ハンドサッカーって知っていますか?

8月6日(土)にハンドサッカーの講習会が新潟市の障がい者交流センター・ふれ愛プラザにて開催されました.ハンドサッカーは,重度の
障害を持った方も競技に参加できるよう工夫された日本(東京)生まれのスポーツです.新潟県内では初めて講習会が開催されました.
ここに本学からも学生が参加し,ハンドサッカーの楽しさを体験しました.以下,学生のコメントです.

 IMG_2800  IMG_2785

・ハンドサッカーは初めて体験したスポーツでしたが、誰もが団体競技のスポーツを楽しみ喜びを感じるとても魅力のあるスポーツだと感じました。ボール1つで皆仲間になれる。団体競技は素晴らしいなと再確認出来ました。今後、ハンドサッカーが多くの人達に繋がって健常者と障がい者の壁が少しでも取り除かれ、障がい者スポーツにも理解が進んでくれていったら良いなと思います。貴重な経験になり、とても勉強になりました。このような機会を設けていただいて、ありがとうございました。

・ハンドサッカーの講義ではルールの多様性や障害の程度に関わらず楽しくプレーできること、個人のシュート課題による達成感など
ハンドサッカーの魅力を知ることができました。実際にやってみてチームで協力しあったり、ポイントゲッターやスペシャルシューターが試合中
キープレーヤーとなり活躍する場面などがあり、とても楽しかったです。また、実際に障がいを持つプレーヤーの方の車椅子操作、プレーの仕方など見ることができ、貴重な体験になりました。

・今回、ハンドサッカーというスポーツを知ること体験することが出来て良い経験になりました。
実際に参加してみてとても楽しく、もっといろんな人に知ってもらえれば、良いなと思いました。また、機会があれば参加したいと思います。

・あまり触れ合うことのない方と一緒にハンドサッカーをしたり、お話することができたりして良い経験・勉強になりました。障害者スポーツというと作業療法というよりも理学療法の印象が強かったのですが、実際に見学・体験をしてみて課題選択や課題に使用する道具の考案、作成などに作業療法士として関わっていくことができると感じました。
また、障害者、健常者関係なく楽しくハンドサッカーができて良いと感じたし、もっと広まって各地でいろんな人が楽しく活動してほしいと思いました。

・今回参加させていただいてハンドサッカーという障害者スポーツの存在を知りました。はじめはルールもよくわからず何をするのだろうと
不安なところもありましたが、実際に体験させていただくと、とても楽しかったです。またハンドサッカーは障害があってもなくても楽しめる
スポーツであることを知りました。障害の程度に関係なく楽しめ、勝利の鍵となる存在になれるところがすごくいいなと思いました。私のようにまだハンドサッカーを知らない人が多くいると思うのでたくさんの人に知ってもらいたいと感じました。
また出来る機会があるのであればやりたいです。

また,本学OBで既に理学療法士として活躍されている先輩も講習会に参加してくれました.
その先輩からもコメントをいただきました.

・様々な障がいを持った方がフェアーにプレーできる、ハンドサッカーという素晴らしいスポーツを知ることができました。様々な障害をもった方に対していかにフェアーな課題を設けるかという点では理学療法士としても考えさせられるものがありました。基本理念等は老健の集団
リバビリ等にも通ずるかと思います。今日の経験を生かし、今後の老健での業務にも還元できたらと思います。

 ハンドサッカーは,重度の障がいがあってもスポーツをやりたい!やらせたい!というみんなの思いがいっぱい詰まっている競技です.
競技の方法は,「これは子どもたちにとって良い」と思うことをどんどん取り入れて,今でも進化しています.
枠を超えてチャレンジする,スポーツの魅力がそこにあります.

 興味を持った方は,ぜひ以下のサイトもご覧ください.

  http://handsoccer.jimdo.com

理学療法学専攻 粟生田博子

―いきいき県民カレッジ―『機織りに挑戦!』

 

本日、本学において「いきいき県民カレッジ」の講座のひとつで『機織り教室』が開催されました。
今回、第1回目を迎え村上在住の方10名の方にご参加いただきました。講座は作業療法学専攻の栗原先生・長谷川先生
藤本先生・永松先生の協力のもとに行われました。

 IMG_9169  IMG_9204

皆さんのお話を聞くと今回初めて『機織り』を体験する。という方がほとんどでした。
  脳機能において初めて行うことは、脳に学習作用をもたらし心身・身体機能向上にも繋がります。また細かな作業を行うことにより同様な効果が期待できます。体験内容は毛糸の色きめ・筬(あさ)という道具に毛糸を通すという作業を行いました。皆さん、毛糸を通す作業に初めは苦戦していましたが、先生方や学生スタッフの指導もあり、スムーズな作業に切り替わっていました。
今回の体験は9:30~11:30までということでしたが皆さん熱心に作業しており、時間を超えるほどの集中力に驚かされました。

   IMG_9207    IMG_9197

次回から毎週火曜日に『機織り』を行い、この教室は8月30日まで続きます。
作品完成が楽しみですね。
次回の開催は8月16日です。皆さんお楽しみに♪

 

本学が取組んでいる研究プロジェクトをご紹介します

本学では、文部科学省私立大学戦略的研究形成事業「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」として、以下の教室を開催しています。

~食べる力をつける教室~

今日(18日)は「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」の一環として「第1期食べる力をつける教室」を開催しました。
本学が取り組む研究プログラムを広く地域の皆様に知って頂き、より健康に対しての意識を持って頂きたいと考えています。

IMG_5170.JPG IMG_5191.JPG

今回第1回目を迎え村上地域在住の8名の方にご参加いただきました。初回は学長の山村千絵先生、言語聴覚学専攻の髙橋圭三先生、阿志賀大和先生、藤間紀明先生の協力のもと検査を行い、その内容は呼吸発声機能検査や咬合力、舌の力の検査などでした。皆さまは現在の年齢とは思えない長い発声持続時間や強い咬合力などで驚きの連続でした。

IMG_5226.JPG 

次回から毎週水曜日にトレーニングを行い、この教室は7月20日まで続きます。飲み込む力、噛む力など向上させ健康寿命を延ばしていきましょう。

~転ばぬ筋力アップ教室~

また16日は本学において転倒予防を目的とした「転ばぬ筋力アップ教室」が開催されました。
「転ばぬ筋力アップ教室」は、平成23年より村上支部老人クラブ連合会と連携し、健康な高齢者を対象にした教室を実施しています。

IMG_5073.JPG IMG_5087.JPG

今回は11期を迎え44名の方にご参加頂きました。初回は理学療法学専攻の松林義人先生を中心に、在学生の協力のもと体力測定とアンケート記入を行いました。体力測定の内容は筋力測定・バランス検査・5m歩行時間などの計測が行われました。参加された皆様は熱心に計測を受け、結果を比べたり、在学生と会話したりと笑顔あふれる時間を過ごしていました。

IMG_5142.JPG IMG_5148

本日は気温も高く、真夏のような状況で行われていましたが、暑さにも負けず楽しく参加していました。参加者の気合いがすごく伝わり、見ている自分も汗をかくほどの熱気でした。ご参加頂いた皆様、「転ばぬ筋力アップ教室」に参加頂きありがとうございました。

次回から7月18日まで毎週月曜日に1時間のトレーニングがはじまります。3か月間通い続けて頂き、皆さんがますます健康になられることを祈っています。協力してくれた学生の皆さんもありがとうございました。勉強になりましたね。