新潟リハビリテーション大学
 
姉妹校の「ともしびの灯」をお祝いしてきました

姉妹校の「ともしびの灯」をお祝いしてきました

本学と同一法人の姉妹校である新潟看護医療専門学校(新潟校、村上校)では、「戴帽式」に変わる儀式として、毎年、秋が深まったこの時期に「ともしびの灯」を行っています。先日、本学に近接する村上校で「ともしびの灯」が行われましたので、お祝いに行ってきました。

最初に、臨地実習に初めて臨む学生たちが、これから看護師として歩んでいく決意を胸に、2人ずつ整然とナイチンゲール像の前まで進み、「ともしびの灯」を持ちながら「自らが目指す看護師」の目標をひとりずつ唱え誓いました。入学してからまだ半年しか経っていない学生たちが、これほど美しい姿勢・ふるまいで、かつ、キビキビと行動できることに、いつもながらに感動いたしました。大学との合同入学式のときに見た彼女ら彼らの姿からは格段に成長し、皆、看護師の顔になっていました。教育の力はすごい!

その後、学生たち全員で「ナイチンゲール誓詩」を唱和しました(写真)。「ナイチンゲール誓詞」は、看護師や医師としての倫理を己れに誓うものであります。医学の発展や看護概念の変化などに伴って、少し引っかかる部分もあるかもしれませんが、その本質を見れば、今でも医療に携わる者にとって、基本かつ重要な事柄を突いているのではないでしょうか。患者さまに接するにあたって、力の限り誠意を尽くすことは医の倫理や看護の原点であるとも言えましょう。

「ともしびの灯」は、短い時間でありながらも内容が濃縮された格調高い儀式であります。