先週の26日（金）、東京にある某統計ソフト関連会社のビル会議室で開催された、アンケート解析に関するセミナーに参加してきました。先着申し込み10名限定で、実際にPCと解析ソフトを使ってデータ入力を行う、実技重視のセミナーでした。参加者のほとんどがデータ入力の第一線で活躍している若い女性たちで、何か私は場違いのような…申し訳ないような…気分も抱きながら４時間近く学ばせていただきました。
参加者たちは皆、作業が早く、それに応じてセミナー講師の進むテンポもよく、充実していましたが、私自身は休み時間も利用して、やっと一連の作業についていく事ができました。途中で遅れてしまうと、もうそこから先は進めなかったり、訳が分からなくなったりしそうだったこともあり…遅れないように努力していきました。講師のサポートにより助けられた一場面もありましたが、無事に最後の画面まで到達することができました。
今回私が参加したきっかけは、科研費研究（H26～H28：咀嚼力の衰えた高齢者の栄養改善に向けた食べやすいソフトスチーム加工食肉の調整）を進めていくにあたって、本解析ソフトの活用が必要になったからです。本研究では、試行錯誤して加工条件を決定したソフトスチーム加工鶏ムネ肉と、既存のシリコンスチームをかけた鶏ムネ肉を、比較するための試食を行い、さまざまなアンケートをこれまでに実施してきました。大量のアンケート結果を適切に処理し、見栄え良く表現するために、アンケート解析用のソフトを購入したのですが、うまく使いこなせていなかったところ、グッドタイミングで購入者限定無償のセミナー案内が届いたのでした。
アンケートの内容を考える時点から、その後の処理を見越した設問形式にすると良いなど、アンケートにまつわる具体的なお話しも聞くことができました。今後、さまざまなアンケートを作成する時は、本セミナーで学んだことを留意して行っていきたいと思います。