新潟リハビリテーション大学
 
「新潟県大学魅力向上支援事業」に本学申請事業が選定されました

「新潟県大学魅力向上支援事業」に本学申請事業が選定されました

(E棟玄関横の花壇がきれいに整備されつつあります)

新潟県大学魅力向上支援事業とは、「新潟県内私立大学等の魅力向上に向けた特色ある取組を支援することにより、高等教育環境の充実を図り、県内私立大学等の志願者数増や県民からの認知度の向上等につなげる事業」として、新潟県が補助金を提供して支援してくれるものであります(今年度は、書類審査のみで、従来のようなプレゼンテーション審査はありませんでした)。

このたび、本学が申請した事業「高大企業(JA)連携による農業作業効率化による農業支援」が選定されました。医療学部作業療法学専攻による企画であります。当該事業の概要は、次の通りです。

農作業は重労働であるとともに、農業就労者が高齢化しているため、担い手不足が課題となっています。そこで、農作業の負担を軽減させることで農業就労者を増やすことに繋げられるのではないかと考えました。そのために、本学医療学部差表療法学専攻の学生たちが、農作業に関する作業活動分析を行い、その結果をもとに、本学学生と高大連携校の高校生等が協力して、農作業の負担を軽減する方法を考案します。それらの成果をJAに提案し、全国の農業就労者に向けて発信していただきます。さらに、これら一連の活動を動画記録に残し、学生募集活動にも繋げていきます。

本事業は短期間で完了するものではなく、次年度以降も継続して実施していきます。今年度は「耕作放棄地におけるサツマイモ・サトイモの植え付け」においてアシストスーツの着用などの試行」を行う予定とのことです。基礎作業学実習(作業療法学専攻2年生)や就労支援(作業療法学専攻3年生)などの授業科目でも取り上げていきます。

なお、本学は過去にも本事業に選定されています。(参考: 2017, 2018年度の学長ブログ)https://nur.ac.jp/president_blog/diary/711/     https://nur.ac.jp/president_blog/diary/1097/