新潟リハビリテーション大学
 
令和4年8月豪雨災害功労者 「感謝状授与式」

令和4年8月豪雨災害功労者 「感謝状授与式」

昨年8月の豪雨災害により、近隣地域は甚大な被害を受けましたが、住民たちが日ごろから高い防災意識をもって適切な行動をとったこともあり、ひとりの人命を失うこともありませんでした。国土交通省のホームページにも、土砂災害に関する理解が功を奏し確実に避難できた好事例として、村上市小岩内地区の令和4年8月大雨土砂災害警戒避難が紹介されています。

被災者の支援に際しては、本学の一部の学生たちも、猛暑とコロナ禍の過酷な環境の中で、お盆休みを返上して、ボランティア活動に当たってくれました。このたび村上市より、全国191(人命救助2、人的支援144、物的支援8、義援金2、見舞金35)の個人・団体の豪雨災害功労者・団体とともに、本学(学生たちのボランティア活動)に対しても、感謝状が授与されました。

3月18日(土)、村上市民ふれあいセンター大ホールにおいて、「令和4年8月3日からの大雨による災害復興・防災シンポジウム 水害から命と暮らしを守る~豪雨災害を振り返る~」があり、私は、以下に記した、第1部・2部ともに出席してきました。第1部の感謝状授与式には、ボランティア活動をしてくれた学生たちのうち、代表2名(医療学部理学療法学専攻3年生)もいっしょに出席してくれました。

第1部  ■ 令和4年8月豪雨災害功労者 「感謝状授与式」

第2部  ■ 災害体験談パネルディスカッション「令和4年8月豪雨災害を振り返る」 ■ 講演「水害から命と暮らしを守る」講師 田村 圭子 氏(新潟大学 危機管理本部 危機管理センター教授)   *写真や防災用品の展示もありました。

B3サイズ(375×525mm)の、とても大きく立派な、額に入った感謝状をいただきました。当初、シンポジウム・感謝状授与式は12月24日に予定されていたのですが、当日は暴風雪のため延期となり3月のこの時期の開催となったのでした。そのため、感謝状の日付が12月24日になっております。

豪雨災害を振り返り、自らの身を守る「自助」、地域を助け合う「共助」の重要性を一緒に考えるということがテーマになっており、パネルディスカッションでは、実際に大きな被害にあった3つの地域の区長さん、消防団の方、防災士さんなどから、貴重な体験を聞くこともできました。地域コミュニティの強化と防災活動の一体化についても学びました。

災害はいつどこで起こるか、予測がつきません。日頃から高い防災意識を持ち、備えておくことの大切さを改めて実感しました。