曽我ひとみさんによる「拉致問題啓発セミナー」開催

拉致問題啓発セミナー
 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさんからリモートで話をしていただきました。若い世代にも拉致問題を知ってもらうために、新潟県と大学が共同で毎年行っております。今年は12月5日に学部の1年生50名ほどがセミナーに参加し真剣に話を聞いておりました。

「もしも自分が拉致されたら、もしも自分の家族が拉致されたら」

 

 45年前の8月に母親と一緒に佐渡市から拉致されれ、平成14年に拉致被害者5名が帰国して21年が経過しました。まだ帰国できない人がいる現状の中、一日でも早く解決してほしい、一日でも長く家族と過ごす時間を作って欲しいとの願い話されました。
 学部生は曽我さんが拉致された時の状況や、24年間にわたる北朝鮮での生活の様子、北朝鮮にてできた家族の話、また帰国した時に母親が日本にいなかったことへの事実を聞き落胆した話を聞き、一人ひとりが真剣に拉致被害について知ることが出来る機会になりました。

「小さなことでもいいので、一人ひとりが考えてえて欲しい」

 セミナー終了後は拉致問題解決のための署名活動にも積極的に署名をおこなっいました。

学生コメント    

 日本はご飯を安心して食べることができたり、安心して医療を受けることができることを再確認することができたので、拉致被害者が1日でも早く帰って来て、1日でも長く日本の家族のもとで生活できるように、自分たちにできるような活動があれば積極的に参加していきたいです。

 

 

本学教員が国際学会(ISSLS)で発表してきました。

本学の理学療法学専攻の講師の北村先生がオーストラリアのメルボルンで開催された国際学会に参加してきました。
学会の様子などを北村先生へインタビューします!😀

Q.どんな国際学会に参加してきましたか。
国際腰椎学会(The International Society For The Study of The Lumbar Spine:ISSLS)という学会と関連する脊椎関連学会の統合学会(spine week)に参加してきました.このspine weekはオリンピック同様,4年に1回の頻度で開催され,全世界から脊椎脊髄領域に携わる研究者や教育者,エンジニア等の方々が集う権威ある学会です.

Q.どんな内容の発表をしてきましたか。
Short- and medium-term effects of exercise therapy for patients with adult spinal deformity」「(日本語)成人脊柱変形患者に対する運動療法の短期・中期効果」というテーマでした.
背骨が曲がってしまい,腰痛や痺れを訴えられる方々に対して運動療法を実施し,短期的および中期的にその効果がどう変化するかということを検証した内容です.

Q.学会発表を終えて、一言お願いします。
日本人の発想力,思考は全く世界に引けを取らないどころか,むしろ先駆的である印象を改めて感じました.私が数年前にやっていた研究内容に非常に類似した内容が大々的に取り上げられていましたし.圧倒的に不足しているのはなんと言っても英語力だなと強く強く感じました.

Q.オーストラリアはどんなところでしたか。
100年以上前から存在する歴史的な建造物と近代的な高層ビル群が綺麗に調和をとりつつ世界中からの様々な資源(物的・人的)を受け入れているんだなと感じました.世界一住みやすい街,世界一留学生が多い街,コーヒーや紅茶,ワインが有名..どれもこれも全くその通りだと感じる,本当に素敵な場所でした.

学術委員会主催の特別講演会が開催されました

12月9日(金)本学学術委員会主催の特別講演会が開催されました。
講師は埼玉西武ライオンズにてリハビリテーショントレーナーとして活躍されている加藤健太郎先生です。
加藤先生は新潟県のご出身であり、理学療法士として県内の医療機関で経験を積まれ、その後、埼玉西武ライオンズへ入職されました。
リハビリテーション医療は、スポーツとの関わりも多く、怪我の治療や予防、コンディショニングや身体機能の強化など幅広い分野での対応が可能とのことでした。埼玉西武ライオンズでの活動や、プロ野球選手が行うトレーニングの紹介など、普段の大学講義でなかなか知ることのできないお話を講演していただきました。参加した60名ほどの学生は目を見開いて興味深く聴講していました。講演終了後も質問は絶えず、学生からの様々な質問に丁寧にそして真剣に答えてくださいました。

加藤先生、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。