新潟リハビリテーション大学
 
学部3,4年生たちの今は…

学部3,4年生たちの今は…

学部4年生は、どの専攻の学生も臨床実習先から戻ってきて、本格的に国家試験勉強に取り組んでいます。

かわって、この時期は3年生が臨床実習のまっただ中です。外の病院等で、当該施設の指導者の指導を受けながら、実際の生きた現場に入っていく、臨床実習期間は学生にとっては、とても緊張感を伴いプレッシャーのかかる時期です。とりわけ3年生は、2年生までの臨床実習から格段にグレードアップし期間も長くなるはじめての実習であるため、なおさら大変です。教員も実習施設に赴いて学生の様子や実習の進捗を確認し、指導者と個々の学生に適した指導体制について協議をしたりしています。

3,4年の臨床実習を乗り越えた学生たちは、一回りも二回りも強くなって成長した姿を見せてくれます。一方で大変さに押しつぶされそうになる学生もいます。ご家庭の保護者の方々におかれましても、そんなプレッシャーがかかっている学生たちの様子を、いつも以上に気にかけていただけましたら幸いです。

私は先日、2日間にわたり、言語聴覚学専攻の学生に国家試験対策の講義を数コマ行いました。「先生の講義はわかりやすい」、「ちゃんと対策の講義になっている」と言ってくれる学生の言葉がとても励みになります。過去問を借用しながら、ちょっとした工夫を施した講義を、もう数年間続けており、学生には好評のようです。今年は何人かの学生に個別指導もねだられて行いました。私は言語聴覚士ではないので、教えられる領域は限られてしまうのですが、国家試験合格に繋がる点数アップを助けるために、今後も役立つことができたらと思っています。

さて、私が住んでいる、新潟市中心部のランドマークであった「レインボータワー」の解体作業が進んでいます。長年慣れ親しみ眺めてきたものが無くなるのは、とても寂しいことです。ここのところ毎日、タワーが数メートルずつ切り取られて、どんどん短くなっていっています(写真)。この日も多くの見物客が、切り取り作業の様子を見守っていました。