大学入試センター試験、そして入試シーズン本格化

令和2年を迎え、早くも半月が経ちました。今週末の18,19日は、現行の仕様が最後となる大学入学者選抜大学入試センター試験(略称:大学入試センター試験)が実施されます。

例年、当地における同試験の日は、降雪・積雪や強風など悪天候に見舞われることが多いのですが、現時点での天気予報は、晴れ曇りです(今冬の当地は、今まで経験したことがないくらいの暖冬で、しかも雪を見ていないのです…)。雪国の受験生(及び当日に監督等として対応に当たる教職員)にとっては、悪天候による交通機関の乱れや遅刻の心配等が少し減るという意味では、天気が味方についてくれているようです。

令和3年1月からは新しい共通テスト「大学入学共通テスト」に移行されます。とはいっても、大きく模様替えされる予定だった部分は、突然の中止通達により、大きな混乱が生じています。来年度受験される皆さんはもちろん、準備にあたる大学も振り回されました。変更、変更、変更の都度、「いついつまでに○○についての大学の見解を出してほしい」という要請が幾度となくありました。

来年の入試はどうなるのだろう…という不安は、多くの受験生(来年度以降の受験生のみならず、今年度の受験生含む)が抱えていることで、今年度の受験生は、できれば今年度中にどこかの大学に合格を決めたいという気持ちが強くあると聞いています。実際に、今年度の入試の様相が安全志向になっている、志願状況が例年と異なっている、というような情報もあります。

本学では大学入試センター試験利用入試を、昨年度までは2回の実施でしたが、今年度は3回と増やしました。最後の最後まで「受験⇒合格」のチャンスを設けました。本学が気になる受験生は是非、チャレンジしてください。現在は、「大学入試センター試験利用入試Ⅰ期」すなわち3回のうちの1回目の出願を受け付けています。https://nur.ac.jp/news/8333/

それから、来年度からの国の新入試制度に備え、本学では一足早く「総合型選抜入試」も実施します。https://nur.ac.jp/news/8355/

謹賀新年

謹賀新年

当地は雪もなく、暖かく穏やかな年の初めを迎えています。

今年は、例年にも増して、大忙しの年になりそうですが(以前のブログに記載の通り、今年の本学は、いくつもの大きな計画を予定しているため)、皆さんの協力を得ながら、計画成就、目的達成を目指して、一層の努力を行っていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

かの稲盛和夫氏は、中村天風の次の言葉を、JALの社員たちに告げたそうです。

「新しき計画の成就は、ただ不屈不撓(ふとう)の一心にあり。さらばひたむきに、ただ想え、気高く、強く、一筋に。」

どんな大きな夢も遅々たる一歩一歩を積み重ねた果てに、やっと成就する、すべては、想いから発する、とのことです。

~成功を強く想い続けていたいと思います。

高等教育コンソーシアムにいがた理事会開催

1週間前の12月20日、高等教育コンソーシアムにいがたの令和元年度第2回理事会・意見交換会・懇親会(写真は立食形式の懇親会)を本学(今年度の副会長校)が幹事校となって、瀬波温泉夕映えの宿汐美荘3階潮騒の間にて開催いたしました。本理事会の構成員は、新潟県内の大学・短期大学・高等専門学校等の長(学長、校長)です。そして、この会議は、それら高等教育機関の長が一堂に会して、議論し、また、親睦を深めるための重要な会議として位置づけられています。そのような大きな会議を開催するに当たり、不備なくスムーズに行う事ができるのか、直前までドキドキでしたが、事務局等関係者の方々の協力を得て、滞りなく行うことができました。理事会・意見交換会には、44名(県内大学・短期大学長等23名、事務局陪席者18名、新潟県1名、コンソーシアム事務局2名)の参加者があり、懇親会にも40名超の方々に参加をいただきました。

12月の末に新潟県北の村上開催ということで、天気も心配されましたが、大荒れにはならずにすみました。ロビーからは冬の荒々しい日本海が一望にでき、曇天ではありましたが、一時は、粟島も見えました。

