学部学生は8月10日より夏季休暇に入っていますが、お盆休み明けの8月20日から26日まで前期試験の再試験があるため、対象者は今の期間、通学してきています。また、再試験対象者でなくとも熱意のある学生や国家試験受験を控えている4年生などは、大学図書館等で自主学修している姿を多く見かけます(写真)。先週末のオープンキャンパスの準備から当日まで協力してくれた学生も大勢います。このように、一時期閑散としていた大学構内も、今は再びちょっとした活気を取り戻しています。
自宅でひとり、コツコツ勉強した方がはかどる学生もいれば、大学や公共図書館等で周りに人がいる環境で勉強した方がよい学生、その場合も個室ブースのような座席がよい場合もあれば、皆といっしょに問題を出し合ったり議論したりしながら進めていくのを好む学生などいろいろいると思います。また、椅子に腰かけて机で勉強するのではなく、畳に座りながら座卓で、という学修スタイルにも本学図書館は対応しています。今日も図書館奥にある畳コーナーで学修している学生たちのグループがありました。
さて、文部科学省より、学生等が海外に渡航する場合に、外務省渡航登録サービス(3か月未満:旅レジ、3か月以上:在留届)へ登録するよう徹底指導をお願いする内容の通知が届き、早速、学務課より学生向け一斉メールサービスを通じて配信させていただきました。朝鮮半島付近での不穏な動きを受けて、特に韓国に滞在する場合の注意喚起でしたが、危険情報が発出されていない地域等に渡航する場合も登録するようにとのことです。本学では合わせて、学生が渡航する際には、本学事務局に「渡航届」を提出する決まりになっています。学生は、夏季休暇中の今が比較的時間をとりやすいので、海外に渡航をと考える場合もあると思いますが、いかなる時も「自分の身は自分で守る」ということを基本に心がけ、異国の地でも「行動は常に冷静に」行ってくださいね。