入学予定者スクーリング帰路のいい話

2月24日(土)、入学予定者スクーリングを本学で行いました。その様子は,他のブログでも紹介があると思いますので、私は、少し違う切り口からレポートします。

スクーリングには遠方から参加した生徒さん達も大勢いました。彼ら彼女らのうち、村上駅から電車を利用して帰宅する生徒さん達は、スクーリング終了後、本学から村上駅までスクールバスで送っていきました。私もそのバスに同乗しました。

本学が所有しているバスのうち、小さめのバスだったということもあり満席となり、私の隣にも、高校3年生の男子生徒さんが座ってきました。会話の途中で、現住所が私と近いことがわかり、それ以後、通学手段等の話で、周りの生徒さん達も巻き込んで盛り上がりました。遠方から通う予定の学生にとっては、通学の足確保については、やはり、大変気になるところ…。その生徒さんも、朝の1限に間に合わず遅刻が増えるのでは…、村上駅から本学までの足はどうしたらいいか…の不安を話してくれました。

それに対し、本学は、遠方からの学生にも配慮し、1限開始時刻を9時半に設定してあること、警報級の大荒れの天候の時や電車がすべてストップしている(予想される)時は、休校や、始業終業時刻の変更もありうること、村上駅と坂町駅からは電車の到着発着にあわせてスクールバスを無料で多数運行していること、朝のバスの発車時刻は、電車の遅れにも融通して対応できる場合があること、など、丁寧に説明してあげたら、笑みがこぼれました。今通っている高校のスクールバスは高額だし、1分の遅刻も待ってくれない、でもこの大学のバスは無料で、かつ発車時刻の配慮があるのは、すごくありがたい…これで安心して、遠方からも通学ができると…

その生徒さんは、本学の少人数教育、親身な対応に期待して入学を決めたということ、学長ともこんなに直に話せるなんて…と感動してくれました。最後は「4月から、よろしくお願いします」と力強い挨拶をくれ、駅のホームでは手を振って別れました。他の生徒さんも一斉に笑顔で手を振ってくれました。その様子を見ていた他の乗客の方から、「いい生徒さんですね」の声をかけられました。

私もうれしい気持ちで帰路につくことができました。

 

日本私立大学協会経営問題協議会に参加してきました

2月22日(木)、東京のアルカディア市ヶ谷で開催された、日本私立大学協会平成29年度経営問題協議会に参加してきました。太平洋側の明るい青空が見たかったのですが、東京は、あいにく、みぞれが降る暗い空模様でした。

理事長、理事等の役職指定の会議であったこともあり、会場は満席でしたが、その中で女性の参加は非常に少ないように見受けられました。

基調講演「高等教育をめぐる政策の動向」、解説「地方創生に関わる施策について」、講演「学校法人の経営と建学の精神~私学人であること~」、事例発表2例など、興味深い講演が続きました。

今後の高等教育の将来像のキーワードは「多様性」。「多様な教育研究分野」「多様な年齢層の学びの場」「学外資源を活用した多様な教員」「他大学、産業界、地方自治体との連携など多様性を受け止めるガバナンス」…。

地方大学の振興では、首長のリーダーシップの下で、産官学のコンソーシアムを構築し、地域の中核的な産業の振興やその専門分野の人材育成などの振興計画を策定することが求められています。

少子化の影響を大きく受けている大学は、極端な話、若者の教育や研究さえ行っていればよかった昔と違って、非常に多くのことが求められるようになってきています。改革をし続けなければ取り残され、改革をし続ける毎日は超多忙です。

第20回言語聴覚士国家試験施行

本日2月17日(土)、第20回言語聴覚士国家試験が施行されました。試験地は、北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県と限られており、本学の学生は毎年、東京都に設けられる2会場のうちの指定された1会場で受験しています。遠方での受験となるため、本学からは試験の前日に出発して、試験地近隣のホテルに宿泊し、受験に臨むという体制をとっています。教員2名も同行し、最後までサポートを続けます。夕方には全員、何事もなく試験を終了したとの連絡を受けました。途中で体調を崩したりする学生もいなく、無事に終わって何よりです。

例年はJRの特急と上越新幹線を使っての移動を行っていましたが、今年は貸し切りバスを利用して、全員一緒に宿泊地まで向かいました。出発時、大学前玄関では大勢の教職員のお見送りがあったことは他のブログにも記載されていますが、私は別な場所でサプライズのお見送りをしました。ある事務職員の粋な計らいで実現できた、サプライズの仕掛けでした。バスの中の学生も気づいてくれたようで、その後に報告もいただきました。

