新潟リハビリテーション大学
 
村上市との包括連携に関する協定調印式を行いました

村上市との包括連携に関する協定調印式を行いました

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本日(7月30日)午前、村上市役所本庁において「村上市と学校法人北都健勝学園新潟リハビリテーション大学との包括連携に関する協定調印式」を行いました。写真は調印を終えた協定書です。

今回の協定の趣旨は以下の通りです。

 目 的  

本協定は、学校法人北都健勝学園新潟リハビリテーション大学(以下「甲という。)と村上市(以下「乙」という。)が包括的な連携のもと、継続的な相互協力を推進することにより、地域の課題解決や人材育成を図り、地域の活性化を推進することを目的に締結する。

2 連携・協定分野

  (1) 保健、医療及び福祉に関する分野

  (2) 教育、文化及びスポーツに関する分野

  (3) 技術開発及び研究に関する分野

  (4) 防災及びまちづくりに関する分野

  (5) 環境保全に関する分野

  (6) 国際交流に関する分野

  (7) 人材育成に関する分野  など

3 推進体制

甲と乙とで構成する「連携協議会」を設置し、連携・協定分野の円滑な推進を図る。

また、調印式での学長挨拶要旨を以下に掲載いたします。

本日、村上市と新潟リハビリテーション大学との「包括連携協定」を締結できましたことを大変うれしく思います。協定を結ぶに当たりまして、迅速かつ丁寧に折衝を積み重ねてこられた村上市のご担当者の方々ならびに本学の関係者各位に心からお礼を申し上げます。今から20年前の平成7年に、本学の前進となる新潟リハビリテーション専門学校が開校いたしました。その後、さらに高度な教育・研究分野への医療人育成をめざして、平成19年に大学院だけの組織である新潟リハビリテーション大学院大学が開学致しました。そして平成20年に新村上市が誕生したこともあって、市民の皆様から「大学院だけでなく学部も」という強い要望をいただき、期待に応えるべく平成22年に大学院と学部の揃った新潟リハビリテーション大学が誕生いたしました。以来「地域に根ざした大学」作りを進め、このたび教育・研究の枠を超えて、念願の包括連携協定を結ぶことになりました。少子高齢化や過疎化が大きな社会問題になっていますが、地域コミュニティの崩壊を防いで若者の流出を食い止める有効な手立ての一つは、大学が主体となる高等教育機関の地域での頑張りにもあると考えます。本協定に基づいて村上市と本学がより強固に連携して、お互いの強みを生かしながら本学としても多面的な取り組みを行っていき、地域社会に今まで以上に貢献して参ります。本学は今年度、文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の採択を受けました。今後「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」という大きな研究課題に取り組んでいきます。このプロジェクトは、主に地域の高齢者の方々の運動機能、認知機能、摂食嚥下機能を向上させるために各種のプログラムを提供していき、日常生活機能を総合的に向上させることを目的としています。一方、学生の教育面では、学生を地域の中に積極的に出して地域の皆様から育てていただくという方向性を強めていき、さらには将来にわたってこの地域に貢献するような人材を育成することで、豊かで活力ある地域社会を構築していきたいと考えています。「地域社会に貢献できる人材の育成」は、本学の教育目的の中にも謳われています。そのほか、趣旨説明でありました様々な分野で連携協力を予定しています。村上市と本学の新たな発展に向けて、どうぞよろしくお願いいたします。

調印後、写真撮影、記者会見と円滑に進行し、お昼前に閉会となりました。関係者の皆様、ありがとうございました。

本学ホームページの以下のサイトにも記事があります。

https://nur.ac.jp/about/local/