新潟リハビリテーション大学
 
第34回国民文化祭、第19回全国障害者芸術・文化祭 開会式

第34回国民文化祭、第19回全国障害者芸術・文化祭 開会式

9月16日(祝日)に、新潟市の朱鷺メッセにおいて「第34回国民文化祭、第19回全国障害者芸術・文化祭 開会式」が開催されました。私も、PRサポーターとして特別招待を受けていたので、出席してきました。

文化祭は、全国持ち回りでの開催となっており、新潟では初の開催、また天皇陛下がご即位されてから初の開催ということで、天皇皇后両陛下をお迎えし、街全体が歓迎ムードに包まれていました。

セキュリティの関係もあり、会場への荷物持ち込み規制が周知されており、また周辺道路の混雑や受付時の待機列形成などの事前情報があったため、受付開始時刻である12時半過ぎには、会場に着けるよう、早めに移動しました。バスの混雑も予想されたので、新潟駅からの朱鷺メッセ行きには乗車せず、万代シティから朱鷺メッセまで歩くことにしました。その、バスを万代シティで降りたところで、ちょうど、ホテルで昼食をとられる天皇皇后両陛下の車が前の道路を通過される、とのことで、歩みを止めてお見送りをしました。

朱鷺メッセでは、招待者は別ルート(入場口)を案内されたため、スムーズに入場できました。結果、早く着きすぎてしまい、開会までの時間を持て余してしまいました。そして、式典開始(14時半)の15分前から、すべてのプログラム終了(17時半)まで、途中休憩はなく、離席も禁じられました。そのため、狭く硬い座席に長時間座りっぱなしとなりました。とはいうものの、ロイヤルボックスとも近い席で、天皇皇后両陛下とは、わりと近い距離で観覧させていただくことができ、光栄でした。県内の昔から続く伝統芸能や、若手アーティスト達の迫力ある真剣な演技を、思う存分、堪能させていただき、内容は非常に密度の濃いものでありました。

プログラムの一部を紹介すると…

プロローグとして、鼓童太鼓演奏、新潟県合唱連盟県民の曲4曲があり、その後に天皇皇后両陛下がご入場されて、式典が始まりました。式典では、国歌斉唱(佐藤ひらりさん代表歌唱)に続き、主催者挨拶(文部科学大臣、厚生労働大臣、新潟県知事)、そして、天皇陛下のお言葉(とてもお優しい心のこもったお言葉に感動しました)、歓迎の辞(新潟県議会議長)、開会宣言(関係者)と続きました。

オープニングフェスティバルでは、物語 火焔型土器、世阿弥、綾子舞、仮山伏の棒遣い、能白山人社の舞楽、上杉謙信、片貝の木遣り、角兵衛獅子、佐渡おけさ、良寛和尚、などの披露があり、フィナーレとなり、天皇皇后両陛下が退場されました。その後も、エピローグとして、県内若手ホープらによる、和太鼓、歌、ダンスなどの披露があり、盛りだくさんでした。文化祭関連の行事は、11月30日まで、県内各地で開催されています。詳細は公式ガイドブックやホームページ等に紹介があります。〇〇の秋のひとつ、芸術の秋です! 皆さんも興味のある行事等に参加されてみたらいかがでしょうか?

ところで、この開会式の直前の週は、大学でもさまざまな行事等があり、私自身も、慌ただしく過ごしていましたが、締めくくりに、この開会式出席があり、楽しませていただき、心安らぎました。直前の週、月曜は新潟大学研究企画室のリサーチ・アドミニストレーター (URA:大学の研究者・教員と共に研究の活性化・高度化を支える包括的な支援活動を行う方)2名をお招きし、科研費に関する研修会、教授会、研究科委員会と会議漬けの一日、火曜は院生の修士論文中間発表会抄録の締め切りということで、内容確認とプログラム作成、水曜は大学院の講義(摂食嚥下食品栄養学)を(サテライト校に配信するための)ビデオ収録と学部のカリキュラム変更承認申請のための書類確認(~金曜まで)、木曜は避難訓練(震度5弱地震から火災発生の想定)の実施と最後に講評を述べ、金曜は臨床実習指導者会議(作業療法学専攻と言語聴覚学専攻の2専攻、別会場)で2会場移動して挨拶…、合間を縫って日常業務、とバタバタでした。