昨日21日(火)、新潟地方気象台は北陸地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。北陸地方は、平年(7月24日ごろ)より3日早く、昨年(7月21日ごろ)と同じ梅雨明けとのことです。梅雨の期間の降水量は、新潟で平年の6割程度と完全なカラ梅雨でした。例年、梅雨末期の7月中旬~下旬は集中豪雨に見舞われることが多かったのですが、今年はそんなこともありませんでした。豪雨で電車が止まるというようなこともなく、遠距離通勤の私にとっては楽チンでしたが、作物や草花木々を育てている方々はご苦労されていると思います。梅雨明け後は、お決まりの強い日差しが照りつけて、気温がぐんぐん上昇しています。
写真は先週土曜日の水と土の芸術祭アートガイドツアーで鑑賞した作品のひとつで、これもとってもユニークなものです。
「佐2」原生―立つ土
アーティスト:関根哲男 会場:佐潟 です。
生命は、土から生まれ土に帰り、無数の生命が土に連なっている。佐潟の稀有に豊かな自然を背景に得て、この土が力強く立つ姿を描き出し、土の強さと、自然・生命の尊さを訴えていく作品。(水と土の芸術祭ホームページ作品解説より)
ツアーでは、アーティストの関根さんが直接解説をしてくださいました。リサイクルショップで売れ残ったズボンを300本ほど仕入れてきて、中に土を入れて立たせ、ウエスト部分の開口部に雑草(雑草ということを強調されていた)を植えた作品とのことでした。そして、雑草を枯らさないように地域の方が毎日水やりで協力してくださっているとのこと。豪雨では作品にダメージを与えてしまうでしょうが、雨がまったく降らないというのも維持に大変だろうと、野外芸術の難しさを感じました。
さて、県内の小中学校は、もうすぐ夏休みに入るところがほとんどだと思いますが、小中学校等で配布される「学校だより」を真似て、本学も8月から「大学だより」を発行し、市民の皆様に回覧いただく計画を立て、本学の地域連携推進室が中心となって準備を進めています。地域の皆様に、より大学を理解して頂き、また本学も地域の皆様のお役に立てるように努力して参ります。連携をさらに強化するために、来週7月30日には、村上市役所において、村上市と本学との間に包括連携協定を締結する調印式を行う予定になっています。