新潟リハビリテーション大学
 
生涯学習のための陶芸教室最終日

生涯学習のための陶芸教室最終日

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台風15号は、日本海上で温帯低気圧に変わり、日本から進路をそれていきましたが、当地でも相変わらず強い風が吹いています。日本各地で、暴風による負傷者や家屋損壊、大雨による浸水被害が多数でているようです。お見舞い申し上げます。強風は、昨日の私の帰りの足にも影響があり、乗っていたJRの鈍行列車が平林駅と坂町駅の間で長時間運転見合わせとなり、1時間強遅れで新潟駅に到着しました。待っている間、列車が風にあおられゆらゆら揺れ続け、小舟に乗っているかのような感覚もありました。通勤で利用している路線は風対策が遅れていて風に弱く、これから冬に向かい遅れや運休が増えていきます。

さて、昨日は、本学の作業療法学専攻の教員が講師となって4回にわたり開催していた、いきいき県民カレッジ登録の陶芸教室が最終日となりました。「心身の健康を維持するためには趣味を持つことが良いと言われています。陶芸がおよぼす心身への効果や趣味づくりの一環として楽しみませんか。」参加募集チラシには、そのようなことが書かれていました。最終日は「本焼き作品に親しむ」というテーマで、市民の受講生の皆さんが作製した湯飲みやお皿などの作品の窯出しがあり、私もその場面を見学させていただきました(写真)。世界にひとつしかない手作り作品、愛着を持って使って頂けるのではないでしょうか?また、本学体育館脇には、こんな立派な陶芸用の窯まであります。芸術学部ではないですが、リハビリに有益な作業療法の一環として利用価値が大きいのです。

昨日は、その後、「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択された研究の打ち合わせを共同研究者のメンバーと行いました。「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」の研究フィールドは、村上市だけでなく隣接する関川村にまで拡大して実施することを話し合いました。