今日は本学のAO入学試験日です。私が大学受験をした、はるか数十年前には、AO入試のような入試形態はありませんでした。最初に取り入れたのは、1990年慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスと言われていますので、約25年前から徐々に、主に私立大学を中心に浸透してきたといえます。
AO入試とは、アドミッション・オフィス入試のこと。文部科学省の大学入学者選抜実施要項によれば、「詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって、入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲、目的意識等を総合的に判定する入試方法」とあります。また、入学者の早期確保防止のため、文科省ではAO入試の入学願書受付を8月1日以降とするように通達していますが、それでも推薦入試の受付(原則11月以降)よりは早いため、最も早く行える入試形態といえましょう。ちなみに学力検査を課す場合の入試期日は2月1日以降と定められていますので、あと約5か月経たないと実施できません。高校教育に対する影響や受験生への負担に対する配慮のためがあるようです。AO入試は早期に合格が決まることで、入学までに空白期間が生じることから、モチベーション低下につながらないように、本学でも合格者には「入学前課題」を課し提出を求めています。
さて、今日は私の住んでいる新潟市で大きなイベント?がありました。BRT(bus rapid transit バス高速輸送システム)が開始されたことです。新しいもの好きの私は早速、今朝の通勤で青山⇒新潟駅間の始発の連節バスに乗車しました。普段は自宅から新潟駅まではJR利用ですが、今日はBRTに…、もの珍しさや好奇心から乗車する人たちもいて車内は大混雑、さらにバス停には大量の報道陣が待ち構えていました。そして混雑や不慣れもあり、始発から遅延がみられました。もう少したって落ち着いた頃には定時運行になっているでしょうか? 車内の通路は、一部かなり狭い箇所があるのが気になりました。写真は私が乗ってきた連節バスが新潟駅前のターミナルに到着したところです。