平成30年度新潟県大学魅力向上支援事業において、本学が申請した課題「村上地域の伝統産業と食産業を活用した実践型教育プログラムの試み」が採択されたことは、以前のブログでも記載いたしました。その一環として、本学医療学部作業療法学専攻では、地元村上の酒蔵である大洋酒造様との連携により「作業活動分析と作業環境の改善」と題した活動を、村上高等職業訓練校様との連携により「村上木彫堆朱の作業療法における木彫の手法への応用」と題した活動を実施いたしました。
それら一連の活動を動画に記録し、You Tubeにアップしていますので、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=o6G9PwEPMfQ
また、同事業における、もうひとつの取り組みとして、「認知症カフェでの回想法による認知機能の向上」と題した活動を、今週末の8日(土)に実施いたします。もう少し具体的に言うと、本学が毎月1回、定期的に開催している認知症カフェへの参加者と本学の学生がいっしょに、甘酒製造者(前出の大洋酒造様)から甘酒に関する講話を聞き、甘酒を飲み、その前後でどのような感情や認知機能の変化があるのかを語り合い、認知機能の変化について調査していきます(回想法)。当日は雪の予報で悪天候が予想されますが、参加される方はお気を付けてお越しください。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
なお、認知症カフェという名称ではありますが、認知症の当事者の方々や、ご家族・関係者の方々のみならず、一般の方々にも認知症の予防のためにということで、ご参加いただいています。お気軽にどうぞ。