先日来の大雪と格闘しながら疲労が蓄積しつつあった村上市民に、いや、日本の全国民に、昨日は、うれしいニュースが届きました。平野歩夢選手、よく頑張ってくれました。おめでとうございます!すでに本学の他のブログでも記事がありますので、そちらもご覧いただけましたら幸いです。
平野選手が出場する昨日のお昼前、本学のテレビを設置してある場所には、多数の教職員・学生が詰めかけました。手作りのスティックバルーンまで用意されていました。このいっときの観戦タイムは、業務の休憩時間ということで柔軟に対応させていただき、私も事務局前のテレビ画面にくぎ付けになりました。3回の競技時間になるたびに、「先生、始まりますよ」の電話をいただき、テレビ前に駆け付けました。皆で見ると、感動は何倍にも膨れ上がります。
平野選手は小さい頃から、村上市にある日本海スケートパークで練習されていたとのこと。この練習場は、お父様の熱意により、行政と応援グループが動き、何もなかったところから一からはじめて、作りあげていった施設と聞いています。そのような周りの動きと、そして、何といっても本人の努力は素晴らしい!1年前の大けがからも、熱心なリハビリを続けた結果、見事に回復し、さまざまなプレッシャーをかけられながらも、強靭な精神力をもって、すべてを跳ねのけてきた結果でしょう。強い志があり、目標に向かって努力を続ければ夢は実現するのです。国家資格取得を目指す、本学の学生にとっても、希望が与えられたことと思います。
ここ村上は、新潟県最北端の小さい町ですが、地域一丸となって、皆さんの夢を育んで応援する風土があります。都会に比べれば、さまざまな施設も立派ではなく、生活環境も不便なところがあるかもしれません。しかし、この地の温かい人情に支えられ応援され、大きな目標も達成できるのです。
本学も学生の皆さんの夢の実現に向けて全力をもって支援していきます。平野選手が1年前にたたかっていたリハビリも心の問題も、本学では両方を学ぶことができます。