は、リハビリテーション研究科リハビリテーション医療学専攻の中に、摂食・嚥下障害コースと高次脳機能障害コースのみを開設していましたが、その後、運動機能科学コース、心の健康科学コース、そして言語聴覚障害コースを立ち上げ、全部で5つの履修コースとなりました。さらには、平成28年より東京地区に社会人向けのサテライトキャンパスを設け、そこでは全国各地から向学心あふれる学生達が集い、学修に研究にと励んでいます。

今後も時代のニーズに応え、地域や社会に必要とされ、研究に裏打ちされた教育機関となるよう、さらなる改革や改編を進めてまいります。大学をとりまく地域社会や産業界との連携も強化しながら、魅力ある大学づくりを行っていきたいと考えております。

本学の位置する新潟県北地域は、豊かな自然と、長い歴史とともに受け継がれてきた 伝統と文化を兼ね備えた、情趣ある資源に満ち溢れています。

4年前には村上市をはじめ、近隣の関川村や粟島浦村と、また産業界とは地元の岩船商工業会様と包括連携協定を締結いたしました。協定に基づいて、本学がこれまで積み上げてきた保健、医療、福祉および研究・技術開発などに関する活動実績を相互協力へと発展させ、地域に必要とされる大学であり続けるよう、さらなる努力を重ねています。

学生教育においても、地域の自然環境や地場産業、温かい人々とのふれあいなどを活用させていただきながら、地域の課題解決に取り組み、地域の活性化に向けて活動を進めています。この地域に根差した学生教育の特色ある取り組みについては、新潟県大学魅力向上支援事業に毎年連続して採択されています。

また、文部科学省私立大学等改革総合支援事業においても、「教育の質的転換」の分野で毎年連続して選定されています。本事業は、学生教育において、特色化や機能強化に向けた改革に全学的・組織的に取り組み、教育の質向上を目指している大学、かつ高大接続改革に積極的に取り組んでいる大学を重点的に支援するものであります。本学は他学に先駆けて、文科省の意図する教育の質向上に沿う形で学生教育を展開していることが認められたものです。

時代は急激に変化しています。来月には新しい元号「令和」の時代が始まります。令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められているとのことです。

本学は、そのような希望に満ち溢れた新しい時代にもふさわしい基本理念として、開学以来「人の心の杖であれ」を掲げています。

皆さんがこれから向かっていく社会は、少子高齢化や人口減少がいっそう進み、さらにはグローバル化の波が押し寄せ、人工知能、ロボット、再生医療など新たな科学技術が進展し、私たちの生活環境や就業形態が、大きく変化していくことが予想されています。

人工知能やロボットが多くの仕事を代替するようになり、お互いの顔が見えなくなるかもしれません。しかし、そのような社会こそ、人と人とが実際に触れ合い、真摯に向き合うことが大切になると思います。

人の心を読み取り共感し、優しく温かい心を通わすことが必要な、皆さんが選んだ本領域は、いつまでも世の中から必要とされます。まさしく、人でないと目的を達成することができない大切な道です。

本学では、知識や技術だけではない、細やかな心遣いで、患者さまやご家族をはじめ周囲の方々をしっかりと支えていけるような、人材を育成しています。本学が重視している教育の基本は、専門を深く極めることはもちろんですが、広い視野と優しい心遣いをもって、ものごとを総合的に判断し、背景にあるさまざまな課題までも見いだして解決していき、それぞれの分野で大きく花を咲かせることのできる人材を育成することであります。

このために、本学の教職員は一体となって、学生ひとりひとりに丁寧な教育を行い、ともに新しい時代を切り拓いていくべく、日々努力を重ねています。

ところで、これまでの皆さんの多くは、与えられた課題を解いていく学びが中心だったと思いますが、大学では、自ら課題を求め、それに対してさまざまな角度から向き合い、解決策を探して実行していく能動的な学修の姿勢が求められます。

