先月行われました「語彙・読解力検定」の結果が12日に発送されました。
受験した皆様の手ごたえはいかがでしたでしょうか?
大学生にもなって今さら「語彙」とか「読解」とか言われてもと、
嫌な気持ちになる人もいるかもしれません。
テレビでもお馴染み、明治大学で教鞭をとられている齋藤孝先生いわく、
「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」とのこと。
使う言葉のレパートリーが少なかったり、
簡単な言葉でしか話ができなかったりすると、
「物足りない人」という印象を持たれるかもしれません。
専門職である医療技術者としては非常に困ると思います。
反対に語彙力が豊かであれば、
仕事でもプライベートでも「一目置かれる存在」になれるでしょう。
では、
どうすれば語彙力を鍛えることができるのでしょうか?
ドストエフスキー、三国志、論語など名著を読む。
アマゾンレビューを片っ端から見る。
情報系、経済系、教養・知識系のテレビ番組を見る。
映画を字幕翻訳で見る。
などを齋藤先生は挙げられています。
「一目置かれる存在」になるために語彙力を鍛えて、
ぜひとも来年度の「語彙・読解力検定(来年度はLiteras 論理言語力検定)」に、
チャレンジしてみてください。
(引用文献:齋藤孝(2015)『語彙力こそが教養である』)