本学の医療学部にある専攻のうち、私はこの言語聴覚学専攻の学生と接する機会が最も多い気がします。なぜなら、言語聴覚学専攻の学生が学ぶ専門領域と私の研究領域とに、一部、近接する部分があるため、たびたび講義を行うことがあるからです。ちなみに、国家試験の科目は、「基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥下障害学及び聴覚障害学」と指定されています。本当に専門性の高い難しい科目ばかりです。しかも広範囲にわたっています。これを4年間ですべて修得しないといけないわけですから、学生もたいへんです。脱落することなく、今日の受験日を迎えられた、その頑張りをまずは称えたいと思います。これから、合否発表の日まで、受験した学生のみならず、私たち教職員もドキドキの日が続きます。

平野歩夢選手を育んだ村上で学んでみませんか

先日来の大雪と格闘しながら疲労が蓄積しつつあった村上市民に、いや、日本の全国民に、昨日は、うれしいニュースが届きました。平野歩夢選手、よく頑張ってくれました。おめでとうございます!すでに本学の他のブログでも記事がありますので、そちらもご覧いただけましたら幸いです。

平野選手が出場する昨日のお昼前、本学のテレビを設置してある場所には、多数の教職員・学生が詰めかけました。手作りのスティックバルーンまで用意されていました。このいっときの観戦タイムは、業務の休憩時間ということで柔軟に対応させていただき、私も事務局前のテレビ画面にくぎ付けになりました。3回の競技時間になるたびに、「先生、始まりますよ」の電話をいただき、テレビ前に駆け付けました。皆で見ると、感動は何倍にも膨れ上がります。

平野選手は小さい頃から、村上市にある日本海スケートパークで練習されていたとのこと。この練習場は、お父様の熱意により、行政と応援グループが動き、何もなかったところから一からはじめて、作りあげていった施設と聞いています。そのような周りの動きと、そして、何といっても本人の努力は素晴らしい!1年前の大けがからも、熱心なリハビリを続けた結果、見事に回復し、さまざまなプレッシャーをかけられながらも、強靭な精神力をもって、すべてを跳ねのけてきた結果でしょう。強い志があり、目標に向かって努力を続ければ夢は実現するのです。国家資格取得を目指す、本学の学生にとっても、希望が与えられたことと思います。

ここ村上は、新潟県最北端の小さい町ですが、地域一丸となって、皆さんの夢を育んで応援する風土があります。都会に比べれば、さまざまな施設も立派ではなく、生活環境も不便なところがあるかもしれません。しかし、この地の温かい人情に支えられ応援され、大きな目標も達成できるのです。

本学も学生の皆さんの夢の実現に向けて全力をもって支援していきます。平野選手が1年前にたたかっていたリハビリも心の問題も、本学では両方を学ぶことができます。

学長賞表彰学生が決まりました

学長賞とは、学生表彰規程に基づいて、本学の学生及び団体に授与する表彰です。本賞は、私が学長に就任した初年度の平成27年度から運用しています。表彰対象の例として、学術研究活動において特に顕著な業績を挙げたと認められる者、課外活動において特に顕著な成績を挙げたと認められる者、社会活動において社会的に高い評価を受けたと認められる者 、その他を掲げています。

今年度は、課外活動において優秀な成績を収めた学生を選出させていただきました。表彰学生は、医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻3年の横山柊太さんです。

横山さんは、平成29年10月1日(日)に日本海間瀬サーキットで開催された「第4回げんきママチャリ8時間耐久レースin新潟間瀬(全国各地から110チームほど参加)」に初出場し、「鉄人クラス」で優勝というすばらしい成績を収めました。他のクラスでは複数人で交代しながら走るところを、鉄人クラスでは一人で8時間を走りぬくという、体力も精神力も必要な過酷なレースでありました。記録は95周、すなわち190km(およそ新潟市から長野市までの距離)とのことでした。本記事の内容は、平成29年10月5日の、本学学習センターブログhttps://nur.ac.jp/g_blog/date/2017/10/page/2/にも掲載されていますので、併せてご覧ください。

この強靭な体力と精神力は、横山さんに以前から備わっていたものかもしれませんが、本学での臨床実習やその他の経験で、より鍛え上げられたものではないかと推察しています。横山さんが、登録していた名称は「リハ大コマスターズ」ということで、本学の当地近辺での略称である「リハ大」が含まれています。ここから、彼の大学愛?も感じることができました。

横山さんには、来年度4月の学生会総会で表彰状と記念品を授与させていただきます。

修士論文発表審査会裏話(大雪の日に)

昨日2月6日は(午後から)、大学院の修士論文発表審査会の日でした。全国各地から集まって東京サテライト校で学んでいる院生も、論文発表会は村上本校の院生といっしょに行い、村上・サテライト両方の教員の審査を受けることになっています。

関東方面からの院生は、JR新潟駅で羽越線に乗り換えて村上に向かうことになるのですが、当日は村上地域が大雪のため、この路線を中心にJRの運休や途中での運転見合わせ、大幅遅延が相次いでいました。