本会議では、理事会よりも、意見交換会を楽しみに参加される学長等が多いと聞いていました。そして、意見交換会のテーマは幹事校が設定できることになっています。どのようなテーマを設定したら、学長達の興味を惹き、そして80分間余すことなく活発な意見交換ができるか、迷ったあげく、今回のテーマは「教員評価の現状と課題について」とさせていただきました。意見交換会の司会進行も幹事校の役目です。経験豊富な学長等が多い中、若輩者の私が仕切らなければならないことに、すごくプレッシャーを感じていましたが、意見交換会はおかげさまで大成功に終わったと思います。何名かの方々からも良かったと言っていただき、ホッとしました。

以下、テーマに関連して、事前に配付した資料の一部を掲載します(このほか、当日に、いくつかの文献からまとめた、詳細な資料を配付しました)。

教員評価の現状: 1990年代からの大学改革を背景として教員評価への関心が高まり、国公立大学では法人化が始まった2004年度から評価制度の導入が進んだ。いまや国立大学のほぼ全て、公立大学でも7割で評価を実施している。一方で、私立大学では導入が遅れている。

教員評価の課題: 評価制度の導入は大学に少なからぬ負担になっているほか、評価の標準化や、活用方法については、まだ多くの課題を残していると考えられる。たとえば、評価を教員のモチベーション向上につなげる形での活用は進んでいないようである。また、組織評価と教員評価を連動させ、次の計画策定や目標設定につなげている大学も少ないようである。

新潟リハビリテーション大学は: 今年度(2019年度)より教員評価制度を試行導入した。

導入背景1⇒ 本学は2020年度に外部認証評価を受審する。2018年度からの第3期の大学認証評価では、内部質保証が重視されている。教員評価制度はPDCAサイクルにおけるCheck(測定・評価)として、人材マネジメントの領域で“教育の内部質保証”機能を制度的に担うことが期待されている。

導入背景2⇒ 2019年4月より、働き方改革関連法案が順次施行され、効率よく柔軟に働いて成果を出すことが、これまでにも増して求められるようになっている。人件費が消費支出のおよそ50%を占める大学において、その中心的役割を担う教員を、これまでは、画一的かつ硬直的に処遇してきたことに対する矛盾を解消する必要がある。

本学では、今月(12月)、初の評価結果がでた。しかし、この結果(評点)が個々の教員を適切に評価しているかどうかは不明であり、また今後、この結果をどのように活用していくかについても、さらなる議論を必要としている。

そこで、本会では、以下の点を中心に、意見を交換していきたい。

  • 教員評価制度の現状と課題について

・導入している場合⇒  いつ導入したか? うまく機能しているか? 課題はあるか? どのような評価方法を採用しているか? 結果をどのように活用しているか? 今後どのように運用していく予定か?

・導入していない場合⇒ 今後の導入予定について? 導入する場合、導入に当たって課題となることは何か? 導入しない場合、その理由は何か?

ここまでが事前配付資料の一部です。

さて、会場として使用させていただいた汐美荘さんは、今後、模様替えする予定があるとのことで、現行の仕様でこのような大きな会議に利用させていただくのは、最後のチャンスだったと思います。懇親会のお料理も、村上ならではの食材(村上牛のお寿司やはらこ飯、村上茶のデザートなど…)を用意していただき、参加者の皆さん(もちろん私も)は、大満足でした。ありがとうございました。

さて、今年も残りわずかになりました。今年のブログの更新はこれが最後になると思います。この一年、皆さま方には大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。それでは、良いお年をお迎えください。

 

第3回学生・教職員授業改善ミーティング

約1か月前のことになりますが、11月14日(木)昼食を挟む時間帯に、軽食をつまみながら、約1時間半にわたり、FD/SD委員会主催による「学生・教職員授業改善ミーティング」を学内の会議室で行いました。今回は、昨年秋、今年春に続く3回目の開催となりました。参加者は教員6名、職員3名、学部学生11名(理学療法学専攻5名、作業療法学専攻3名、リハビリテーション心理学専攻3名)でした。第1,2回は3,4年生などの上級学年から参加者を募りましたが、第3回では1年生から参加していただき、フレッシュな意見を聴取することができました。当日、風邪をひいていた私は、声が良く出ずに大変失礼いたしました。

