昨日、本学の非常勤講師の平田先生より、とても珍しくスーパーで見かけたこともない、写真のようなくだものをお裾分けしていただきました。ご自宅の庭で収穫された”POP”という名前のくだものだそうです。”POP”って聞いたことのない名前だったので、どんな背景をもつものだろうかとネットで検索してみましたが、私が調べた限り見あたりませんでした。名前は確かに”POP”、何度か聞き返して確かめたので間違いないと思いますが… いただいた瞬間から学長室の中が、とても良いフルーティーな香りで充満されました。皮はマンゴーのように容易にするするとむけ、果肉もマンゴーのような濃い黄オレンジ色の見た目で、食感も軟らかくそのとおり、そして、味と香りは始めて体験するようなエキゾチックなものでした。大きさはレモンくらいで、果肉の中には黒い碁石のような種が中心部にいくつも詰まっていました。この種を植えたら”POP”の木が生えてくるのだろうか?と思いながら、どんな木なんだろうと想像をめぐらしました。
大雨の被害が拡大しています。そして今朝には関東地方でやや大きな地震もありました。各地で多くの人々が先の見えない困難な生活を強いられているようですが、災害は思いがけずに突然やってきますので、明日は我が身かもしれません。困ったときはお互いに助け合って、希望を捨てずに力強く前進していきたいものです。今月9月はちょうど防災月間でもあります。本学では大地震時にとるべきとっさの行動と避難の指標となるポスターを作製し、先週、学内の多くの場所に掲示しました。学生用の手帳式携帯用の初動マニュアルも準備しましたので、後期開始時に配布する予定にしています。
今日明日(土曜日曜)と私は歯科基礎医学会学術大会に参加しています。私が若い頃に学会デビューを果たしたのがこの学会であり、あの頃を思い出すと懐かしく感じますが、当時とは発表形式や内容も随分と変わってきています。明日はオワンクラゲの発光機構を解明し2008年にノーベル化学賞を受賞された下村脩先生による「緑色蛍光タンパク質GFPの発見」と題した特別講演もあり楽しみにしています。今回の学会のプログラム集の表紙は、加茂水族館提供によるクラゲの写真になっています。