大学での学びは、受け身の姿勢で知識を蓄積させるだけでは意味をなしません。自ら主体的・積極的に学ぶ姿勢を示し、知識や技術を用いて、いかに新しい考えを生み出したり発見したりするかが重要です。自分が学びたいと思うことを、自ら学んでいくことこそが、大学での学びの姿勢となります。

そして、大学では是非、同じ専攻や同じ学年に限らず、広く同級生や先輩たちと交わり、自分の視野や可能性を広げる努力をしてください。

かけがえのない仲間は、大学での学びを支える大きな役目を果たしてくれるはずです。自分の夢や目標がわからなくなったとき、迷ったとき、仲間たちはきっと、素晴らしいアドバイスをくれ、導いてくれることでしょう。

また、学内には、皆さんの学修支援や生活支援、心身の相談といった、さまざまな機能をもつ学習センターのほか、保健室、クリニックなどを整備しています。もちろん、教職員一人ひとりがいつでも真摯に相談・対応いたします。どうぞ、学内の施設や人的資源を有効に活用してください。

皆さんは今、これから始まる大学生活に期待する気持ちと、不安に思う気持ちが交錯していることでしょう。どうか、ひるまずに前へ進んでいってください。そして、これまでとは違うひとまわり広い世界に目を向けてみてください。大学生時代は、人生の中でもかけがえのない大切な時期です。

最後になりましたが、皆さん一人ひとりが、さまざまなことに目を向け、実り多い大学生活を送られることを心から祈り、私からのお祝いと歓迎の言葉とさせていただきます。

平成31年4月4日
新潟リハビリテーション大学長 山村千絵

平成30年度卒業証書・学位記授与式を執り行いました

3月15日(金)、本学と新潟看護医療専門学校村上校合同の「平成30年度卒業証書・学位記授与式」を村上市民ふれあいセンターで執り行いました(写真左)。当日は、数日続いていた冬型の気圧配置がようやく緩み始め、肌寒さは残るものの徐々に晴れ間が広がり、卒業生・修了生を送り出すにふさわしい日となりました。式の様子は、当日夕方、NHKテレビのニュース(新潟版)で2分弱にわたり紹介されました。本日(17日)現在、NHK新潟放送局のウェブサイトにニュースと同じ内容の動画もあがっています。

式の後は瀬波温泉の宿に移動し、大学院謝恩会、そしてさらに別の温泉宿に移動して、学部謝恩会と続きました。東京サテライトキャンパスで学んでいた大学院生たちも村上での式と謝恩会に出席してくれました。院生からは、大きく美しい花束をいただきました(写真右、花瓶に生けた花束)。

以下に、学長告辞を掲載いたします。

モノクロだった景色に、草木の緑や土の色が加わり、冷たく凍っていた川は、さらさらと優しく流れるようになりました。春寒の残っている冷たい空気の中にも、さまざまな息吹が感じられ、旅立ちにふさわしい季節がやってきました。

本日、新潟リハビリテーション大学の教職員一同は、医療学部を卒業される皆さん、そして、大学院修士課程を修了される皆さんを送り出す日を迎えました。それから、北都健勝学園が目指す同じ理念のもとで学びを深めてきた、新潟看護医療専門学校村上校を卒業される皆さんも、いっしょにお祝いさせてください。

このよき日に、ご来賓の皆さま、そしてご家族、地域の方々、関係者の皆様には、お忙しいところ、ご列席くださいまして誠に有難うございます。

私たち教職員は、卒業生・修了生とのたくさんの思い出を抱え、名残が尽きない気持ちでいっぱいですが、心から祝福して送り出したいと思います。卒業生、修了生の皆さん、おめでとうございます。また、ご家族や関係者の皆様にも、心よりお慶びを申し上げます。これまで、本学に賜りましたご支援とご協力に改めまして感謝申し上げます。

