岩船まちづくり協議会主催~『いわふね夢カフェ』開催!

2月7日(日)、 岩船地域住民の皆さまとリハ大学生・村上看護学校学生の集いが岩船地域コミュニティーセンターいわくす会館で開催されました。

今回の企画は、村上市自治振興課自治振興室 岩船まちづくり協議会事務局の方々のご提案で 「地域が学生にできること・学生が地域にできること」 をテーマに学生と共に語り合い、お互いを知り合うことで今後の交流につなげていこうというものです。

イベントには30人近くの地域住民の方々と学生10人が参加。8人前後のグループに分かれ、美味しいスイーツを食べながら、和気あいあいとした雰囲気の中でディスカッションが行われました。

まず始めに、地域住民の方々は 「学生への要望」 を、学生は 「地域への要望」 をそれぞれ付せんに書いて用紙に貼り付けていきます。そしてお互いにディスカッションしながら 『これならできそう!』 という要望を選び、さらにその中からお気に入りを選んでBEST3を決めて発表しました。発表タイムではそれぞれのグループから学生が代表で発表し、地域の方々がフォローしてくださいました。BEST3のほかにも、地域の方から 「こんなコミュニティースペースがあるから使っていいよ」 といった貴重な情報も頂いて、今後の交流に活かしていけたらと思います。

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イベントの最後には 「近くて遠い存在だった学生さんと意見を交わして、お互いが望むことを知ることで身近な存在になりました」 とのお言葉を頂き、今後はさらに地域と共にある大学を目指していきたいと思いました。

以下、学生の感想です。(一部抜粋)

「地域と学生がこのような形で交流できるのも岩船だからこそと感じました」 

「地域との距離がより縮まったように感じました」

「地域福祉の視点からもこのような機会は大事だと思います。また積極的に参加していきたいです」

「作業療法士を志す私としては『より住みやすい地域づくり』という観点から見られて参加できたのが良かったです」 

「とても有意義な時間が過ごせたので、積極的に地域のボランティアに参加していきたいです」

「今後もこのような場が増えることでもっと多くのことが分かり、地域との連携がとれると思いました」

「村恭さんのクレープやシマダパン屋さんのあん生パンや麩のチョコフォンデュ最高でした!」

「今後もこのような活動を通じてお互いに思いやり、地域と大学が発展していけばいいなと思います」

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村上のソウルスイーツを楽しみながらの語らいの時間はあっという間に過ぎました。学生には 「地域リハビリテーション」 への意識がさらに高まるきっかけになったようです。このような企画を提案してくださった、岩船まちづくり協議会の皆さまに感謝いたします。
ありがとうございました。

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                                                               (作業療法学専攻助手 長谷川千種)

 

 

新潟スポーツ理学療法研究会主催の研修会に学生が参加しました!

5月23日(土),新潟スポーツ理学療法研究会(NSPTS)主催の研修会に本学理学療法学専攻の3年生10名が参加しました.当日は,頭部外傷(主に脳振盪)に対する現場の対応についての講演,医療機器メーカーの担当者から物理療法機器使用に関する実演,国体選手や社会人チーム等スポーツ現場でトレーナー活動を行っている理学療法士によるシンポジウムが行われました.学生にとっては,スポーツ現場で活躍する理学療法士の姿を知るたいへん良い機会となりました.

以下,学生の感想(一部抜粋)です.

先日行われた研修会で感じたことがあります。

1.いろんなことに対して広い視野や対応力がないといけないということ,そのためにたくさんの知識が必要とされること

2.臨機応変に対応するための事前準備の大切さ

3.理学療法士という職業は幅広く活躍していると改めて感じたこと

4.日々技術など進化していくため一生勉強していかなければならないと感じたこと

5.発想力が必要だということ

以上の5つを考えさせられました。非常にいろんなことを学び、いろんなことを改めて考えるきっかけとなりました。

 

今回の研修会はスポーツ現場でどのように理学療法士が活動をしているかという内容がメインでしたが、その中で行われていること、特にリスク管理については臨床でも大切な事項が多く参考になりました。

 