今回のミーティングの内容は、1) 入学してから前期の授業を終え、後期の授業を開始して2か月ほど経った時期に当たることから、大学の講義に関する学生の印象や感想を聞くこと、2) 学生からの授業を含む大学生活一般に関する質問、意見、要望等を聴取すること、3) 教職員からの質問などでありました。

以下に、学生からの発言の一部を紹介します。

(1)受講態度等

・全体の雰囲気として、前期はさぼる人が少なかったが、後期に入ってから授業に集中している人が少なくなってきた。だんだん大学生活に慣れてきたのでは?と思う。自分も私語をしたりしてしまうため気をつけたい。 ・最初は前に詰めて座っていたが、前期の後半から後期にかけて、教室の座る場所が後ろの方になってきている。

(2)授業方法等

・授業前のプリント配布があるとわかりやすい。また、質問を書く紙を渡してくれ、次の時間に質問に答えてくれる講義があり、ありがたい。 ・小さな教室でもビデオ録画があると助かる。パワーポイントの投影がはやくて書ききれないためビデオで復習したい。パワーポイントの資料を配布してほしい。 ・授業の進みが早い先生がいる。 ・テストを返却してほしい。⇒【回答 教員1】答案を返却したくない先生もいる。その場合、フィードバックをして対応をする。【回答 教員2】現在は試験問題の解説や開示を義務付けられている。答案返却、解説等のフィードバックなど、どのように対応するかについてはシラバスに記載しているため確認してほしい。 ・生理学や解剖学は国家試験につながると聞いているが、国家試験問題を見たことがないため想像できない。⇒【回答 教員1】図書館に過去問集がたくさん置いてあるので見てほしい。また、生理学や解剖学の大切さは就職して現場に出ると、より実感する。【回答 教員2】国家試験のために勉強しているのではない。医療従事者としてのカリキュラムを組んでいる。学年ごとのカリキュラムをこなしていけば国家試験は合格できる。 ・「学習センター」の使い方がわからない。先輩がいるから入りづらい。⇒【回答 職員】今年度は事情によりパンフレットの配布ができなかった。先輩がいても入って良い。今日の話を聞いていて解剖学セミナーなどの開催が必要だと感じた。

(3)なまけやすい講義の特徴

・ずっと先生が話していて、学生がメモを取るだけの講義はなまけやすい。パワーポイント投影のみの講義は追いつかず、諦めてしまうのでは。 ・穴埋めプリントがあると使いやすい。 ・活動やディスカッションがあるといい。自分が話すことにより頭に入る。 ・隣の席同士で活動できるといい。 ・怒らない先生はなまけやすい。注意できる先生がいいのではないか。 ・立って活動するような講義が眠気覚ましになる。

以上を踏まえて、最後に教員からの意見、アドバイス等がありました。その一部を紹介します。

・学習センターや図書館の使い方など、わからないことはその都度どんどん聞いてほしい。 ・グループ学習を望む学生が多くみられたため検討していきたい。 ・問題集(ドリル)を多く使っていたため穴埋めプリントが学生へ受けるのではないか。自分から情報をとりにいくような講義は食いつきが悪いと感じている。 ・講義中の文字が小さい、聞こえない、わからない等はその都度どんどん先生へ言ってほしい。学生は講義を受ける権利がある。先生へ言っても反映できていなければ教務や他の先生へ教えてほしい。

参加してくれた学生達には、ひとりずつ認定証を手渡しして終わりました。さまざまな意見をありがとうございました。その後、教授会で全教員に対して上記の報告を行いました。各教員は、それぞれの授業運営の参考とし、より良い講義を提供していけるようにしたいものです。

 

教育学術充実協議会に参加してきました

11月26日(火)に、東京のアルカディア市ヶ谷で開催された、令和元年度(通算第50回)教育学術充実協議会に参加してきました。本協議会は日本私立大学協会主催で、毎年、初冬の時期に開催されているものです。

