新潟リハビリテーション大学
 
日本私立大学協会関東地区連絡協議会

日本私立大学協会関東地区連絡協議会

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おととい(20日(金))は、東京で日本私立大学協会関東地区連絡協議会が開催されました。私は本学の代表として協会の評議員に登録されていることもあり、出席して参りました。ここのところ、上越新幹線を利用しての出張が多くなっています。いろいろな会議は中央で開催されることが多いため、地方大学から出席するには、それなりの時間確保が必要であり、経費負担も大きくなります。

会には、会員校のほとんどから、理事長や学長などの参加がありましたが、その中で女性は一割にも満たなかったと思います。先日の京都での総会と同様に、本学は新加入大学として前方寄りに指定席が用意されており、最初に紹介をしていただきました。

連絡協議においては、私学振興上の当面する重要課題等について、協会の事務局長から熱弁がふるわれました。きちんと整理された冊子のほか、事務局長のレジュメやたくさんのプリント類が資料として配付されました。

連絡協議ののちには、経済同友会教育改革委員会委員長で、デュポン株式会社名誉会長の天羽(あもう)稔氏より、「人材育成の近道―これからの企業・社会が求める人材像と大学への期待―」と題した講演がありました。大学目線ではなく、企業目線からの期待・提言とのことでしたが、アクティブラーニングとしてのインターンシップの強化・充実を盛んに訴えていらっしゃいました。

本学で行っている3年生の臨床評価実習、4年生の臨床総合実習は、学生が全国の医療現場(病院等)で3週間から数ヶ月にわたり、病院指導者の下、実際の患者様を相手に評価や訓練の実習を行わせていただくもので、まさしくインターンシップに相当するものであります。その意味では、本学はすでに充実したインターンシップ活動を実施しているともいえるでしょう。先日、本学の学生・キャリア支援委員会が実施した卒業生の就職先へのアンケート結果では、本学の卒業生は他学の卒業生と比べてもすべての項目において平均して高評価で、採用に満足いただいているという結果が出ました。学生時代に長期間にわたる厳しい実習をクリアした本学卒業生は、社会に出てからも一生懸命頑張って活躍しています!