本学E棟玄関前には、アート作品のような花々が並んでいます(写真)。植木鉢も木の幹の断面を利用したものなど、さまざまな工夫がなされています。某教授の高尚な趣味によって、大学の周りの美化が保たれ、一年中、季節の花々が目を楽しませてくれています。小さい大学であるがゆえ、このようなちょっとしたことでも、随分と印象や雰囲気が和らぎます。
適度に分割されて続いた連休も今日で終わりです。明日からは、普段の日常が戻ってきます。学生の皆さんは、これからが本格的な授業やサークル活動のスタートです。
一方で、いわゆる5月病が心配される季節にもなります。特に1年生の皆さんは、基礎的な勉強に意味を感じなかったり、はじめてでわからないことや難しいことに直面したりして戸惑っている人も多いでしょう。また、4月までは気が張っていたのが連休で緩み、変化した環境に適応しきれないまま、心が揺らいだり落ち込んだりして、やる気が出ない場合もあるかもしれません。
しかし、人はどんなことであっても意味やおもしろさを見出し、何らかの成果を残したり努力が報われたりするようなことがあると、喜びを感じられるようになるといわれています。また、たいていのことには慣れることで、不安や心配、苦痛などが減っていくともいわれています。5月病かな?と思っても、今を乗り越えれば大きく成長していきます。少し待つといろいろな状況も変わってきます。ひとりで悩んで結論を急ぐ必要はありません。どうしても大変な場合は、ゼミ担当教員や話しやすい教職員に相談してくださいね。