通勤途中のJR羽越線沿線に、整然と並んで凛々しい杉の木立が続いています。例によって、動いている電車の車内から撮影したので(言い訳です)、杉の木のてっぺんが切れてしまって、凛々しさが半減しています。特に冬場は風雪が強いこの地域で、防風・防雪林として、辺り一帯を守ってくれています。
さて、昔から「新潟は、杉と男が育たない」と揶揄されてきましたが、そんなことはないと思います。
写真のようなかっこいい杉の木立もあれば、「越後杉」という強くたくましくねばり強さとしなやかさのあるブランド杉もあります。そして「杉」は「松」とともに、村上市推奨の木(市の木は「ブナ」です。)に制定されています。
男はどうでしょう?本学の男子学生で見てみると…
まず男女比では、若干、女子学生よりも男子学生の割合が高くなっています。成長度を比べた場合は、男子も女子も差はなく、みんな4年間の在学期間を終えると見違えるように成長して巣立っていきます。学生が著しく成長する要因のひとつには、在学中に何度も長期にわたる学外臨床実習を経験し、たくましく鍛えられるということもあるでしょう。
昨日、卒業生男子の二人組が学長室に元気な姿を見せに来てくれました。「山村先生、学長になられたのですか? 次の学長は、先生がなると思っていました… だって、先生は〇〇だし…」なんて、お世辞?も上手になっていて、こんなふうに足を運んできてくれるのは、とてもうれしいことです。卒業生も、いつでも気軽に立ち寄って、本学を懐かしんでくれる…そういう雰囲気を保ち続けたいと思っています。彼らも「また、遊びに来ます。」と言って帰って行きました。
新潟でも、男は立派に育ちます! そして杉も!