新潟リハビリテーション大学
 
研究倫理指針の改正により…

研究倫理指針の改正により…

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黄色い花があたり一面に咲いています。どこへ行っても、この花ばかりが目立ちます。スゴイ繁殖力です。この花の名前はオオキンケイギクというそうです。外来生物法で、特定外来生物に指定されています。生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼす、もしくは及ぼすおそれがあるとして、栽培・譲渡・販売・輸出入が原則禁止されています。まとまって咲いていると余計に美しく見えるので、防除する気になどなれずに、ますます増えているのでしょう。

昨日は、教授会、研究科委員会に引き続き再びFD研修会を行いました。テーマは研究倫理に関することで、講師は、4月に倫理委員会委員長を引き継いだK教授でした。たくさんのスライドとプリントを用いて、丁寧にわかりやすく説明して頂きました。

本年4月にこれまであった「疫学研究に関する倫理指針」と「臨床研究に関する倫理指針」 が統合され、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」となりました。新しい指針では、研究機関の長へ研究に対する総括的な監督義務(必要な体制・規定の整備等)が課されるとともに、研究責任者の責務(研究者の指導、管理等)も明確化されました。これにより、研究者は研究倫理等について教育・研修を受ける義務が生じました。とりわけ、科研費(公的研究費)により研究を遂行するにあたっては、平成27年度中に指定する研究倫理教育教材の履修の誓約が求められました。昨日の研修会も新しい指針に則った研修のひとつとカウントできるでしょう。

そして、研究倫理教育教材については、本学では、昨年度に、県内大学でもっとも早く、指定教材のひとつであるCITI Japan e-learningプログラムを導入いたしました。昨年度は大学院生のみ履修させましたが、今年度からは希望する教員にも履修を開始させました。私もそのプログラムに登録したのですが、忙しさにかまけて、ほとんど進んでいません。かなりボリュームのあるプログラムなので、覚悟を決めてたっぷりと時間をとって取り組まなくてはと思っています。

さて、今日は午前中に、村上市政策推進課の方たち2名が訪ねてこられ、地方創生総合戦略や市の総合計画の審議に協力させていただくお約束をいたしました。今後、大学周辺環境についても市の協力を仰ぎながら整えていきたいと思っています。大学周辺にも、この黄色い花は、たくさんたくさん咲いています。