新潟リハビリテーション大学
 
教育ITソリューションEXPOに行ってきました

教育ITソリューションEXPOに行ってきました

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18日(水)から3日間、東京ビッグサイト、東京ファッションタウンビルで「第7回教育ITソリューションEXPO」が開催され、私は最終日の20日(金)に会場に行ってきました。教育分野日本最大の専門展とのことで、大学関係者だけでなく、小中高、特別支援学校、教育委員会、塾・予備校、専門学校、企業関係者らが大勢訪れており、どこへ行っても非常に混雑していました。

展示会だけでなく、多数のセミナーが用意されているのも魅力でした。私もいくつか拝聴させていただきました。その中の1つ、(独)日本学術振興会 理事長、中央教育審議会 前会長の安西祐一郎 氏による基調講演「高大接続改革とアクティブラーニングの実現-ICTをいかに活用するか-」はホットな話題であり大変興味深く、60分の講演時間では足りず、もう少し聞いていたい…と思うくらいでした。関係者の関心の高さが反映され、会場となった1000人収容の国際会議場は満席となり、受付時に座席の指定を受けるほどでした。

本学でも、今まさしく、高大接続改革(高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜は相互に密接に関連し合うものであり、新しい時代にふさわしい高大接続の実現のためには一貫した取組が必要であることから、三者の一体的改革に取り組むことが求められています。)の一環として、多面的・総合的な入試の導入を準備しているほか、3つのポリシー(アドミッションポリシー:入学者受け入れ方針、カリキュラムポリシー:教育課程の編成方針、ディプロマポリシー:卒業認定・学位授与に関する方針)の見直しを行っている最中であります。明解な本講演を聞いて、高大接続改革の本質の部分がわかり、少しスッキリした気がします。

展示会場は、通路を歩くのも困難な人だかりがあり、また、680社もの出展の中からどれを見たらいいのやらと悩ましかったのですが、事前に時間を決めて待ち合わせをしていた方たちの適切な案内により、効率よく見て回ることができました。某企業の展示にあった機器の導入例の大学名に、本学の名前を見つけてうれしくなりました。