私自身が新潟駅から乗車した電車(前日から新潟泊していた、サテライト教員1名と院生2名も同乗)も大幅遅延で、それでも村上までは発車停車を繰り返しながらも運転してくれたため、(同乗していたなかで1名の院生を除き)、無事に到着することができました。1名の院生は、なぜか(遅延していたためか?)手前の駅で降りてしまい、「歩いて向かう」という無謀な連絡が他の院生経由で入ってきて、その後、音信不通となってしまいました。心配していたところ、途中で出くわしたスクールバスに乗って来た、とのことで、ほどなく元気な顔を見せてくれて一安心しました。

しかし、残りの院生ともうひとりのサテライト教員は後発の電車に乗る予定だったのですが… 私たちが乗った以降の電車はことごとく運休となり、ようやくお昼前になって動いた、彼らが乗った電車は、当初、隣駅まで運行してその後は代行バスという情報を受け、それで来るようにと指示を出したものの、代行バスも運行中止となってしまいました。急遽、事務職員に車で当該駅まで迎えに行ってもらい、また、発表会での発表者順番を変更することで、所定の時間通りに開始・終了をすることができました。携帯電話やメールの通信技術が発達した現代だからこそ、お互いに連絡を取り合って現在地を確認しつつ、無事合流できた、すばらしい連携プレーでした。また、このようなこと(ひとつひとつの事例に丁寧に、臨機応変に対応)ができるのも小規模大学だからこそではないでしょうか?

帰路で乗車する予定の電車も「運休」という情報を、午前中から得ていたため、事前にジャンボタクシーを予約して、全員でいっしょに新潟駅に向かいました。別の意味で、サテライト校の院生は、一生思い出に残る修士論文発表審査会だったと思います。お疲れ様でした。発表会の様子は大学ブログに記載されていますので、そちらをご覧下さい。https://nur.ac.jp/blog/gs/1997/

本学の学生満足度は上昇傾向にあります

昨日(2月3日)の学部一般入学試験の日は、お天気にも恵まれ交通機関の乱れもなく、無事終えることができました。受験していただいた皆さま、お疲れ様でした。合格発表の日(2月9日)まで、もう少し待っていて下さいね。

さて、本学では、学生の皆さんの意見を吸い上げて、大学運営に反映させるしくみとして、日常的に運用している「提案箱と感動箱(いわゆる意見箱で、投書された意見には担当部署が回答を作成して掲示しています)」のほか、年1回全学生を対象に実施する「学生満足度調査」があります。これらについては、以前のブログでも紹介したことがあります。

このたび、今年度の「学生満足度調査」の結果が出ました。学生・キャリア支援委員会(来年度より同委員会は学生支援企画委員会としてリニューアル予定)のメンバーが調査全般を担当してくれています。

実施方法に工夫をしたこともあり、昨年度に比べてアンケートの回収率が大幅に上昇しました。ほぼ全学生の意見を反映しているといってもよいでしょう。調査項目は多岐にわたり、本年度実施分は54項目ありましたが、大きなカテゴリーに分けると「自分自身について」「講義について」「教員について」「職員について」「施設・設備などについて」「学生生活・学生支援について」「総合的な満足度」「自由記載」となります。全般的に見て、多くの評価結果がより良い方向に向かっているように見えました。今後、例年同様に、自由記載に対する回答を作成し、結果とともに掲示する予定になっています。

学生の皆さんの満足度が、さらに上昇していくように、皆さんの意見を参考にしながら大学運営を行っていきたいと思います。

受験(入試・国試)の季節です

雪雲は他の地方に移動したようで、昨日今日と、当地は素晴らしい晴天に恵まれています。しかし、来週からは、また、雪と低温が続く予報が出ていますので、今のうちに陽の光をいっぱい浴びておきたいところです。

JRの車窓から眺める雪景色(写真)は、変わらず一面真っ白の世界なのですが、空が青く晴れているか、鉛色で吹雪いているか、によって、まったく雪景色の見え方(印象)が違ってくるのが不思議です。晴れている日は、雪景色も余裕をもって眺めることができ、気分も良いためか、とても美しく見えるのです。

さて、今は受験シーズン真っただ中です。本学も明日2月3日は、医療学部の第1回一般入学試験の試験日です。そして、医療学部の4年生は国家試験(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)受験がいずれも今月中~下旬と迫ってきました。ラストスパートです。

受験生の皆さんは、勉強を頑張るのはもちろんですが、頑張りすぎて疲労がたまってきている頃かもしれません。疲れている場合は、いつも以上にしっかりとした体調管理が必要です。今はまさしく、全国各地でインフルエンザが猛威をふるっています。感染防御のためにも、基本の手洗いとうがいは忘れずに行いましょう。また、栄養と休養を十分に、室内では加湿と換気に気を付けましょう。そして、試験本番では、それぞれの持てる力を最大限に発揮して、各々の目指す目標である「入試や国家試験での合格」を勝ち取ってください。皆さんに良い知らせが届くよう、願っています。