本年度の協議会では、我が国の高等教育の将来像を巡る議論が引き続き活発化していることを踏まえ、メインテーマは昨年度の協議事項に続く形で「続・高等教育の将来像を考える」でありました。中央教育審議会から昨年度に答申があった「2040年を見据えた高等教育の将来像」を軸に、今後の我が国における高等教育の将来像と私立大学における教育研究と経営の在り方について研究・協議が以下の流れで行われました。

〇高等教育政策の諸動向について(文部科学省): 上述した中教審の答申を受け、以下について解説(概要のみ)がありました。1、高等教育を取り巻く状況、2、令和2年度の概算要求、税制改正要望について、3、大学入試改革の状況について、4、高等教育の修学支援新制度について、5、教学マネジメント指針の策定について、6、私立学校法の改正について

〇研究協議: 地方中小規模大学で定員割れが多く起きている現状を踏まえ、下記1,2を主題とした協議がありました。1、検証「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」2、地方私立大学の将来を考える 現状と課題

研究協議の中で非常に印象的だったのは、某地方大学の学長のお話しでした。その報告のあった大学は、人口約10万人の中山間地域の市にあり、県庁所在地などの都市部からのアクセスが悪い、というのは本学と条件が似ていました。そこでの、学生募集を成功させる基本戦略としては、次の4つを掲げていると、紹介がありました。

1、圧倒的な教育力をもち、類似する学科をもつ国公立大学の実績(国家試験の合格率等)を上回ること。 2、専門職への就職率、出身県へのUターン就職の実現(=1の国家試験合格率と連動します。) 3、個々の学生によりそう面倒見の良い学生指導(小規模大学ではあたりまえのこと、プラスアルファが必要。)理事長が山に畑を作って野菜の種をまき、いろいろな野菜を育てており、定期的に収穫して、小型トラックいっぱいに詰め込んで大学へもってきては、学生に野菜を配っている、とのことでした。また、自転車通学の学生が多いことから、自転車のパンク修理やブレーキ調整を行ってくれる校務員がいるとのことでもありました。これらが他学には真似できない売りだとのことでした。 4、広報宣伝による知名度のアップについては、型にとらわれることなく、現代の若者に受ける仕様で行っているとのことで、映像も音声も派手目のテレビCMを見せていただきました。

3の、面倒見の良い学生指導については、本学でも、他学には真似できない、さまざまなことを行っていると自負します。このブログでは、あえて記載しませんが、実際に本学の中に入って過ごしていただければ、日々、実感できるのではないかと思います。

 

昨日(12/7)は、大学院村上校のⅠ期入学試験日でした。人気の履修コースは開学以来、変遷してきており、時代のニーズを表しているかのようです。昨年、心理系分野で初の国家資格「公認心理師」が誕生したことにより、公認心理師取得を目指す課程の人気が高まってきています。

第5回村上市との連携協議会開催

11月7日(木)午前中、村上市役所4階大会議室において、「村上市と新潟リハビリテーション大学との第5回連携協議会」を開催(学長が招集)いたしました。当日の出席者は、市側からは副市長をはじめ11名、本学側からは7名でした。2015年の7月に村上市と包括連携協定を締結させていただき、それ以来、毎年、定期的に開催している協議会であります。

本学の地域・産学連携推進室長が司会進行役となり、最初に双方の出席者の代表(市側:副市長、大学側:学長)による挨拶の後、出席者全員が自己紹介を行いました。次に本学事務局長より本学の現状(学部生・院生の入学者数、入学者の出身地、卒業生の就職先等)について、説明いたしました。

その後、あらかじめ本学が設けた7つの協議事項について意見を交換したり、大学運営に対する、村上市の更なる協力をお願いしたりしました。

大学関連の専門用語等を含んだ資料を用いての協議であり、分野外の一般の方々にとっては難しい内容も多くあります。このため、今年度は事前に資料を市側に渡して、十分に目を通しておいていただき、意見もある程度、まとめておいていただきました。そういった準備が功を奏し、例年にも増して活発な協議ができました。