卒業生、修了生の皆さんは、これから新しい道へと進んでいかれます。臨床現場に入って患者さまと真剣に向き合われる方、あるいは、さらに学びを深めてステップアップを目指す方、そのほかにも、皆さんのこれからの人生には、さまざまな可能性が広がっています。どの道を進むにしても、新たな道へ歩んでいくために、本学から巣立っていくという、一区切りの日を迎えることができたのは、これまでの皆さんの努力によることはもちろんですが、ご家族の方々をはじめ、諸先生方、友人たち、地域の方々、その他、多くの方々の温かい愛情と限りないお力添えのお陰だということをどうか忘れないでください。そして、本学で学んだことを活かし、本学の卒業生・修了生としての自覚と自信を持って挑戦を忘れることなく今後の人生を送っていただきたいと思います。

受け身ではなく、自ら進んで調べ学んでいくという、主体的な学びの姿勢が求められた大学では、楽しいことばかりではなく、時には思い通りにならずに挫折をしたり、投げ出したくなったり、多くの研鑽や努力を必要とする辛い日々もあったことと思います。しかし皆さんは、さまざまな試練を乗り越えて、今日の日を迎えることができました。まずはそのことに自信を持って進んでいって下さい。

さて、皆さんがこれから向かっていく社会は、少子高齢化や人口減少がいっそう進み、さらにはグローバル化の波が押し寄せ、人工知能、ロボット、再生医療など新たな科学技術が進展し、私たちの生活環境や就業形態が、大きく変化していくことが予想されています。いわゆる、Society 5.0と呼ばれる超スマート社会となり、ICTやIOTが人や物をインターネットに繋げ、人工知能やロボットが多くの仕事を代替するようになり、お互いの顔が見えなくなるかもしれません。しかし、そのような社会こそ、人と人とが実際に触れ合い、真摯に向き合うことが大切になると思います。皆さんが目指す医療・保健・福祉あるいは教育・研究の世界においては、なおさらのことです。人の心を読み取り共感し、優しく温かい心を通わすことが必要な本領域の業務は、いつまでも世の中から必要とされます。皆さんが選んだ道は、まさしく、人でないと目的を達成することができない大切な道です。

本学園では、創設以来「人の心の杖であれ」を理念に掲げ、知識や技術だけではない、細やかな心遣いで患者さまやご家族をはじめ周囲の方々をしっかりと支えていけるような、人材を育成してきました。これまで皆さんが培ってきた知識、技術、そして優しさや思いやりをさらに成長させ、どんな場面でも決して諦めないで挑戦を続けていく強い心を養うと共に、医療人としての崇高な倫理観を今後も育んでいってください。

私自身の人生を振り返ってみても、困難に出会った時は、相談に乗ったり助けてくれたりする人の存在、大学で学んだことや社会での経験などが役に立ちました。心折れることなく、挑戦を続け、勇気をもって困難に立ち向かってこそ、満足のいく人生が送れるのではないかと思います。

さて、本学は、学園の伝統ある専門学校教育を土台として発展させ、平成19年度に大学院だけをもつ新潟リハビリテーション大学院大学として開学したのち、平成22年度に医療学部を増設して、新潟リハビリテーション大学という現在の姿になりました。大学になった平成22年度当初の医療学部は、リハビリテーション学科の中に理学療法学専攻と言語聴覚学専攻の2専攻のみが存在しましたが、現在までに、作業療法学専攻とリハビリテーション心理学専攻を増設し、全部で4専攻となりました。そして、最後に立ち上げたリハビリテーション心理学専攻でも、今年度初めての卒業生を送り出します。一方、大学院修士課程でも平成19年度当初は、リハビリテーション研究科リハビリテーション医療学専攻の中に、摂食・嚥下障害コースと高次脳機能障害コースの2コースのみが存在しましたが、現在までに、運動機能科学コース、心の健康科学コース、言語聴覚障害コースを増設し、全部で5つの履修コースとなりました。そして、平成28年度からは、東京の交通至便な場所に、社会人向けのサテライトキャンパスを開設しています。そこでは、全国各地から向学心あふれる学生たちが集い、高度で専門的な特色ある学びを実践しています。今日も、この式には、2期目となる修了生たちが遠方から列席してくれています。今後も時代のニーズに応え、地域の方々に必要とされ、研究に裏打ちされた教育機関となるよう、さらなる改革や改編を進めて参ります。大学をとりまく地域社会や産業界との連携も強化していきたいと考えております。

