新潟リハビリテーション大学
 
高等教育コンソーシアムにいがた理事会参加

高等教育コンソーシアムにいがた理事会参加

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今日は、新潟大学の松風会館 松風第1会議室において、「平成27年度第1回高等教育コンソーシアムにいがた理事会」が開催されたので、参加してきました。この会議は、実質、新潟県内の大学長会議に相当するものです。会議の冒頭では、新任学長の挨拶の時間もあり、私自身も簡単な自己紹介をさせていただきました。現在の県内の学長は、国公私立すべて含めて、私以外は全員男性で、会議場には独特の雰囲気が醸し出されていました(という気がしました)。

「コンソーシアム」とは、あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、日本語では「提携、共同、団体」を意味するものです。最近は、全国各地で大学連携として大学コンソーシアムの設立が盛んに進められており、大学の発展と地域の活性化を実現する取り組みとしても位置付けられています。このような中で、大学コンソーシアムは、連携してこそ実現可能な新しい学びの体験や知の社会への還元を強く実現する可能性を有しています。

新潟県内では、県内高等教育機関26機関により、2011年4月1日から、「高等教育コンソーシアムにいがた」が発足しています。その活動方針は「緩やかながら確かな団結力のある連携」ということになっており、「新潟県の教育・研究の充実、地域社会・国際社会の教育・文化の向上・発展及び人材育成への貢献、新潟県の教育・文化環境の向上、個々の高等教育機関の発展」等を目的に掲げています(全国大学コンソーシアム取組事例集 全国大学コンソーシアム協議会 2015年より)。

今日の会議では、さまざまな審議事項や報告事項がありましたが、なかでも新潟県教育委員会との連携について、活発な審議がなされました。連携内容や主な事業についての説明が最初になされ、その後に審議となりましたが、さらに連携内容等を詳細に詰めていくために、今秋のコンソーシアム理事会でも同じテーマで継続審議することになりました。なお、協定自体は今夏に結ぶことで承認されました。