また、今年6月に発生した山形県沖地震のほか、大雨など大規模な自然災害が、近年、多くなっていることや、予定していた村上市との防災訓練が、昨年度・今年度とも、悪天候や地震災害の検証等のために中止になったこと等を絡め、今後は防災面での連携も強化していくことについて、再確認いたしました。

同日、11月7日(木)午後は、本学と同一法人の姉妹校である新潟看護医療専門学校村上校で「ともしびの灯(戴帽式に変わる儀式)」が行われましたので、お祝いに行ってきました。臨地実習に初めて臨む学生たちが、これから看護師として歩んでいく決意を胸に、各々がナイチンゲール像の前まで進み、「ともしびの灯」を持ちながら「自らが目指す看護師」の目標を唱え誓いました。その後、学生たち全員で「ナイチンゲール誓詩」を唱和しました。「ナイチンゲール誓詞」は、看護師や医師としての倫理を己れに誓うものであります。現代においても医療に携わる者にとって、基本かつ重要な事柄を突いているものであり、患者さまに接するにあたって、力の限り誠意を尽くすことは医の倫理や看護の原点であるとも言えましょう。看護学生の皆さん、隣地実習は学内での座学と勝手が違うことも多くあると思いますが、理想とする看護師像を目標に、頑張ってくださいね。

内部質保証

11月11日(月)の学内全教職員を対象としたFD/SD研修会では、「大学基準について~内部質保証を中心に~(大学基準協会認証評価受審に向けて)」というタイトルで、講師を務めさせていただきました。最低7年ごとに受審が義務づけられている外部認証評価を、本学は2020年度に受審する予定で、今年度が提出書類等の準備年度になっています。

研修会では、最初に、大学基準協会が設けている10の大学基準(1[理念・目的] 2[内部質保証]3[教育研究組織]4[教育課程・学習成果]5[学生の受け入れ]6[教員・教員組織]7[学生支援]8[教育研究等環境]9[社会連携・社会貢献]10[大学運営・財務])について解説し、そのうち、特に重要でありながら、わかりにくい「内部質保証」の概念についてお話しいたしました。

 内部質保証のシステムをうまく機能させるためには、学修成果を向上させ、可視化するための取り組みが重要です。その基盤となるのが、「卒業認定・学位授与の方針」 (ディプロマ・ポリシー)「教育課程編成・ 実施の方針」 (カリキュラム・ポリシー)及び「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)という、いわゆる3つのポリシーです。これら3つのポリシーは、大学が自らの理念を常に確認しながら、教育の不断の改革・改善に向けたサイクルを回す起点となるものであり、本学も現在、従来からある3つのポリシーの検証作業を行っている最中です。

ここまでをまとめると、「大学は、内部質保証システムをうまく機能させ、3つのポリシーに基づく体系的で組織的な大学教育を、点検・評価を通じた不断の改善に取り組みつつ実施することにより、学生の学修成果を向上させ、学位授与にふさわしい人材を育成し、社会へと送り出すことが求められている」ということになります。

<3つのポリシーの意義>①大学が、自らの定める目標に照らし、諸活動について点検・評価を行い、その結果に基づいて改革・改善を行い、その質を自ら保証する営み(内部質保証)を教育活動において確立するための指針となります。 ②体系的で組織的な大学教育の実現に向け、これに関わる全ての教職員が、どのような教育を行い、どのような人材を輩出するのかを共通理解し、連携して取り組むことを可能とします。 ③大学の持つ資源の戦略的・重点的な配分の企画立案、実施に効果的に活用できます。 ④高等学校卒業生だけでなく、留学生や社会人を含め、これまで以上に多様な学生を受け入れるに当たり、大学がどのような個性・特色、魅力を持ち、どのような有為な人材を育成できるかということを対外的に示すことができます。

 内部質保証で求められるものとしては、上述した「質の向上(大学教育の実質化のための改善メカニズムの構築)」のほかに、「説明責任(大学教育が一定水準にあることのステークホルダーへの説明・証明)」があり、この2つが重要な柱となります。