そのためには、卒業生・修了生の皆さんにも協力していただき、皆さんといっしょに歩んでいく大学でなくてはなりません。今後とも新潟リハビリテーション大学に対して強い思いを持ち続けていただきたく、お願い申し上げます。皆さんは、これからの人生の中で困難に直面し、解決のための相談やアドバイスが必要になることもあるでしょう。その時には本学のことを思い出して、遠慮なく戻ってきてください。本学は、皆さんが適切な解決策を見出し、ピンチをチャンスに変えるためのお手伝いや応援をする場であり続けたいと考えています。今日の卒業式・修了式は、新しいスタートラインにつく皆さんと、さらにつながりを強めていくための一区切りの式と捉えてください。

最後になりましたが、皆さんが、健康であり続けるとともに、これからも不断に学び続け、希望に満ちた明るい未来を切り拓いていき、大きく飛躍して多方面で活躍されることを心より祈念し、私の告辞といたします。

本日は卒業・修了おめでとうございます。

平成31年3月15日     新潟リハビリテーション大学長 山村 千絵

 

 

スケートパーク視察とトップアスリート認定式出席

本学のある村上市は、東京オリンピック・パラリンピックの正式種目となった「スケートボード」に出場できる選手の育成や地域活性化を目指し、「村上市スケートパーク」の建設を進めています。同施設は、この3月下旬に完成が予定されているとのことですが、先週3月5日に、完成間近で工事中の現場を視察する機会がありました。ヘルメットを着用して、関係者数名とアリーナ等を見学させてもらいました(左写真)。

完成すれば、屋内型の施設としては日本最大級の規模となるとのことで、国内外のスケートボード選手が集い、村上市がスケートボードの聖地となるよう整備を進めているとのことでした。また、オリンピック種目となる「ストリート(街にあるような階段や手すり、縁石やベンチ、壁や坂道などを模した直線的な構造物を配したコースで技を競う:左写真の向かって左半分)」と「パーク(大きな皿や深いお椀をいくつも組み合わせたような、複雑な形をした窪地状のコースで技を競う:左写真の向かって右半分)」ともに、アリーナに設置されるとのことでした。

スケートボード施設のほかにバランス感覚が養えるボルダリング(クライミングの一種で最低限の道具で岩や石、人工の壁面を登るスポーツ)、スラックライン(細いベルト状のラインの上でバランスを取る)の設備をあわせて整備されるほか、構造材および仕上げ材に村上市産杉材を使用しているとの説明もありました。

同日に、一般社団法人健康ビジネス協議会(本学も会員となっています)が、新潟から世界へ通用するトップアスリートを育成・輩出し続けるための取組であるNWS(Niigata of Ween the Sports Support System:未来を担うスポーツ選手をサポートする制度)プロジェクトの一環として、NWSトップアスリート認定式を村上市瀬波温泉の旅館で開催しましたので、そちらにも出席してきました。

選手が世界トップレベルへの挑戦を続けるために必要な遠征手配、資金管理、競技生活と教育の両立、怪我の不安の除去、競技生活後の生活の安定など、様々な課題に対して選手のニーズを聞き入れながら多方面から支援するとのことです。

今回の認定式では、トップアスリートとして、「パーク」種目での日本選手権で去年、優勝した笹岡建介選手(右写真の前列右から3人目)が選ばれました。また、ジュニアの選手や選手を育成するチームも認定され、健康ビジネス協議会の会長より一人一人に認定証が手渡されました。その後の記念撮影で、私も認定された選手たちといっしょに写ることができました(右写真:私は後列左から4人目)。

