新潟リハビリテーション大学
 
就職相談会開催と公認心理師法案衆議院で可決

就職相談会開催と公認心理師法案衆議院で可決

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おとといの学生就職相談会には、全国各地15都府県より、多数の病院・施設等の新卒採用ご担当者様よりお越しいただきありがとうございました。学生の人数よりはるかに上回る(約1.5倍強)数の病院・施設にご参加いただき、主催者側としてはうれしい限りです。学内の会場も3箇所に分散して実施いたしましたが、学生の行き来に時間がかかったり、時間制限もあったりして、学生が回りきれずに長い間お待ちいただいた病院・施設様もあったかもしれません。

本学医療学部は、理学療法学専攻と言語聴覚学専攻が先に立ち上がり、すでに卒業生を輩出していますが、作業療法学専攻は平成25年度に遅れて立ち上がったことから、まだ3年生までしか在籍していません。そのため、今回の就職相談会は、理学・言語向けの会でした。来年度からは作業も加わり、さらに盛況が予想されます。待ち時間等の反省点は改善に向けて努力していきたいと思います。卒業生が、早くも採用側として顔を見せに来てくれている場面もあり、活躍を頼もしく思いました。私自身も大学院ブースを出展しました。相談に来てくれた学生さんたち、ありがとうございました。

さて、昨日は、本学にとっては来年度以降にかかわる大きなうれしいニュースがありましたが、世間では他のニュースに隠れて、報道されていないようでした。それは、このブログのタイトルにも記載したとおり、「公認心理師法案」(189衆法38号)が衆議院本会議において全会一致で可決されたということです。法案は参議院に送られ来週の委員会で審議される見通し、今月27日までの第189回通常国会で成立する見込み、そして施行は2年以内の政令で定める日のため、平成29年の春頃になる可能性が高いとのことです。心理に関する国家資格は必要と議論されながらも、これまでひとつもありませんでした。昨日の衆議院での可決により大きく前進し、ようやくはじめての国家資格「公認心理師」が誕生する可能性が高くなってきました。本学ではタイムリーに来年度より「リハビリテーション心理学専攻」を立ち上げます。カリキュラムも「公認心理師」養成に必要とされるものを提供していきます。

明日(9月5日土曜日)は本学の本格的な入試の初回、AO入試の試験日です。受験生の皆さんはお気をつけてお越しください。私も明日は学長室で待機しています。