新潟リハビリテーション大学
 
5月18日より「食べる力をつける教室」を開催します

5月18日より「食べる力をつける教室」を開催します

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連休中の大学業務はカレンダーどおりとなっていますので、今週は月曜と金曜が通常出勤です。今、大学構内では、ちょうど学長室の窓から見える位置にツツジが満開となっています(写真)。

さて、2週間後の5月18日より、村上支部老人クラブ連合会に所属される皆さんの中から、希望して申し込んで頂いた方々を対象として参加費無料で「第1期 食べる力をつける教室」を本学のサロン教室において開催致します。今回が初の試みとなるので第1期ですが、このあと第2期、第3期と続けて開催していきます。第1期は全10回で、7月20日までの毎週水曜日の午後にトレーニングを実施していきます。この教室は、昨年度採択された「文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 事業番号S1513004L」研究プロジェクト名「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」の助成を受けて実施するものです。

トレーニング開始前の初回と最終回は、食べる機能についてのさまざまな検査を行い、間の8回でトレーニング指導を行うほか、自宅でもトレーニングを実施していただきます。トレーニングに必要となる小器具類も、すべて無料で差し上げ、教室終了後も引き続き使っていただけます。トレーニングメニューには、かむ力の訓練、歯や口の清掃方法、呼吸訓練、舌の訓練、食事指導、飲み込み体操などがあります。

食べることは生きることと直結しています。また、最近話題となっている日本人の死因第3位の「肺炎」特に高齢者で多い「誤嚥性肺炎」の予防のためにも、食べる力をつけ口の中を清潔に保っておくことは大変重要なことです。

別な曜日には、同じ老人クラブ所属の方々を対象とした「転ばぬ筋力アップ(転倒予防)教室」も先行して開催されていて、両方の教室に参加される意欲ある方々もいらっしゃいます。本地域の高齢者がますます元気になっていけるよう、微力ながら支えていきたいと思います。参加される皆さん、5月18日にお目にかかりましょう。私も直接、検査やトレーニングにかかわっていきます。