説明責任としての情報公開を行うとは、「教育情報、自己点検・評価や学外者による検証などの結果、こうした検証結果に基づく中期的戦略計画など」を公表することであり、これにより、「自らの教育が一定水準にあること、大学教育の質の向上を目指して努力していること」の説明・証明となります。本学では、すべてのステークホルダーに対し、ホームページ上で必要な情報を公開しているほか、学生の保護者様に対しては、毎年秋に開催している全学年全専攻対象の保護者会(今年度は10月26日(土)に実施済み、欠席された方には、当日に配布した資料及び議事録等を郵送させていただきました)や、新入生にあっては入学式後に、さまざまな情報をお伝えしています。

「内部質保証」については、「外部認証評価受審のために強化する必要がある」ということだけではなく、今、大学が求められている最も重要な点検・評価事項であり、その中身は日々実践していることであります。また、外部認証評価についても、「書類準備や実地調査に、関わる・関わらない」に関係なく、大学全体で、すべての構成員がこれまで行ってきた、様々な取り組みについて全構成員で評価を受ける、そしてその評価をもとに、よりよい大学づくりを行っていく、という心構えで臨むことが大切と考え、全教職員の協力を求めています。

 

第3回(新潟県)ヘルスプロモーションプロジェクト推進会議

10月31日(木)に、第3回ヘルスプロモーションプロジェクト推進会議が新潟県医師会館大講堂において開催され、推進委員となっている私も出席してきました。

新潟県において立ち上げられた本プロジェクトは、すべての世代が生き生きと暮らせるよう「健康立県」を目指し、県民の健康寿命を延伸し、新潟県が全国トップクラスの健康寿命を実現することを目的としています。このため、様々な分野の関係機関が連携した健康づくりの県民運動「ヘルスプロモーションプロジェクト」を展開し、機運醸成を図っていきます。

事業の概要は、県民自らが健康状態に関心を持ち、健康づくりに取り組みやすい環境づくりを行うため、スローガンや健康づくりに関する各分野(食生活、運動等)の目標及びキャチフレーズを掲げ、県民運動の普及啓発等を行うことで、県民一人ひとりに健康づくりの取り組みを浸透させる事業を展開していくことであります。

第3回となる会議は、花角県知事の挨拶に始まり、米澤副知事の司会のもと、公開制で行われました。次第は次の通りでした。(1)報告    ア スローガン・ロゴマークの県民投票結果について    イ 普及啓発の実施状況   (2)議事    ア テーマ別キャッチフレーズ及び今後の活用について    イ 県民運動の推進につながる会議構成団   体の取組について

まず、県民運動のためのスローガン・ロゴマークの県民投票結果について報告がありました。これについては、すでに、テレビ等でも広報されているので、新潟県に在住の方はご存じと思いますが、スローガンは「はじめよう、けんこうtime」、ロゴマークは新潟県の形をモチーフにした青色のものとなっています(ロゴマーク等の利用規程は、ワーキンググループにおいて現在作成中とのことです)。普及啓発については、9~11月のイオンなどのスーパーにおけるキャラバンやトークショーの開催が主なものとして予定されているようですが、啓発活動については、引き続き来年度以降も行っていくとのことでした。

議事については、事前に各委員から書面での意見提出が求められていました。事前に示されたテーマ別キャッチフレーズは、5分野にわたるものであり、次の通りに決まりました。

・食生活: からだがよろこぶ、一皿を足そう。

・運動: 意識ひとつで、すべてが運動になる。

・デンタルケア: あなたのための、歯のプロを。

・たばこ: たばこのない一服もある。

・早期発見・早期受診: 健診・検診で未来の自分を、みつめよう。

最後に県民運動の推進につながる会議構成団体の取り組みについての紹介がありました。なお、構成団体は、保健・医療・福祉関係団体、教育関係団体、健康づくり等関係団体、経済団体、行政機関、報道機関等となっています。事前に提出した資料から発表団体が選出され、本学も教育関係団体の代表として、発表の機会を得ることができました。発表団体は次の通りでした。①保健・医療・福祉関係団体: 新潟県薬剤師会 ②教育関係団体: 新潟リハビリテーション大学 ③健康づくり等関係団体: 新潟県スポーツ協会(新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター) ④経済団体: 新潟県商工会連合会 ⑤行政機関: 関東信越厚生局新潟事務所 ⑥報道機関: 新潟テレビ21(UX)