本学は、スポーツ選手たちの身体と心の両面を支えることができる人材も育成しており、毎年、学生や教職員が、村上・笹川流れ国際トライアスロン大会をサポートしている実績もあることから、今後、スケートボード選手たちの支援にも様々な面で関わっていけたらと思っています。

ダブルで選定されました!「私立大学等改革総合支援事業」「私立大学等経営強化集中支援事業」

2月26日付けで、文科省のホームページに、「平成30年度私立大学等改革総合支援事業の支援対象校の選定結果とりまとめ」が掲載されました。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1340519.htm

本学は、同事業においてタイプ1「教育の質的転換」を申請し、選定されました。本学は文部科学省が示している改革の方向に向いた先進的な大学運営・教育を目指していることを認めていただいたことになります。今年度は特に、「全学的な体制での教育の質的向上に向けた取組」、「高大接続改革への積極的な取組」を中心に評価されました。

新潟県内大学の選定状況は次の通りです。

タイプ1教育の質的転換(2大学) 新潟リハビリテーション大学、新潟工業短期大学

タイプ2産業界との連携 該当無し

タイプ3他大学との広域・分野連携  該当無し

タイプ4グローバル化 (1大学) 国際大学

タイプ5プラットホーム形成 該当無し

本事業に選定されるための要件は、本年度からハードルが非常に高くなりました。特に地方の小規模大学にとっては、改革に真剣に取り組み、全学一丸となって一気に進めていく体制をとらない限り、選定されるのは難しい状況となりました。そのためか、こちらの補助金も東京一極集中の傾向が強く、地方の大学には配分が少ないようです。都道府県別選定状況は次の通りです。

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/26/1413852_06.pdf

 

また、本学は、合わせて申請した、文部科学省「平成30年度私立大学等経営強化集中支援事業」においても選定されました。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1367019.htm

本事業の目的は、「18歳人口の急激な減少を見据え、スピード感ある経営改革を進め、地方に高度な大学機能の集積を図る地方の中小規模私立大学等に対し集中的支援を行うもの」とされています。このため、こちらの事業は、支援対象として地方の中小規模校50校が選定されました。地方の大学が対象とはいえ、新潟県内では本学含めて2大学のみしか選定されていません。選定校は、新潟リハビリテーション大学と新潟工科大学 でした。

本学は上記2つの事業とも、私が学長に就任した平成27年度からは、毎年連続で選定され続けています。改革の推進には、全教職員の協力が不可欠で、非常にエネルギーを必要とすることであります。それでも、本学は、今後も学内体制を時代の流れに合ったものに整備し続け、改革をさらに推進していきます。

最後に、以前にも掲載予告をしていましたが、「第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」のホームページに、私のコラム(PRサポーターとして)が、3月7日付けで掲載されましたので、紹介いたします。興味のある方は下記URLをご参照ください。

https://niigata-futtotsu.jp/

https://niigata-futtotsu.jp/column/064/

 

地域との交流 いわふね新年研修会・懇親会

2月15日(金)夕~夜、本学のある村上市岩船地区において、「いわふね新年研修会・懇親会」が開催されました。この会は、20年以上前から行われている伝統的な地区行事のひとつだそうで、私は今回で4度目の出席となりました。

参加者は、区長様・副区長様を始めとして、地域にある学校や諸団体の長の方々など総勢70名(ほとんどが男性)でした。村上市長様のほか、議会関係者の方々も来賓としてご出席され、ともに地域のもつ課題等について語り合いました。

