去る6月25日(火)の夕方5時から、“新潟大学駅南キャンパスときめいと”において、新潟大学研究推進機構主催の第6回 U-goサロンが開催されたので、はじめて参加してきました。本学からは私のほかに、作業療法学専攻の若手ホープもいっしょに参加いたしました。
「U-goサロン」とは、ちょっと珍しい(?)名前がついていて、何をする会なのだろう(?)と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は「U-goサロン」とは、新潟大学研究推進機構が平成28年度から、6月と12月の半期に一度開催している研究交流イベントのことです。研究者等が一堂に会する場を設け、新たな出会いや、異分野連携・融合(U-go)研究に向けたグループ形成を支援する内容のものとのことです。
昨年度より、新潟大学URA (University Research Administrator:大学等において、研究者とともに研究活動の企画・マネジメント、研究成果の活用促進を行うことにより、研究者の研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化等を支える業務に従事する人材)の方々と少しばかり交流させていただいているのをきっかけに、本サロンをご紹介いただき。今回の初参加に至りました。
当日は、13演題のショートプレゼンテーションのほか、化学のものづくりのパイオニアであり、新潟大学と包括連携協定を結んでいるという、デンカ株式会社様より、幅広い分野とのコラボの可能性についてお話しいただきました。ショートプレゼンテーションは、短い持ち時間の中で、どの演題も非常によくまとまっており、高度な内容もわかりやすく効果的にプレゼンされていました。比較的若い研究者や大学院生の発表が目立ちましたが、レベルは高く、よく練られた研究ばかりという感想を持ちました。都合により、そのあとの懇談会は参加いたしませんでしたが、きっと活発な議論が展開されたことと思います。
本学は1学部1研究科で、教育研究領域はそれほど広くなく、視野も狭くなりがちなため、異分野、融合分野の研究発表を聞くのはとても新鮮で刺激的でした。私自身は研究時間の確保がなかなか難しくなってきたところであり、意欲のある若い先生方に、このような場に積極的に参加してもらえると良いと思いました。