スポーツトレーナーではなくてもチームに関わる以上、理学療法士もコンタクトスポーツで起こりやすい脳震盪などの急性外傷の適切な対処法を学ぶことが必要であるということが理解できた。対象者の命に関わる事態であるため、迅速で適切な対処法を身に付けたいと思った。

 

今回、新潟スポーツ理学療法研究会に参加させていただき、スポーツ理学療法のよさを学べることができました。スポーツ障害が命に直接関わること、処置がいかに大切か、また、選手・監督へのコミュニケーションやトレーナーとして選手・監督に伝えなくてはいけないこと(怪我で試合に出られないとき等)をどう伝えるかを学べました。

 

スポーツ現場での理学療法士の活動について、現役の先生方の生の声で知ることができ大変勉強になりました。改めて、理学療法士の活動分野は広いなと感じました。

 

研修会では主に、スポーツに関連する外傷とそれに対してどう対処するかを学ぶことができました。コンタクトスポーツにおける脳震盪の危険性や脳震盪を起こしてしまった場合の患者の判断の仕方を分かり易く説明していただき、理解することができました。また、初期対応や競技に復帰するまでの期間に行うトレーニングの例も見ることができ、大変勉強になりました。そのほかにバスケットボール・野球・サッカーといった大会で理学療法士がどういった過程で活動を行っているのかを知ることができ、怪我を抱えていても強行出場する選手をどうサポートするか、普段からどうやって怪我を防止させているのかを現場での実体験をもとに発表されていました。現場で先生方が体験されていることなので特に興味深く、理学療法士がする現場での判断の重さというのを改めて感じました。判断の重さを感じた今、知識面をさらに強化していくのが今後の課題です。

 

スポーツ選手が受傷してからの処置や試合の続行の可否を,どのような考えのもと判断していくのか,とても勉強になりました。

私はこのような会に初めて参加しました。最初は少し緊張していましたが、発表を聞いているうちに楽しくなっている自分がいました。自分が興味のある分野であることもありますが、理学療法士のスポーツに対する関わり方や選手に対する物理療法など、講義では知ることができないような最新の情報が手に入ることは将来の自分のため、患者様のためになると思いました。これからも自分の興味のある学会などには積極的に参加していきたいと思います。

学生にとって臨床をイメージすることは,とても難しいことです.今回,このような機会を与えてくださったNSPTSの皆様に感謝するとともに,次世代を担う学生たちにはこの参加をきっかけに,今後も積極的に学外へ出て多くの経験を積み,「自ら」臨床に近づいてもらいたいと思います.

理学療法学専攻教員 粟生田博子

スキー・そり教室ボランティア活動報告

2月19日(木)に、ニノックススキー場で新潟県立村上特別支援学校高等部の「スキー・そり教室」が開催されました。
本学からは学生4名がボランティアとして参加し、生徒との交流を行いました。

以下、参加した学生の感想です。

・ボランティアに参加して、良い経験をすることができました。生徒たちと関わっていく中で、私はそりを押しているだけなのに「ありがとう」と言われ、また「強く押して」など言われて生徒たちが楽しんでいるように見え、ほっとしました。このような機会を与えてくださった学校の先生方に感謝します。また機会があったら参加させていただきたいと思います。

・とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。機会があればぜひまた参加してみたいです。

・生徒の方々とそり遊びを通じて交流させていただきました。一緒にやったり教えたりといった難しいことをするのかと考えていましたが、今回はそりで滑るのをサポートすることでした。滑ってくる生徒の皆さんはとても良い笑顔で楽しそうでした。

・滑り降りてくるスピードが速く、いっしょにサポートした仲間と何とか受け止めたりしました。また生徒さんがそりから降りようとしているところや、そりを手渡してあげたときに「ありがとう」と言われました。その一言で今日のボランティアに来てよかったと感じました。貴重な機会でした。本当にありがとうございました。

・学生は、初めての経験で戸惑ったことも多かったと思いますが、積極的にサポートを行ってくれました。参加してくれた学生の皆さん、本当にありがとうございました。

以上

これからも、いろいろな形で地域の皆さんのサポートを経験、継続し、自分たちが将来リハビリテーションの分野で活躍できるよう、研鑽を重ねたいと思います。