本学からは、転倒予防教室、食べる力をつける教室、認知症カフェ、小学生の体験学習、こころとからだの健康づくり研究センター、食生活改善推進委員とのコラボ行事等について、簡略に紹介させていただきました。

 

深まる秋「熊注意」と「ハロウィン」

今月中旬頃から、大学近くの田んぼに、白鳥の姿を多く見かけるようになりました。秋も深まり、着実に冬に向かっています。それと同時に、今年は山でのエサ不足等から、熊の出没が多くなっています。市内の別の地域では、クマに襲われてケガをされた方もいらっしゃいます。

昨日も村上市の防災無線で、注意喚起がなされていました。熊の活動が活発な朝や夕方の薄暗い時間帯は、特に注意が必要です。目撃情報にも、常に注意している必要があります。万一、熊に出会ってしまったら、「騒がず、走らず、熊と向き合ったままゆっくりと後退すること、熊が襲ってきたら地面に伏せ、両手で首の後ろをガードして頭や首等の急所を守ると良い」とのことです(村上市提供情報より)。

そして、秋の深まりといえば、ハロウィンがやってきます。学生の皆さんには、お待ちかね??の、恒例の「お菓子配布」ですが、今年はハロウィン当日の10月31日に、私は出張で不在となるため、前日の10月30日に行います。学長室の前で、10月30日の午前10時頃より、用意したお菓子がなくなるまでの間です。器に入れて廊下に出しておきますので、自由に持って行ってくださいね。できるだけ多くの学生さん(や教職員)の手元に渡るように、一人当たりの持ち帰り個数は、常識的な範囲でお願いいたします。” trick or treat “ と、心の中でつぶやいていってください。

新潟県立大学創立10周年・創基56周年記念行事

10月25日(金)に、新潟県立大学創立10周年・創基56周年記念行事(式典・講演会・シンポジウム・祝賀会)がANAクラウンプラザホテル新潟で開催されたので出席してきました。

本学園・本学も、いずれ〇〇周年となって行事を行う日がやってくるので、行事の内容はもちろん、運営や進行等で真似できそうな良いところはないかと、貪欲な考えを持ちながら臨みました。

進行については、13時30分開式の式典に始まり、最後は19時までの祝賀会と、長丁場の一日でしたが、それぞれのプログラムごとにタイムマネージメントが非常にしっかりとしていて、予定の開始・終了時刻どおりに、最後のプログラムまで進んでいき、とても気持ちが良いものがありました。

10周年記念で制定したというロゴマークを配した、真っ赤な手提げ袋の中には、大学のパンフレット(今どきの、カバンに収まりの良い小さ目サイズ)や10周年記念誌が入っていました。記念誌の構成や内容は、創基56周年の歴史の重みを感じさせる正統派のスタイルとなっており、その詳細な記述から、準備に相当な時間がかかっていることを伺い知ることができました。

記念講演やシンポジウムは、ともに、グローバル化と絡めて、大学の社会における役割を論じたものでありました。まず、記念講演では、大阪大学の猪木名誉教授が、「産業社会における大学の役割」という演題で講演されました。それを受けて、同教授を交えてのシンポジウムとなりました。他に、新潟経済同友会の吉田代表幹事や新潟日報社の小田社長、県立大学の若杉学長・理事長も加わり、同大学の黒田副学長がモデレーターを務められ、非常にテンポの良い展開となりました。

なお、同大学は来年4月からの国際経済学部の設置が認可されており、1学年90名の入学定員で、新たに募集をかけているとのことでした。新潟県内の大学全体における入学定員枠の増加は引き続き留まることなく続いているようです。