新潟リハビリテーション大学
 
学部4年生は臨床総合実習をがんばっています

学部4年生は臨床総合実習をがんばっています

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JR坂町駅(村上市坂町)のホームからのぞんだ19時頃の穏やかな夕暮れ風景です。私はここから鈍行列車を2路線乗り継いで、夜空に輝く星を眺めながら帰宅します。本地域はまだ梅雨のまっただ中ですが、今年は今のところ、ひどい大雨には見舞われていません。そして天気予報では、しばらく雨マークもないようなので、このまま梅雨が明けてくれるのでしょうか?

 さて、学部4年生は今、臨床総合実習のため全国各地の実習病院・施設で、それぞれがんばっています。実習で遠方に行く学生は、本学が用意した宿泊施設から通います。本学では、臨床実習にかかる費用や宿泊費も実験実習費に含まれています(別立てで徴収する大学等もあります)ので、食費その他実費だけで金銭的な負担は済みます。

 普段の大学での座学や学内実習とは違って、実際に患者さんと向き合い、病院や施設の指導者の指導を受けながらの実践的な実習となります。学生たちは勝手が違って思うようにならず、心が折れそうになることもあるでしょう。どうか実習に出ている学生のご家族の皆さまには、がんばっているご子息・ご令嬢を暖かく見守り、さりげなく気遣い、サポートしてあげてください。

 教員も定期的に実習地を訪問し、学生や実習指導者と面談して、学生の様子や実習の進捗状況を確認しています。そして、実習がスムーズに進むように指導を繰り返しています。問題が発生しそうな時や発生してしまったときには、教員はすみやかに実習地に駆け付け、解決に当たります。こういった臨床現場での試練を乗り越えて、学生たちは大きく成長していくのです。

 今春、国家試験に合格して病院や施設に就職した卒業生たちも就職して3ヶ月が経ちました。ある卒業生からは、「毎日やりがいがあり充実した生活を送っている」との声もいただきました。