研修会では、村上市長による「今後の村上市の市政運営について」のご講演がありました。第二次村上市総合計画の要点として、6つのまちづくりの基本目標「いきいき元気な笑顔輝く、支え合いのまちづくり」「ひと、まち、自然が調和する、美しい定住のまちづくり」「産業が創る地域の誇り、活力みなぎる賑わいのまちづくり」「いのちと故郷を絆で守る、安全安心なまちづくり」「伝統と文化を育む、すこやか郷育のまちづくり」「ひとりひとりが活躍する、市民が主役のまちづくり」に沿って、6つの目標それぞれに関連する事業とそれに対する2019年度当初予算案の概略について説明をいただきました。村上市一般会計の総額は325億円で、過去最大だった今年度と比べ約5%減とのことでした。市スケートパーク建設といった大型事業が完了したことによる減額が大きな要因とのことでした。歳出の主なものとしては、村上総合病院の移転新築等に今年度から引き続き3年間、手厚く支援を行うとのことでした。

また、村上市は新皇后となられる雅子さまゆかりの地であることから、5月1~3日に記帳所を設ける等、祝意を表したいとの発表もありました。

講演の後の懇親会では、地域の方々と貴重な意見交換ができました。しかし、翌日の土曜日に本学の大学院入試が控えていたこともあり、盛り上がっている途中で退席させていただきました。今の時期の週末は、大学院村上・東京の入試、学部の入試、学部の新入生対象スクーリング等が連続してあり、慌ただしく過ぎていきます。

明日2月23日(土)は、学部新入生対象スクーリングです。コミュニケーションゲームやケーキバイキングなどの楽しい交流会も予定されています。

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 本学の研究成果報告書が文部科学省ホームページで紹介されています

「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」とは、一躍有名になった「私立大学研究ブランディング事業」の前身となる事業で、平成20年度から27年度開始分まで申請を受け付けていたものです。本学は、私が学長に就任が決まった直後、すなわち、本事業申請受付の最後の年に、本学学長の任期でもある3年間の事業計画として初申請し、平成27~29年度の事業として採択をいただくことができたものです。

研究テーマは「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」で、それ以前から本学で開設されていた「転倒予防教室」と、新たに開設した「食べる力をつける教室(学長ブログでも、たびたび紹介してきました)」での取り組みを核に、本学近隣地域にお住いの高齢者の健康の維持向上を総合的に支援する事業でありました。

今年度はじめに3年間の研究成果をまとめ、文科省に報告書等を提出していましたが、先日、文科省のホームページを確認しましたら、報告書の概要と報告書(各大学の研究紹介ページにリンクしています)が掲載されていました。他大学の成果も一覧で掲載されていますので、あわせてご覧いただけましたら幸いです。
平成25年度採択(5年計画) 54課題42大学
平成27年度採択(3年計画) 13課題13大学

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 研究成果報告書の概要(平成30年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1410545.htm

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 研究成果報告書(平成30年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1410547.htm

出典:文部科学省ホームページ (http://www.mext.go.jp/)
1.事業の目的
本事業は、私立大学が、各大学の経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援するため、研究プロジェクトに対して重点的かつ総合的に補助を行う事業であり、もってわが国の科学技術の進展に寄与するものである。
2.事業の内容
各大学が最先端の研究や地域に根差した研究などの観点から研究プロジェクトを計画・申請し、文部科学省が審査の上で選定を行い、当該プロジェクトを遂行するための研究拠点に対して、研究施設・設備整備費や研究費を一体的に補助する。

新年おめでとうございます

年が明け2019年を迎えました。本年も新潟リハビリテーション大学をどうぞよろしくお願いいたします。

今年は平成最後の年であるとともに、干支も子年から始まるサイクルが、いったん終わりを告げる亥年となりました。なんだか寂しい気もしますが、この終わりは、これまで蓄えてきたエネルギーをさらに蓄えて満タンにし、次のステップへ向かうためにあると解釈したいものです。

