第4回オープンキャンパス開催!!

 8月27日(土)この夏、最後のオープンキャンパスが開催しました。

オープンキャンパス前日は天候が悪く、当日の天気が心配でしたが、天候に恵まれ1日快晴で行うことが出来ました!
ご来場いただいたみなさん誠にありがとうございました。

~午前の部~

今回も前回同様にオープニングプログラムでは、学科紹介・入試説明・奨学金説明を行いました。

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その後、専攻別体験を行い、皆さんお待ちかねのお昼タイム‼
在学生と一緒に食べるお昼ごはんはいかがでしたでしょうか?様々な質問をしている方や、雑談に花咲かせている方など食堂では盛り上がっていました。

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~午後の部~
各専攻紹介

理学療法学専攻

①物理療法を体験してみよう!!
②運動療法を体験して体の仕組みを知ろう!!

物理療法体験ではロウを使った湿熱療法を体験していました。例えば片腕だけのサウナを想像してみてください。体験した参加者の方は固まったロウを取るときが気持ちいいと言っていました。運動療法では実際に片麻痺患者さんを体験して動いてみようという体験をしていました。バンドなどで体を固定して動きにくい状態で歩いたり・階段昇降など体験していました。

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作業療法学専攻

①自助具を作って・使って・食べてみよう!!
②作業療法ってどんな仕事?
③作業量学専攻使用教室紹介

自助具とは、体の不自由な方がより自立した生活を送れるように工夫、改良された福祉用具のことです。
今回の体験では、箸の自助具を作っていました。皆さんとても器用に作った自助具を使って食べたりと楽しんでいました。

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言語聴覚学専攻

①発話障がい体験~代替コミュニケーション方法って何だろう~

言語聴覚学専攻は透明文字盤を用いた伝言ゲーム・電気式人工喉頭を使った言葉あてゲームをチーム対抗で競い合っていました。透明文字盤は慣れていないと伝えるのが難しく参加者のみなさんはとても苦労していました。

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リハビリテーション心理学専攻

①心の健康を担う資格の誕生~公認心理師~
②フィギアと砂の向こうに~箱庭療法の世界~

公認心理師の今後について、どうやったら資格が取得できるのかを詳しく説明しました。箱庭療法では言葉で表現しにくいことを箱の中の砂とフィギアを用いて表現するという興味深い治療法を体験していました。

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今年度のオープンキャンパスに参加されたみなさんいかがでしたでしょうか?
ここで得たものを生かし、今後の進路選択に有効活用して下さい。
さて、本学のイベントはまだまだ終わりません!!9月17日(土)には【入試対策説明会】が開催されます。入試前の不安や不明な点をこの機会に解消してみては?また、10月16日(日)ミニオープンキャンパスを開催いたします。皆様のご参加お待ちしております。

 

                                参加申し込み希望の方はこちらまで↓

9月17日(土)入試対策説明会 開催!

 

 

 

ハンドサッカーって知っていますか?

8月6日(土)にハンドサッカーの講習会が新潟市の障がい者交流センター・ふれ愛プラザにて開催されました.ハンドサッカーは,重度の
障害を持った方も競技に参加できるよう工夫された日本(東京)生まれのスポーツです.新潟県内では初めて講習会が開催されました.
ここに本学からも学生が参加し,ハンドサッカーの楽しさを体験しました.以下,学生のコメントです.

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・ハンドサッカーは初めて体験したスポーツでしたが、誰もが団体競技のスポーツを楽しみ喜びを感じるとても魅力のあるスポーツだと感じました。ボール1つで皆仲間になれる。団体競技は素晴らしいなと再確認出来ました。今後、ハンドサッカーが多くの人達に繋がって健常者と障がい者の壁が少しでも取り除かれ、障がい者スポーツにも理解が進んでくれていったら良いなと思います。貴重な経験になり、とても勉強になりました。このような機会を設けていただいて、ありがとうございました。

・ハンドサッカーの講義ではルールの多様性や障害の程度に関わらず楽しくプレーできること、個人のシュート課題による達成感など
ハンドサッカーの魅力を知ることができました。実際にやってみてチームで協力しあったり、ポイントゲッターやスペシャルシューターが試合中
キープレーヤーとなり活躍する場面などがあり、とても楽しかったです。また、実際に障がいを持つプレーヤーの方の車椅子操作、プレーの仕方など見ることができ、貴重な体験になりました。

・今回、ハンドサッカーというスポーツを知ること体験することが出来て良い経験になりました。
実際に参加してみてとても楽しく、もっといろんな人に知ってもらえれば、良いなと思いました。また、機会があれば参加したいと思います。

・あまり触れ合うことのない方と一緒にハンドサッカーをしたり、お話することができたりして良い経験・勉強になりました。障害者スポーツというと作業療法というよりも理学療法の印象が強かったのですが、実際に見学・体験をしてみて課題選択や課題に使用する道具の考案、作成などに作業療法士として関わっていくことができると感じました。
また、障害者、健常者関係なく楽しくハンドサッカーができて良いと感じたし、もっと広まって各地でいろんな人が楽しく活動してほしいと思いました。

・今回参加させていただいてハンドサッカーという障害者スポーツの存在を知りました。はじめはルールもよくわからず何をするのだろうと
不安なところもありましたが、実際に体験させていただくと、とても楽しかったです。またハンドサッカーは障害があってもなくても楽しめる
スポーツであることを知りました。障害の程度に関係なく楽しめ、勝利の鍵となる存在になれるところがすごくいいなと思いました。私のようにまだハンドサッカーを知らない人が多くいると思うのでたくさんの人に知ってもらいたいと感じました。
また出来る機会があるのであればやりたいです。

また,本学OBで既に理学療法士として活躍されている先輩も講習会に参加してくれました.
その先輩からもコメントをいただきました.

・様々な障がいを持った方がフェアーにプレーできる、ハンドサッカーという素晴らしいスポーツを知ることができました。様々な障害をもった方に対していかにフェアーな課題を設けるかという点では理学療法士としても考えさせられるものがありました。基本理念等は老健の集団
リバビリ等にも通ずるかと思います。今日の経験を生かし、今後の老健での業務にも還元できたらと思います。

 ハンドサッカーは,重度の障がいがあってもスポーツをやりたい!やらせたい!というみんなの思いがいっぱい詰まっている競技です.
競技の方法は,「これは子どもたちにとって良い」と思うことをどんどん取り入れて,今でも進化しています.
枠を超えてチャレンジする,スポーツの魅力がそこにあります.

 興味を持った方は,ぜひ以下のサイトもご覧ください.

  http://handsoccer.jimdo.com

理学療法学専攻 粟生田博子