新潟リハビリテーション大学
 
新年度に向けて多忙な日々が続く…

新年度に向けて多忙な日々が続く…

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立春から一週間が過ぎ、今日は建国記念の日。雪国の当地にも、着実に春が近づいてきているのでしょうが、私の通勤途中に見えるJR沿線の風景は、まだ冬の雪景色(写真)です。

大学も、春の新年度を迎えるまで、もうひと頑張りが必要といったところです。一区切りのつく年度末は年末より多忙であり、さらに一年の中でも最も多忙な時期ともいえるでしょう。

学生は進級・卒業の時期を迎えます。今は後期(本学は前期・後期の2期制)の定期試験・再試験も終わりに近づき、成績をつけ、進級・卒業判定へと向かいます。そして卒業する4年生は、国家試験が来週末(言語聴覚士国家試験)、再来週末(理学療法士国家試験)と迫っています(本学では作業療法学専攻は他の専攻より遅く立ち上げたのでまだ国家試験受験者はいない)。2年生は、来週から学外での基礎実習(臨床実習)が始まります。1年生から4年生まで時期をずらして学外臨床実習に出しているため、ほぼ1年中、いずれかの学年が実習に出ている状態であり、実習施設への実習依頼書類作成・教員の実習地訪問指導・実習指導者会議など煩雑な作業も年中つきまとっています。

そして新しい1年生を迎え入れるための入試(とても神経を使います)やスクーリングも現在進行中です。新年度の学生便覧(私は大学院研究科長でもあるため、院生向けの便覧原稿も作成します)やシラバス準備、時間割組みも必要です。3月に入ると卒業式、保護者会そして4月の入学式まであっという間です。4月になれば、学部には新専攻が、大学院にはサテライトキャンパスが立ち上がります。それらの準備もあり、新採用教員の面接・打ち合わせも続き…委員会構成や研究室配置も再検討…また、来年度の事業計画書作成やら今年度の研究報告書作成(私は競争的資金研究2つの代表者でもあります)、そして、今年度、地域連携を進めたこともあり地域の会合や行事も夜や週末にも入り込み…、さらに、ここには書ききれないいろいろなことの処理が続きます…

時間をどうやりくりしたらよいのやら…多くの教職員がそのように思っていることでしょう。さまざまな事象が学内外で同時進行しているため、さまざまなことを報告や相談に来る教職員が学長室に入れ替わり立ち替わりやってきて、学長室は連日大賑わいです。大学の業務は年々、多様化しており量も増えてきています。全教職員の協力・連携なくしては、大学の活動が滞ってしまいます。ミスや不正がなく、スムーズに業務が進行できるよう管理監督するだけでなく、私もできる限りの実務を行っています。