私が元日早朝の初詣で引いたおみくじには「我慢と継続が大きな力に~どんな事でもまじめに愛着をもって続けていると次第に実力がついているもの。常に自分がすべき取り組みへの熱意と工夫を忘れずにいれば明るい展望が開ける。」と書いてありました。参拝の帰り道、空を見上げると細い三日月の近くに金星が美しく輝いていました。ひょっとしたら、初日の出も期待できる?(当地では雲が厚く、初日の出を見るのは難しいと予想されていました)と、その後もしばらく空を眺めていましたら、一瞬だけ雲が切れた隙間から、力強く昇っていく、まぶしく明るい太陽の丸い光を拝むことができました。おみくじ通りに、明るい展望が開けていくかのようでした。

さて、本学は、今年も「人の心の杖であれ」の理念を大切に、教育・研究・社会活動を展開して参ります。地域に根差し地域に必要とされる大学であり続けられるよう、さまざまな活動を通じて、学生・教職員一同、精一杯努力をして参ります。引き続き、皆さま方のご協力を賜りながら進んで参りますので、どうか応援をよろしくお願いいたします。

2018年もありがとうございました

昨日28日は、本学も仕事納めの日でした。夕方、出勤している全教職員で事務局に集まって、毎年恒例の簡単な仕事納めの会を行いました。

当地にとっては大変な豪雪から始まった1年でした。その後も全国各地で自然災害が相次ぎましたが、幸いなことに本学や本学関係者は災害の被害もなく、事故もなく、1年を過ごすことができました。大学を取り巻く環境も、少子化等の影響を強く受け、厳しいものがありますが、学生の皆さんの成長や地域の方々の笑顔を励みにして、運営の努力を続けています。日々、協力していただいている関係者の方々には、感謝申し上げます。

また、このブログを読んでいただいている皆さん、ありがとうございます。大学ではブログには書ききれない、さまざまな出来事が毎日起こっています。おかげさまで?私も年々、忙しさが増してきています。大学も時代の変化とともに日々、進化していかなければならず、どのレベルまで改革を推し進めていくか、どこで「良し」とするか、目標を高く持つほど、大変になっていくのは事実です。

このたび、「改革の意欲のある」地方小規模大学として、文部科学省の経営強化集中支援事業に選定(内示)していただくことができました。夏に申請書類一式を提出し、先頃ヒアリングを受けてきた結果が届いたのです。これから、改革を推し進めていくために、ますます多忙になりそうです。全教職員の皆さんをはじめ、関係者の方々の協力があってこそ、改革もスムースに進めていくことができます。新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。

すべての皆さまにとって、すばらしい良い年となりますように。

サンタプロジェクトを村上でも実施しています

この時期の当地にしては珍しく晴天が続き、穏やかなクリスマスイブの日を迎えています。

さて、敬和学園大学さんが発祥の“サンタプロジェクト”。この、ほっこりと心が温まるプロジェクトが各地に拡がりつつある様子が新聞等でも盛んに報道されていますが、本学でも蔦谷書店村上店様ご協力のもと、2014年12月から毎年、図書館が窓口となり実施しています。

教職員有志等が絵本を購入し、自筆のメッセージを書いたクリスマスカードを添えて、きれいにラッピングし、近隣の病院に入院している子供たちや特別支援学校に通う子供たちにプレゼントするという企画です。絵本の贈り主になると、本学のプロジェクトでは、写真左のような手作りの「サンタ認定証」がもらえます。

私も先日、見知らぬ子供たちに贈る絵本を一冊選んで購入しました。選んだ本は、レベッカ・ハリーさん作の「(クリスマスのちいさなおはなし)ゆきうさぎのおくりもの」(写真右は絵本の表紙のコピー)という、クリスマスの心温まるお話しが描かれた大型本です。手に取った子供たちが、喜んでくれるといいなあ…と思いつつ、笑顔いっぱいの様子を想像しながら、クリスマスカードにメッセージを書きました。彼らにとって、このプレゼントが、クリスマスのささやかな思い出になってくれたら、うれしいです。

メリークリスマス!